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資格取得のキャリアアップのための選択肢とは?
- 24歳の私は資格取得を考えており、医師と公認会計士のどちらに進むか迷っています。
- 医師には中学生の頃の夢があり、公認会計士には興味があります。
- 現在の仕事には心身が疲弊しており、将来のキャリアアップのために一念発起しています。
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質問者が選んだベストアンサー
資格といっていますが両方とも免許ですよ。 これを誤解しないように。 資格、は、実力があるというのを第三者が認めたというだけのことです。 免許と言うのは、それを持っていなければその仕事をしてはいけないということです。 会計士は、基礎知識を持ったところから始める必要があります。 それは簿記です。簿記は資格にすぎませんが、会計を理解するためのベースですから、必須です。 一級までとる必要があります。 商業簿記と工業簿記があります。 工業簿記は一級のエリアにあります。 在庫計画や原価計算がここに入ります。 商業高校を出て優秀であれば二級ぐらいまでは達しますが、一級にはなかなかいきません。 普通は三級レベルが一般的です。 計理部とかでちゃんとやりたいと思うなら二級までは必要です。 そして、計理の実務経験を積む必要があります。 で、税理士や公認会計士の受験ができることになります。 ここで、受かるかどうかという仮定の話をするのは質問者様の気にいらないでしょうから、合格したと考えてからの話をします。おそらく10年から12年ぐらいかかると思います。 合格率は100%ということはありえませんから、それを一応いっておいてから話をすすめます。 開業するのは、相当信頼を培わないとむつかしいから会計事務所に勤めるとしましょうか。 この職業は、客先の業務の構造を理解し、方向性を納得し、税務法律を熟知してやる必要があります。 当然法律は毎年変わりますし、税率は更新されます。 プロフェッショナルなら誰より先にこれを読み暗記しなければ行けません。 客先は、儲けたかそうでないかにより次年度以降の計画を変更したりしますからそれを理解しないといけません。 それにつきあうのですから、経営コンサルタント的な立場が付け加わります。 会計事務所に勤めるのであれば、誰かが対応していた相手を引き継ぐこともあるし、自分が当たっていた客先を別の担当者に渡すこともあります。 引き継ぎ資料をきっちり作る必要がある、というより、普段きっちり資料を整理し、いつでも引き継げるようにしないといけません。 会計資料にあるものは別に不要です。しかし、そのお客の業務特徴とか方針を伝えられないようでは困ります。 自分だけが承知している、は許されません。 塾もちゃんとできない人間にできる仕事とは到底思えません。 医師はそういうことはなく、医学部に入学したときに素人であることは許されます。 ただ、それから6年間びっちり勉強と実習です。 また、独学は許されません。医師免許は医学部の履修が前提条件です。 論文を学会に提出したりして研究者と議論したりし、評価を得て卒業ができます。 医師免許を取得します。 会計士と違い、医学部での履修がきっちりできて卒業していれば免許を取り落とすことはあまりありません。 (その代り医学部に入学することの敷居は高い) まあ、医師になれた、というところから話を始めます。 これはおそらく、全部うまくいって試験も問題なければ7年かかります。 病理研究という分野もありますが、一般的には生身の人間を相手にします。 医院を開業するためには会計士よりもはるかに費用がかかります。 だから勤務医ということになるのが普通でしょう。 勤務医は毎日8時間ずつ勤務というような話はあまりなくて、外来に出るのが月曜と水曜、みたいなシフトになります。 緊急医として救急車対応の待機もありますが、全員で待ってもしかたがないからこれもとびとびでシフトです。 それこそ救急車対応で深夜の勤務のシフトもありますが、これは週に1回ぐらいです。 で、いくらもらえるかというと、スタート時は大体10万円ぐらいと考えてください。 その医療機関で外科部長だとか管理職になれば収入は増します。 そうでないと食べていけないからスポットのアルバイト的な仕事を別の医療機関でやるのが普通です。 個人医院の土曜日の午前中の診察、なんかを引き受けるのです。 腹がいたいとか、しくしく肩が痛むと言うような人間と会話をし、分析をするのが診察診断です。 あるいは同じ病気と付き合い続けている人間と会話するのが診察です。 