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田中外相対外務官僚のバトルについて

田中外相就任以来、何かとゴタゴタ続きの外務省。矛盾や偏見、不可思議な従来型の慣例等。問題は確かに少なくないと思われる。そんな外務省のあり方に風穴を開けようと挑戦する外相の意欲には大いに賛同します。 ただ、今外相が取っているやり方が良いかと言うと、疑問は残る。現状では、事態の打破はもとより、本来の機能の停滞や諸外国の不信感の増大など、国益を損ねる可能性も否定出来ない。本来成すべきは、我が国の外交のあり方、自立を図ることではないか。孤軍奮闘だけでは前進しない。国民はもちろん、政治家や官僚の中にも理解者を増やしつつ、田中外相自身の自戒も必要でしょうし、国益に叶う人事の刷新も考えるべきかと思いますが皆様いかがお考えでしょうか?ご意見お聞かせ下さい。

みんなの回答

  • north073
  • ベストアンサー率51% (536/1045)
回答No.8

私の関心は、外相の外交方針がどのようなものであるかということにあります。 リーク?された「TMD反対」発言や「日米安保否定」発言もその文脈で捉えるべきだと思うのですが、外相自身がその発言内容を否定し、従来の外交方針を踏襲するような方針を示したことは、まだ外相として外交に臨むだけの準備ができていないということなのでしょう。 とりあえず、これだけの支持もあるようなので、その間に調査研究を積んで、自らの外交政策を打ち出していくべきではないでしょうか。 官僚組織との過度の対立は確かに組織としての外務省の機能低下を引き起こすものだと思います。 省内に味方を持たないようなやり方を続けるなら、田中外相が辞めたら、あっという間に元通りになってしまうでしょう。 本当に改革を志すのであれば、省内の心ある人に理解を得られるような方法を模索すべきだったと思います。(模索したが失敗したのか?) その点で、 > 国民はもちろん、政治家や官僚の中にも理解者を増やしつつ というyukotanさんの御指摘は正鵠を射ていると思います。 ただ、 > 真紀子さんの明確な政策によって具体的な成果が見えてきた時、国民の様々な懸念が改革への確信に変わることでしょう。 という点は疑問です。 むしろ、明確な政策が見えてきた時こそが、真の議論の始まりです。これは、小泉首相にも言えることですし、首相自らが認めているところでもあるでしょう。 対米協調路線をとるのか、自立を目指すのか、国民にもそれぞれの考え方があるはずです。(そしてどちらをとるかは改革-守旧という物差しでは測れないことだと思います。) そこで、「田中外相の言うとおり!」という意見と、「いや、それはむしろ国益を損なう!」という意見が出てくるはずです。 今のリーク騒動では倫理的な問題が問われていますが、そのときこそ正に日本の将来を左右する政策論争が始まるのです。 願わくば、それが真に「開かれた」政策論争であるように。 私の田中外相への評価は、外務省内部改革ではなく、そこでの議論におけるアカウンタビリティによることになると思っています。

yukotan
質問者

お礼

ご回答有難うございます。連日外務委員会での質疑のやり取りを見ていると、真紀子さんの頑張りとは裏腹に、噛み合わない議論に少々嫌気が差しています。改革への意欲は支持するし、評価もするが、これまでのような言動ではなかなか成果は望めないような気がします。省改革と外交政策のメリハリを付けながら、大胆に切り込んでほしいものです。本来の真紀子節が十分発揮されず、詰めが甘すぎるような気がします。

  • sdamau
  • ベストアンサー率7% (7/95)
回答No.7

現在の外務省のあり方を考えると、どうも日本の外務省ではなく、アメリカの出先機関になっているように思える。もっと外務省の体質を破壊する方向でがんばってほしいとおもう。

yukotan
質問者

お礼

ご意見誠に有難うございます。真紀子さんの明確な政策によって具体的な成果が見えてきた時、国民の様々な懸念が改革への確信に変わることでしょう。負けてほしくないですね。

回答No.6

この問題は質問者及び回答者の方々の意見に賛成ですが只、私が心配していることは小泉総理に欲が出ないか、欲が出れば当然永田町の理論に戻り田中外相を更迭。昔西郷隆盛を称して『地位、名誉、金、女』に欲がない西郷隆盛は無欲であるが、無欲こそ大欲で、そのような人物こそのみ時勢を変える力あると批評。小泉総理が無欲であることを望みます。 もう一つの心配は小泉内閣に不満の与党の議員がアメリカ政府と取引をして田中外相更迭の動きをしないか。 アメリカ政府も泥を被ることはしないと思いますが政権抗争は一寸先は闇の世界なので心配しています。

