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「塩分」ではなく「塩蔵品」だけが胃がんの原因なら

最近の研究では、「塩分の取り過ぎ」が胃がんなどの原因なのではなく、「塩蔵品」ががんの原因だと明らかになってきているようです。 そこで質問なのですが、生の魚に塩を振って焼いた「塩焼き」は、この観点から判断すると、塩蔵品ではないからセーフなのでしょうか。 それから、ふりかけの「ゆかり」とかはどうでしょうか。ワカメの塩蔵品とは違い、シソそのものが塩蔵されているわけではないので大丈夫ですか。

みんなの回答

回答No.5

ピロリ菌のことばかり回答されているけど、ピロリ菌と塩分の相関関係は証明はされてはいない。 (そのうち証明される日がくるかもしれないけどね) 塩分(正確に言うと塩化ナトリウム)が胃がんの理由になっているのは、まず「なぜ胃は自分自身を消化してしまわないのか?」という疑問から説明しなければならない。 胃が自分自身を消化しないのは、胃の副細胞(粘液細胞)かた分泌される粘性多糖類が胃の粘膜全体に広がってバリアの役目をするからだ。 一方、胃の主細胞から分泌されるペプシノーゲンと胃の壁細胞から分泌される塩酸が化学反応を起こして、胃の消化酵素ペプシンが生成される。 胃にバリアが張り巡らされているとペプシンはそのバリアを通過できないので、胃は消化されずにいるということだ。 塩分を含む食べ物を摂るとそこから塩化ナトリウムが出てくる、この塩化ナトリウムがさきほどのバリアを溶かしてしまうということが研究から分かっている。 バリアが無くなったところにペプシンが付けば胃が自己消化されてしまう。この反応が急激に起こる場合がいわゆる胃潰瘍である。 反応がゆっくりな場合、胃潰瘍まではいかなくても胃は自己消化され、ダメージを受ける。 胃には高速自己修復機能があるけど、その修復が失敗したときに胃がんが発生する。 特定の食品というよりは塩分濃度の高い食べ物全般が胃がんになりやすいと思ったほうがいいね。

  • rokutaro36
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回答No.4

他の方の回答と矛盾しませんよ。 「胃の中で食塩の濃度が高まると粘膜がダメージを受け、胃炎が発生し、発がん物質の影響を受けやすくなることが示されています。そのような環境では、慢性的に感染することにより胃がんリスクを高めることが知られているヘリコバクター・ピロリという細菌の感染も起こりやすくなることが知られています」 と、ちゃんと書かれています。 ヘリコバクター・ピロリというのが、 ピロリ菌の正式名称です。 塩であろうと、塩蔵品であろうと、塩の取りすぎは、 ピロリ菌の感染を誘発するので、癌になりやすくなる ということです。 塩蔵品だけが、良くないのではないのです。 塩の取りすぎそのものが、良くないなのです。

  • Oubli
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回答No.3

#2さんの回答を少し補足したいと思います。 ピロリ菌は1980年代に発見され、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・萎縮性胃炎との関連が明らかになりましたが、胃癌との関係も当然研究されました。その結果、ピロリ菌が胃癌のリスクを高めるといったどころではなく、ピロリ菌未感染者からは胃癌はほとんど発生していないことが解りました。また、ピロリ菌を除菌すれば胃癌のリスクが、消滅こそしませんが有意に減ることも明らかになりました。以上のことからピロリ菌は胃癌の主要原因と考えられています。 ただ、ここで考えなくてはならないのは日本の高齢者ではピロリ菌感染率が極めて高いことです(70%以上)。感染者のなかで胃癌になるのは一部ですから、他にも胃癌のリスクファクターはありそうですね。直接的には萎縮性胃炎の進行度だと思うのですが、塩分の摂取過多が萎縮性胃炎の進行と関連している可能性はあります。塩分摂取の多い地域では胃癌も多いといった疫学データがあります。しかし、塩分ないし塩蔵品を減らせば胃癌も減ったというようなデータはありませんので、医学的にこれらが胃癌の原因であるというのは正しくありません。

amadaira
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 それなのにどうして、塩分を減らせ、塩蔵品を減らせって言うのでしょうか? すべて、ピロリ菌保持者に対するメッセージであって、無保菌者には無関係なのでしょうか。 (でも保菌者には塩分云々じゃなくて除菌を勧めるべきですよね)

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13692)
回答No.2

胃癌のほとんどの原因はピロリ菌とストレスです。塩分とは関係ありません。高血圧に悪いだけです。

  • rokutaro36
  • ベストアンサー率55% (5458/9820)
回答No.1

(Q)最近の研究では、「塩分の取り過ぎ」が胃がんなどの原因なのではなく、「塩蔵品」ががんの原因だと明らかになってきているようです。 (A)誤解です。 下記を参照してください。 http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/260.html (Q)生の魚に塩を振って焼いた「塩焼き」は、この観点から判断すると、塩蔵品ではないからセーフなのでしょうか。 (A)そうはならない。 塩蔵品の塩分濃度が濃いだけの話。 塩をたっぷりかければ、同じこと。 塩蔵品が特に悪いという可能性はあるが、それを証明する証拠はない ということが、上記のサイトでわかるでしょう。 要するに、他の食品も同じこと。 塩は塩です。

amadaira
質問者

お礼

回答ありがとうございます。他の回答とも食い違いますし、URLも見ましたが、釈然としません。当然、塩蔵品以外の塩分摂取とガンは無関係な方が都合は良いのですが、真実を知りたいので、「ピロリ菌もいなくて、塩蔵品を控えていても、塩分を取り過ぎるとガンのリスクが増す」という主張でしたら、理由を分かりやすくお願いします。

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