相手がすなおにセンセイセンセイと言ってくれ従うと思ったら大間違いです。 診察前に「なんとか」ではないか、と病名を言ったり診察告知後に「これこれの疑いはないか」と言ってきます。 慢性病系の人間は医者以上に知識を仕入れ、最新の方法を知っていて、検査結果の数値で議論をしてくる場合があります。 それに対応できなければいけません。 患者ではなく家族が切り込んでくる場合もあります。 人間はいろいろな個性がありますから、これらに対応する必要があります。 新聞なんかで医療事故の問題が報道されていますからご承知でしょうけど、処置を失敗して患者の命を失うことがあり得ます。 自分に問題があるかどうか責任は、というような話は置いておいて、そういう事実が起きうるという現場です。 病気によっては告知の問題があります。 事実は事実ですけど、本人に教えるかどうか、は家族の意向を聞かなければいけません。 でもそれに従うかどうかは医師判断です。患者当人の意志の持ち方考え方哲学を了解した上説明方法を悩み決定しなければいけません。 塾もまともにできない人間がやれる職業でしょうか。 私は完全否定をするつもりはありません。 うまく今後の人生が開ける可能性がないとまでは言いません。 ですけど、ある程度の想像をきっちりした上で、それを乗り越えられるという覚悟なしに免許対応の仕事に就こうとするのは自殺行為かもしれないとだけ申し上げておきます。
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- satouenn
- ベストアンサー率13% (286/2073)
大学時代の友人に、どうしても医者の夢が諦めきれずに、現役生より10歳年上の同級生がいました。普通に一般入試で医学部に入ってきた人。なので、医者になりたいという夢を笑ったりはしませんが、その間の生活とか大丈夫ですか? 経済面でも、暮らしぶりでもいいのですが、そちらをより具体的に入学から卒業まで、タイムスケジュールのように想像して、出来そうだと、やり切れそうだという見込みのある方を選んだのでいいと思います。
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
- buke7
- ベストアンサー率16% (151/936)
医師免許の方が簡単だね
お礼
回答ありがとうございます。 医師の方ですか。やはり働きながら勉強していくしかなさそうですね。 もう少し自分で調べてから、決めようと思います。
- ROMIO_KUN
- ベストアンサー率19% (431/2248)
勉強すればどの様な方面の進路でも、成し遂げる起用さを持った人はごく少数です。 一発奮起することなく、何でもこなす頭脳をお持ちの方であれば可能です。 しかし、医師も公認会計士も、自営業です。(雇われの医師も公認会計士も居りますが) 続けるには頭脳だけでなく人格も必要です。大丈夫でしょうか。 その前に医師免許も公認会計士免許も自動車の運転免許と同じくらい簡単に考えていませんか?
お礼
回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
- catpow
- ベストアンサー率24% (620/2527)
医師 -- 資格を得るまでに、かなりのお金と時間がかかると思います。資格が得られればいいけど、かなり困難では? 公認会計士 -- 資格を得ても、優良な顧客企業が無いと、開店休業状態になりそうですよ。これは、弁護士資格も同じです。 ということで、医師は、ほぼ取得が無理だと思えます。 公認会計士は、資格を得ても、会計士のスタートラインに立っただけといえるでしょう。 食っていけるレベルになるまでが大変だと思います。 別の道を探されたほうがいいように思います。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり医師は入学するまでが困難であると思います。 入学してもその後の国家試験に合格する保証はどこにもないですから、困難です。 個人的には会計士の勉強をしながら、それに付随した勉強もしていこうと思います。 たとえば簿記や税理士の資格などは会計士の勉強をしていると共通の部分があるのでやれそうな気がします。 別の道ですが、どの方面が良いかは自分でもわかりません。 今興味あるのがたまたま会計士だったのでやれるところまでやってみたいと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 読んでて言葉の1つ1つが突き刺さりました。 とても参考になりました。 ありがとうございます。