yukotan
質問者

お礼

ご意見誠に有難うございます。政争は国民にとって百害あって一利なし。目先の利権より、国益を考えて行動して頂きたいものです。

  • autoro
  • ベストアンサー率33% (1228/3693)
回答No.5

誰かが言いましたね「犠牲無くして改革なし」 これまでの外務大臣は外務省官吏の敷いたレールの上を 進んできたので問題もなくかといって特徴もなく 国民の知らないところが隠されたまま過ぎてきた 今回の小泉グループの改革はこんな官吏の、政治家の 利権を放置することにより日本の破滅を近づけるとの 理由で始まったもので国家の安全も長い目で見れば 十分視野の中に入っています 小さな目で見ないで彼らを彼女らを信じてじっと 見守ってみませんか 利権がなくなる議員族は気が気でないので あの手この手で目立った二人を引き摺り下ろそうとしています こんな連中に手を貸していると 日本国がひっくり返されますよ 自分でよく考えてどうするか決める時だと思います

yukotan
質問者

お礼

ご回答誠に有難うございます。改革の道が大きく開かれますように。

  • minojun
  • ベストアンサー率50% (32/63)
回答No.4

 こんにちは、連日の国会中継や田中外相と官僚との軋轢報道は、長い年月を掛けて構築された官僚主体の国政を打破し、ようやく国民主権を実現するチャンスが来たのではないかとの期待を持って小気味良く毎日観ております。  戦後、国民主権を標榜する現憲法の下において、果たして真に国民が主権を行使しているといえる政治が行われたことがこれまであったでしょうか? 常にごく一部の特権階級が支配する密室の中で、あらゆる重大事項が決定され、国民はそれを追認(しかも意味も分からずに)させられて来たに過ぎないのはないでしょうか?そのような絶対的国家権力観は、60年代の安保闘争を最後にいつしか国民には半ば当然のように理解されてしまっています。もはや国民はこのような政治には何一つ期待も参加もしなくなりつつあります。せいぜい自分さえ生きてる間にウマい飯が食えて楽に生きてゆければそれが幸せとでも確信しているかのようです。  しかし、そうではないでしょう。先人の多くの犠牲と反省によって獲得した自由と平等はその時代時代の人達だけで食いつぶすものではないはずです。もっとその価値を認識し、この掛け替えのない価値を共に享受し、そして後世にバトンタッチする義務があります。それには、もっと国民ひとりひとりがそのためにはどうすればいいのかを考えるべきであり、そのためには、国民はもっと政治システムに対する理解と関心と責任を持つ必要があるのだと思います。  だいぶ前置きが長くなりましたが、この点において今回の小泉内閣の誕生は実に意義深いものがあると思います。なかんずく、田中外相の就任以来の覇気のある言動には、ようやく民意を反映してくれる人が国政に登場したなぁと大いに期待しているのです。  しかし、残念ながら、これまでの田中外相の発言や行動を見ていると、期待感と同時に不安感をも感じざるを得ません。これほどまでに性急に事を運ぼうとすると、どんなに必要な改革であってもなかなか定着せず、おいそれとは受け入れられないでしょう。真紀子さんがこれからやろうとしていること、大賛成です。一国民として及ばずながらどんな形であれ協力して行きたいと思っています。でも、日々こんな過激な言動で国会を揺るがして、万が一更迭なんて話になれば、それこそ敵の思う壺でしょう? 今まさに、稀に見る支持率で全国民の関心が国政に注がれているのですよ、こんな大事なときに看板役者がまさかの舞台降板なんて事になってごらんなさい、日本はあと百年くらい官僚主体政治が続くかも知れませんよ。  そこで真紀子さんに一言。 「真紀子さん、いろいろな思いがおありと思いますが、ここはひとつ、国民が貴女がやろうとしていることの大切さに気付き、それをバックアップできるくらいの関心と責任を自覚してからでも良いのではないですか? これだけ注目を集めているのです、国民だってきっと気付きます。今回ばかりは、ついこの間の森内閣に不信任決議案を出す出さないで騒ぎを起こした加藤派の茶番劇とは訳が違うんです!是非是非、お身体とお立場を大切にしつつ、少しずつ変えて行こうじゃありませんか!」  と、まぁなんだかへんな意見回答になっちゃいましたが、とても田中外相に期待しているもんで、つい力が入って若干支離滅裂になりました。ご容赦下さい。  

yukotan
質問者

お礼

ご意見有難うございます。今日ほど国民の目が政治に向けられたことは、かってなかったと思います。まさに国民の政治不信を払拭する最後のチャンスではないでしょうか? そうであるだけに、得がたい人材である真紀子さんが、潰されることなく、力を発揮できるよう国民が政治を注視する事が望まれます。問題は外務官僚ばかりでなく、政治家の古い体質や、マスコミや私たち国民の側にもあるという事を自覚し、それぞれの立場で改革への歩調を合わせる事も必要ではないかと考えています。

