貸金の遅延損害金と慰謝料について

質問

はじめまして

会社を経営している方に、600万円を投資しました。
株を買い戻したいという意向があり、利益が出ていないので・・・ということで
利息７％で誓約書をもらいました。
二度の延期依頼（１週間、また１週間）があり、先方の申し出で、今は735万円の書面をもらっています。
ただ、今回もどうも遅れそうです。

法に訴えることも視野に入れています。
そもそも、遅延損害金の計算（法律の上限かもしくは相場的なもの）はどうしたらよいのでしょうか？
また、先方の支払いを当てにして、当方も知人に借りており、非常に信頼を失いました。
こういう状況で、慰謝料というのは取れるものでしょうか？
取れる可能性があるなら、どれくらいを要求するのが妥当でしょうか？

専門家の方にお聞きしたいです。

回答No.1

hekiyu · ベストアンサー

"遅延損害金の計算（法律の上限かもしくは相場的なもの）
はどうしたらよいのでしょうか？"
↑
民法　第419条
1.金銭の給付を目的とする債務の不履行については、その損害賠償の額は、
　法定利率によって定める。
　ただし、約定利率が法定利率を超えるときは、約定利率による。
2.前項の損害賠償については、債権者は、損害の証明をすることを要しない。
3.第一項の損害賠償については、債務者は、不可抗力をもって
　抗弁とすることができない。

（法定利率）
民法　第404条
「利息を生ずべき債権について別段の意思表示がないときは、
　その利率は、年五分とする」

（商事法定利率）
商法　第514条
「商行為によって生じた債務に関しては、法定利率は、年六分とする。」

（利息の元本への組入れ）
民法　第405条
「利息の支払が一年分以上延滞した場合において、債権者が催告をしても、
　債務者がその利息を支払わないときは、債権者は、
　これを元本に組み入れることができる。」

”こういう状況で、慰謝料というのは取れるものでしょうか？”
　　　　　↑
とれません。
慰謝料というのは精神的損害に対する賠償で
単なる債務不履行では認められないのが通常です。

特に、金銭債権については、４１９条との関係から
特則が無い場合には、原則、法定利率以上の損害賠償は
認められません。

”専門家の方にお聞きしたいです。”
　　　　↑
この文面だけでは、正確な回答はできません。

重要な問題は、お金を払って専門家に相談することを
お勧めします。

お礼

ありがとうございました。
弁護士さんに相談してみます。