- ベストアンサー
厚生年金
企業勤めで厚生年金の事に無知な物です。お付き合いのほどよろしくお願いいたします。 判らないので教えてください。婚姻歴無しの単身者だという仮定でお願いします。 1.今天引きされている金額はどうやって決められているのですか? 2.25年間納めたら厚生年金を貰える資格があると聞いていますが、25年以降も納めるのですか? 3.今何歳の方は将来何%貰え、何歳の方は何%貰えるなどという話(将来予測)をTV等で時折見ますが、何に対しての何%なんですか? 4.現時点で厚生年金を受給している方の支給額はどうゆう計算式で支給されているのですか? 5.25年間年金を納めたら、それ以降納める・納めないは任意に選択できるのですか? 6.25年間納めた後に、何らかの理由で無職や無収入の状態が続いた場合、国民年金を納めなくていいのですか?無収入の人も国民年金を納付しなくてはならないのですか? よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ご存じだと思いますが、国民年金と厚生年金についてまず簡単に書きます。 国民年金は主に自由業や農業などに従事する人が加入するもので、20歳以上60歳未満の人全員の加入が義務付けられています。 一方、厚生年金はサラリーマンが加入する年金で会社勤めの人全員が原則加入します。会社勤めなら、中卒以上70歳未満の人が原則加入します。この厚生年金に加入すると自動的に国民年金にも加入したことになります。会社勤めでなくなると、ご自分で国民年金に単独で加入する必要があります。つまり、どんな職業の人でも国民年金には全員加入が原則です。 したがって、国民年金に加入すると老齢基礎年金が給付されますが、厚生年金に加入すると老齢厚生年金のほかに老齢基礎年金も合わせて給付される仕組みになっています。 ちなみに、公務員などは共済年金に加入することになっていますが、今年の10月に厚生年金に統合されることになっています。 1.今天引きされている金額はどうやって決められているのですか? →給料に見合った額が徴収されています。具体的には、標準報酬月額という区分された等級ごとに徴収金額が決められており、給料が高い人ほど多くの金額が天引きされます(上限はあります)。ボーナスについても同様です。 本人と会社が折半して支払っていますので、ご自分の天引き額の倍額を掛けていることになります。 2.25年間納めたら厚生年金を貰える資格があると聞いていますが、25年以降も納めるのですか? →会社勤めをしている限り厚生年金に加入義務があります。上限は原則70歳までです。2017年4月には、25年間から10年間に短縮される予定です。(ただし、後述するように、加入期間が短いとその分もらえる年金額は少なくなります) 3.今何歳の方は将来何%貰え、何歳の方は何%貰えるなどという話(将来予測)をTV等で時折見ますが、何に対しての何%なんですか? →所得代替率のことだと思います。 http://www.mhlw.go.jp/nenkinkenshou/verification/ http://allabout.co.jp/gm/gc/22230/2/ つまり、現役サラリーマンの収入の何%の年金がもらえるかということです。以前は60%を超えていましたが、将来は50%を下回るのではないかと危惧されています。人口構成などの条件により変動しますが、政府としては何とか50%は確保したいとしていますが難しいところです。 4.現時点で厚生年金を受給している方の支給額はどうゆう計算式で支給されているのですか? →老齢基礎年金は、20歳から60歳まで加入していれば満額(現在は年額780,100円)もらえますが、何らかの理由で40年間を下回っていればそれに応じて減額されます。 一方、老齢厚生年金のほうは、サラリーマン時代に掛けた保険料の総額に応じて受給額も増えていきます。したがって、たくさん保険料を支払っていればそれだけ多くの年金をもらうことができます。受給額の計算は単純に支払った保険料に比例しているのではなく、物価の変動に応じて補正された額で計算されます。物価が上がっている状況では、同じ金額であれば、昔に支払った保険料ほど高く評価されます。 5.25年間年金を納めたら、それ以降納める・納めないは任意に選択できるのですか? →納めた期間にかかわりなく、会社勤めであれば厚生年金の保険料の支払い義務があります。 国民年金は原則60歳までです。 6.25年間納めた後に、何らかの理由で無職や無収入の状態が続いた場合、国民年金を納めなくていいのですか?無収入の人も国民年金を納付しなくてはならないのですか? →60歳前に会社を辞めると、国民年金の保険料をご自分で支払います。無収入などであれば免除制度があります。免除されると幾分受給額は減ることになりますが、何も手続きしないよりはいいです。もし蓄えがあれば、無理してでもそこから支払ったほうがいいかもしれません。
その他の回答 (2)
- y-y-y
- ベストアンサー率44% (3099/6965)