yukotan
質問者

補足

6月6日付で、改革推進の選挙行動についてというテーマでOKWEBに投稿しております。こちらも参考までにご覧下されば幸いです。

noname#1001
noname#1001
回答No.3

sydneyhさんと全く同意見であらためて回答するまでもないのですが、賛同の意を表したかったという事で。 外務省はこれまで自分らの言いなりであった外務大臣でないことが気に入らなくて仕方ないのでしょう。「外交はいろいろとしがらみがあって難しいのだから、事情の分った我々に任せておきなさい、会談の原稿も国会の原稿もこちらで用意しますから」という慣例が破られる事に不都合さと不愉快さを覚えているのだと思います。 リークの件は政治謀略でしかないでしょう。外国が不審を覚えるのは「秘密を守れない」ということであって、発言内容そのものよりも深刻だとおもいます。 「ここだけの話、・・」と釘をさされて聞いた話をその日のうちに関係先に知られてしまうような相手では、恐ろしくて何も言えなくなってしまいます。友達だと思って相談したら、あっという間にクラス中に知れ渡ってしまった、なんて事になったら信頼関係などあったものではありませんよね。 外務省官僚の思惑が国益を損なった、というのはそういう事だと思います。役人主導の政治では大臣の考えや人格は黙殺されてしまいます。据え物の大臣では選任する意味もなく、政治腐敗の原因にもなるでしょう。事実上国を動かしているのは役人(官僚)だ、という思い上がりを一掃する事こそ、政治改革の最重要課題だと思います。このシステムが維持される限り、閣僚の人事は無意味でしょう。 田中外務大臣には是非、とことん頑張って頂きたいものです。上げ足をとられないよう、ことばの使い方には十分慎重であるべきだ、とは思いますが。

yukotan
質問者

お礼

政治の世界、きれい事ばかりではないようです。内にも外にも、残念ながら足を引っ張る人がたくさんいます。物事を成就させる為に、真紀子さんにはもう少し慎重に、且つ大胆に勇気を持って行動して頂きたいと思っています。

yukotan
質問者

補足

6月6日付で改革推進の選挙行動というテーマで、OKWEBに投稿しています。こちらも参考までにご覧頂ければ幸いです。

  • kennedy2
  • ベストアンサー率24% (20/82)
回答No.2

我々が今目にしているのは少なくとも(管直人元厚生大臣時代を除き)今までにないものである。この認識は間違いないと思います。 今外務省で起きていることは、外交は従来通り官僚主体でおこなうか、それとも政治家や国会議員がするか、というバトルだと観ます。 これは「外交」という言葉を今後、「運輸行政」や「教育」などに置き換えることができる重要な問題です。 絶大な国民的支持を受ける小泉内閣の中でもトップレベルのtalentを持つ田中外務大臣がこの官僚とのバトルに破れたら、向こう100年官僚支配が約束される、といっても過言でないと思います。 大手マスコミが官僚よりなのが気になります。従来の大臣更迭と同様のテクニックで官僚をサポートしそうな気配が不快ですが、「国益議論」や「なんちゃって外圧」を操作して官僚支配に手を貸さねばよいが、と心配しています。

yukotan
質問者

お礼

ご回答有難うございます。真紀子さんの特性を十分活かしてこの際、しっかり膿を出し切って外務省が生まれ変わることを期待してやみません。

yukotan
質問者

補足

6月6日付で改革推進の選挙行動についてというテーマで、OKWEBに投稿しています。こちらも参考までにご覧頂ければ幸いです。

  • sydneyh
  • ベストアンサー率34% (664/1947)
回答No.1

まったくもって同意見ですが、一箇所だけ違う考えがあります。 >本来の機能の停滞や諸外国の不信感の増大など、国益を損ねる可能性も否定出来ない これは、マスコミに外国外相・同等事務官との会談をリークしている「誰か」の責任であって、田中外務大臣には責任はないでしょう。 本来決められた会談内容以外の、打ち解けた外相同士のオフレコ話も、全て外へ漏れるとなれば、これ以後、日本との会談相手も警戒するし、もう二度とそういうフレンドリーな雰囲気を作ることは出来なくなります。そうなればおのずと日本の外交じたいもうまく作用しなくなっていくでしょう。 国と国との会談など、枝葉を取った話だけならそれこそメールだけでも出来ます。何故税金や時間、外相の健康や安全を犠牲にしてまでトップ同士が会わなければいけないかというと、全てこのオフレコ話をすることに尽きると思います。それを出来なくさせ、なおかつ公務員の守秘義務を放棄してマスコミに流し、日本の外交をダメにしている張本人は誰なのか、という根本を考えなければ、今後の色々な外交のスケジュールも、懸案になっている外務省改革も出来ないと思います。 それ以外の田中外務大臣の外交手腕など、小泉総理の言葉である「やって見る前に何故分かる」という言葉で表したいと思います。 以前の外務大臣じたい「外交手腕」などという目で見られていたでしょうか。何故「田中真紀子」さんだけなのでしょうか。そういう区別じたいおかしいですよね。

yukotan
質問者

お礼

ご回答有難うございます。国民の小泉内閣への絶大なる支持率は、改革への大いなる期待感の表れだと思います。 改革への道筋が絶えることなく、出る釘がただ打たれ、物事が挫折ることないよう、着実な前進を国民として見守りたいものです。

yukotan
質問者

補足

6月6日付で改革推進の選挙行動についてというテーマでOKWEBに投稿しております。こちらも参考までにご覧頂ければ幸いです。