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自然保護センターというところ
神奈川県や長野県に自然保護センターがありますが、 そこで動植物の調査などをする仕事につくにはどうしたらいいですか。 どのような勉強をしているといいですか?県の公務員試験とかを受けて採用されることになるのですか?
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- furaibo
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動植物の調査をする仕事に就くって、とても大変で運が大きく左右します。 自然公園や特殊な野生動物の保護の仕事なら環境省の自然保護官、森林の管理なら林野庁の森林官がありますが、彼らの仕事のほとんどは、調査の企画をするのであって、自分たちが実際に調査することって実はほとんどありません。動植物の調査ができると思っていて、当てがはずれてがっかりしている人がたくさんいます。さらに県では自然保護関係の専任職員を採用していないところも多くあります。 動植物調査に限れば、公務員等としては、大学や研究機関(森林総研など)、博物館(動植物園含む)の自然誌部門の学芸員などです。しかし、このポストは非常に少なく、採用枠があくまで、オーバードクターとして大学の研究室に待機している人がいっぱいいて、なかなか職にありつけないのが現状です。最近は、民間でも環境アセスメントが必要となってきたので、コンサルタント会社でも調査することがありますが、他の仕事も非常に多いので、動植物調査に専念はできないでしょう。 夢を壊すようなこと書いてスミマセン。でも、そんな現状はとても厳しいのです。でも、いま民間では、環境教育をテーマに新しい事業に取り組んでいる人たちがたくさんいます。今は決して待遇は良くありませんが、お金より生き甲斐で活動している人たちが新しい道を切り開いている真っ最中です。 公務員になる人たちは大学で環境や森林、生物などを学ぶのが一番多いです。農学部の緑地環境、造園、森林生態、理学部の生物生態学など、最近は、環境科学部などという名前の学科もできています。ただ、調査・研究を目指すなら、少なくとも大学院の修士課程を出る必要があるようです。(修士でもこの職に就ける人は極限られていますが、修士をとらなければ道が閉ざされていると言っても過言ではありません。) ペリカン社で、「自然保護レンジャーになるには」という本が出ています。ここには、現職のレンジャー等が執筆に加わっているので、生の声を聞けると思います。また、自然保護センターに行ってそこの職員に話を聞いてみるのもためになりますよ。 現実は非常に厳しいと言いましたが、夢を持たなければ成れるものにもなれません。是非、目標に向かって、がんばってください。
- 参考URL:
- http://www.perikansha.co.jp/
- tonamoni
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自治体が運営していても、民間に委託しているケースも多いでようです。 また国有林も林野庁が環境行政に以降するようになったりしています。 国立公園や独立行政法人による研究機関などさまざまなので、それぞれの機関によっていろいろなアプローチがあると思います。 参考図書をURLで紹介しておきます。
お礼
どうもありがとうございました。 それぞれの機関によっていろいろなアプローチがあるのだと、思いましたが、 ではとくに神奈川県自然保護センターの場合はどうなんでしょうか。
お礼
たくさんの情報をいただいて、ありがとうございました。 たいへんそうだけど、やはり面白そうなしごとだと感じました。ありがとうございました。