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「絶縁抵抗が落ちる」とは
工場などで電源を必要とする測定器(水を測定)での話なのですが、 漏電しているという認識で正しいのでしょうか?
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電源ケーブルがむき出しになっていないのは、感電しないように樹脂コーティングしてあるから、 というのと同じ意味での「絶縁」(電気を通さない)が求められている、というだけです。 とはいえ、世の中でどれだけ電圧をかけても電気が通らないか、というとそこまで頑固な物質もなく、ある電圧を超えると放電のように電気を通してしまい、「絶縁破壊」(電気を止めきれない)ことが起こります。 そのため、絶縁体がどれくらいの抵抗値をもっているか、という「絶縁抵抗」の値を確認しながら、感電・ショート(短絡)・漏電などが起きないか、という設備保全をします。 ご質問の「水」を測定しているというのが奇妙ですが、「水の抵抗値」であれば、「純水」の「純度」の目安として測定されることがあります。 水そのものは電気を通さないのですが、そこにミネラルなどイオンが溶け込むと、それが電気を運ぶ役目をして抵抗値が下がってしまいます。つまり、純水として抵抗値が規定より高いものを供給しないといけない、という監視のために、抵抗値を測っていたところ、なにか不純物が混ざって抵抗値が落ちているから、純水の質が落ちているのでは、と話題が出ているのではと思います。
お礼
早速の回答ありがとうございます。納得がいきました。