まず、最初に、質問の内容から、年金の名称が混乱・混同をしているようですので、このほかにも、年金の名称が有りますので注意してください。 1. 厚生年金は、標準報酬月額で決まります。 厚生年金は、給与所得者(会社員、パート等)ならば、標準報酬月額で社会保険(厚生年金、健康保険、雇用保険、労災保険、など)の金額が決まる。 標準報酬月額とは https://www.google.co.jp/#q=%E6%A8%99%E6%BA%96%E5%A0%B1%E9%85%AC%E6%9C%88%E9%A1%8D%E3%81%A8%E3%81%AF 2. 「国民基礎年金」は、最低が25年で、「厚生年金は」は、最低が「1ヶ月」ですが、年金の名前が混同していますね。 これらの、民数未満では、年金額は満額にはなりません。 国民基礎年金は、60歳まで納付義務がありますが、60歳を過ぎても給与所得者ならば厚生年金の納付義務があります。 3. たぶん、マスコミの場合は、国民基礎年金の、満額条件の20~60歳の40年間に対してと、、満額の金額平成27年4月分からの年金額 780,100円に対してでしょう。 厚生年金の場合は、その加入期間に対して、国民基礎年金と、厚生年金の2種類の年金が支給されます。厚生年金の国民基礎年金に相当する部分の計算は、国民基礎年金に準じて計算0しますが、厚生年金の部分は1.で回答の標準報酬月額で年金額の計算をします。 4. 国民基礎年金の計算方法(下記サイトの上半分)と,厚生年金の計算方法(下記サイトの下半分) http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3902 5. 繰り返しますが、2.でも回答の通り、国民基礎年金は20~60歳が加入義務です。 厚生年金は、給与所得者(会社員、パート等)ならば、中卒の未成年でも、定年後の60歳を過ぎても社会保険としての加入義務があります。 この両方の加入条件から外れるならば、加入義務は有りません。 国民基礎年金の年数が足りないならば、定年後も「任意加入」が出来ます。 給与所得者でなくなると(つまり、退職すると)、自分で、国民基礎年金への変更手続きが必要となります。この手続きをしないと、国民基礎年金が「未納」の扱いとなります。(厚生年金の解除手続きは、会社がするかしないか分かりません。どっちにしても厚生年金は未納となり強制解除です) 6. これも繰り返しますが、25年とは国民基礎年金のことならば、60歳までの加入義務があります。 無職・無収入ということは、給与所得者(会社員、パート等)でなくなれば、厚生年金の加入者ではなくなるので、国民基礎年金に加入ということになります。 つまり、無職・無収入であっても、60祭までは国民基礎年金の納付義務となります。 無職・無収入で国民基礎年金の掛け金が納付できないならば、免除申請(全額免除/一部納付)をしましょう。 国民基礎年金の免除申請の条件、申請方法は下記サイト http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3770 申請が認められるないと,「未納」となって、未納の間は、期間の計算もしないし、国民基礎年金の年金額にも計算されません。(未納の期間は、○×表の、×の状態となって、年金関係には全然反映しなくなる) 国民基礎年金が未納の状態となると、日本年金機構から何度も警告文書等が来ます。 その文書が来ても相談にも行かずに、何度も放って置くと、差押さえの通知が来ます。 ここの過去質問にも、差押さえの警告が来たけどどうすればいいか、等の質問があります。 ★ 繰り返しますが、ここのカテゴリーは「厚生年金」ですが、私の回答には「国民基礎年金」も含んでいますので、「厚生年金」と「国民基礎年金」を混同しない様にして下さい。
お礼
ありがとうございます。
- f272
- ベストアンサー率46% (8622/18440)
1.今天引きされている金額はどうやって決められているのですか? 基本的には4月から6月までの給与として支払われた額によって決まります。年の途中で給与が改定された場合などには変更されることはあります。 2.25年間納めたら厚生年金を貰える資格があると聞いていますが、25年以降も納めるのですか? 当然に収める必要があります。 3.今何歳の方は将来何%貰え、何歳の方は何%貰えるなどという話(将来予測)をTV等で時折見ますが、何に対しての何%なんですか? TV等が何を言っているのかはわかりませんが,通常は年金保険料として支払った額を現在価値に変換したもの(これは今後の物価や金利の変動によって変わります)に対してに割合です。 4.現時点で厚生年金を受給している方の支給額はどうゆう計算式で支給されているのですか? 基礎年金は http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3222 厚生年金は http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3223 5.25年間年金を納めたら、それ以降納める・納めないは任意に選択できるのですか? 出来ません。厚生年金の加入者になる条件を満たしているのなら,年金保険料を支払います。 6.25年間納めた後に、何らかの理由で無職や無収入の状態が続いた場合、国民年金を納めなくていいのですか?無収入の人も国民年金を納付しなくてはならないのですか? 60歳になるまでは国民年金を納める義務があります。所得が少ない人は免除を申請すれば認められます。申請しないままだと未納になってその期間は全く無年金になりますが,申請をして免除が認められればその期間でも満額を支払った人の1/2の年金がもらえます。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。