40歳のうつ病患者が抱えるトラウマと解決策について

2015/06/26 17:00

このQ&Aのポイント

40歳のうつ病患者が過去の虐待体験から抱えるトラウマについて、自己否定感や自殺願望などの強い感情が頭をよぎります。
心理療法や薬物治療は一時的な効果しかなく、根本的な解決策が見つかりません。しかし、他の方法を探すことで克服の道が見えてくるかもしれません。
自分の価値を再認識し、自己肯定感を高めるために、サポートグループへの参加や専門家とのカウンセリングを試してみることが大切です。

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心の病気・メンタルヘルス
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専門家の回答 ( 1 )

専門家
吉田修（@osamucom0409）産業カウンセラー

2015/06/26 18:53 回答No.1

こんにちは。読ませていただきました。 >基本的に生まれてから18歳まで殴られて育てられてきました。お辛いですね。これは大変つらいと思います。このように育っていくと、自分は自分の素のままでいていいのかという自分を大切にする心が育てられにくくなりますし、第一、自分に自信が持てなくなりますね。しかし、方法がないわけでもないですし、実際に頑張っている人もいますから、無理ではない話ではあります。私のコーチングの師匠は、家に木刀があって、何かあると父親に木刀で滅多打ちにされたといいます。これ、DVどころの話ではなく、家庭内暴力そのものです。ではどうしたかといえば、まったく逆のことをお考えになったようです。どうやったら、これをネタにできるか。笑い飛ばすにはどうしたらいいか。あなたの例ですと、あなたを殴り続けてきた人に対して殴り返すだけではなく、どうせ復讐するのなら、圧倒的に乗り越えて結果として復讐するということだと考えています。私は思うのですが、本当はあなたを殴り続けてきた人たちのことを許せないと思うんです。しかし、憎んでも憎み切れなくなって、あなたを殴り続けてきた人に自分を明け渡してしまっているのだと思います。その方が自分の心の中で考えることが少なくて済むからです。どうも人の心というものは、相手がどんなにひどい人であっても、関係性が密であればあるほど、相手に依存してしまうということがあるようなんですね。しかし、相手には相手の人生があるように、あなたにはあなたの人生があるわけですし、それぞれの課題がありますので、これを明確に分けて考えることがとても大切になってきます。あなたにはやるべきことや考えるべきことがあるというように、あなたは他人の課題を引き受けてはいけない。あなたに向けられた暴力は不幸なことですが、その暴力に飲み込まれてはいけない、相手の人生の課題を暴力によって引き受けてはいけないということです。相手の立場になって考えてみれば、あなたに暴力をふるうことで、自分の課題をあなたに投影して押し付けていたと思われますし、自分が自らの課題から逃れようとしていたのですね。だとすれば、あなたが本当に悪いわけではないと思います。そして、あなたがこのように苦しんでいることは、このようなそれぞれの課題があるのに…、ということを既に分かっており、これは乗り越えられることが可能だとお考えだからだと思います。私は、あなたなら絶対に、乗り越えられると信じています。どうぞ、ご自分の居場所と仲間を大切にしてください。あなたにはご自分がリラックスできて、安心できる居場所を作ってほしいと思います。どんなところでも結構です。誰とだっていいので、そんな場所で、じっくり考えてみてほしいなぁ、と願っています。たまには外に出て、本当は自分は何がしたいんだろう、と考えてみてください。応援してます。