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エアコンのダクトが塩ビ管

全館空調の家を建設会社に依頼して建てたのですが、エアコンのダクトが断熱されていない排水口等で使う塩ビ管で組まれたため、冷房を使うと管の周囲が結露し、暖房を使うと部屋に届く前に暖気が失われ使い物になりません。建設業者は天井や床を壊して断熱材を巻くのに半額負担で100万円を超える金額を要求しています。裁判所で調停を依頼するしかないかと思っておりますが、法律的にはどのような点が争点になるか教えていただけませんでしょうか。

みんなの回答

  • kamapan
  • ベストアンサー率42% (101/238)
回答No.3

(1)熱交換型換気扇であれば「熱交換ユニット」までは、必ず断熱材を管に巻く必要がありますし、通常の第一種換気であれば、配管が「断熱層」に内側にある限り問題は起こさないのですが、今回の相談内容では「全館空調」と書かれていますので、より「結露」しやすい状況になっているのだと思います。 ➁一番問題なのは、配管の位置が「断熱層」の外側にあるにも関わらず、それが引き起こす問題点を誰も認識していなかった事に尽きますね。 多分配管がVU管なのは、少しでも「給気の抵抗」を減らしたかったのでしょうが、「断熱層」の外側であれば「断熱材」を巻くか?「断熱給気管」が必要だ!と言う認識も無かったのだともいますよ。 今回普通よりも問題点を大きくしているのは、「全館冷暖房」が一つの要因なのでしょうね。 「冷気」や「暖気」までをこの管が運んでいるので、よりひどい「結露」が発生しているのでしょう。 僕らは「全館冷暖房」を基本的には行いませんので、単に熱交換しただけの「給気」であれば、断熱材を使わない通常のジャバラホースだけでも、必ず「断熱層」の内側の空間にしか設置をしませんので、結露などの問題点は発生していませんよ。 全国に700社ほどがいますが、その様な問題提起はありませんので。 (3)まずは天井裏の断熱材を全て剥がしてから、「桁上断熱」にしないと天井裏が室内と同じ温度にはなりませんから、この様な点を考えながら色々な工事をしていかないと、より多くの「結露」が発生してしまいますのでご注意ください。 ここでもやはり「全館冷暖房」なので、配管の「表面温度」と「気温」との温度差が大きいのが原因で、結露が発生していますので、やはり管本体にも断熱材を巻き付ける必要性がありますね。 (4)他に部分には注文をつけたインスペクターが、この配管に関しては何も言わなかったのは、インスペクター自身が「断熱」や「気密」の意味を理解していなかった事が理由で、間違った工事を「見抜けなかった!」のだと思いますよ。 まだまだ正しい「高断熱の家作り」が知られてはいませんので、仕方はありませんが。 (5)残念ですが今回の建築会社では、「高断熱・高気密」への正しい理解も無く、知識も無いのに受注してしまったが為に、この様な「瑕疵(欠陥)」を生んだのだと思いますよ。 本当の「高断熱の家であれば結露は室内外のどこにも発生はしませんので、快適に暮らせるのが「当たり前!」なのですよ。 ちなみにこの家の「Q値」や「Ua値」はいくらだと書かれていますか? 「気密測定」は行いましたか? この辺りまでキチンと出来ていないと、配管だけをキチンと修繕しても、「やはり寒い家」である事が変わらない恐れがありますので、注意が必要ですね。 こちらをご覧頂ければ「高断熱・高気密」の意味が、分かると思いますので参考にしてください。 http://shinjukyo.gr.jp/  

  • kamapan
  • ベストアンサー率42% (101/238)
回答No.2

まず以下の内容の内容についてお聞きします。 (1)外気を取り込んで「熱交換」をしていますか?  それとも単なる「第三種換気」なのでしょうか? (2)「熱交換型」であれば、交換器までの管だけを断熱材で巻けば OKなのですが、書かれた内容からすると冷暖房用の「供給配管」が 「断熱層」の外側にある、床下や天井裏に「排水用配管」の ままで設置されているのでしょうか? (3)床下であれば狭いですが潜って「断熱材」を巻けばOKですし、 天井裏は大変なので「桁上断熱」にすれば管に触る必要性はありませんので 調停の場で話あってみてください。 https://www.google.co.jp/search?q=%E6%A1%81%E4%B8%8A%E6%96%AD%E7%86%B1+%E6%96%BD%E5%B7%A5&hl=ja&rlz=1T4MEIW_jaJP605JP614&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=wP4lVfKmOuexmAWSsIHADg&ved=0CB0QsAQ&biw=1366&bih=640 (4)あなたに落ち度はないのですが、インスペクターは「何を見ていたのでしょうか?」 建築会社は勿論ですが、インスペクターにも相応の責任がありますので、 話し合ってください。 「補足」があれば「追記」が可能です。

kusanagi1220
質問者

お礼

(1)「熱交換」しています  (2) 冷暖房用の「供給配管」が 「断熱層」の内側にある、床下や天井裏に「排水用配管」の ままで設置されています。断熱層の内側ではありますが、冷房を入れると結露がひどく床下や天井裏がびしょびしょになります。 天井裏や床下は点検口はありますが、部屋や廊下と空気の流れがあるわけではありませんので、 管の周りばかりが局所的に冷房や暖房がきいているという状況になります。 (3)「桁上断熱」にしても管が断熱仕様にならない限り、天井裏で結露することや天井裏ばかりが暖房されることは改善されない気がします。 (4)インスペクターも構造についてはかなり多く指摘していましたが、それ以外についてはあまり詳しくないようでした。 インスペクターはただのアドバイス的な立場で、問題を見逃しても何も責任をとらないものかと思っておりました。 それでも現場のレベルが低すぎて、ボルトがしまってないとか釘の数を省略しているとか数多く指摘していただいたので価値はありましたが。 建築業者の話からは、「高気密高断熱の家にすれば家の中が魔法瓶のようになってどこを冷やしたり温めたりしても、家の中が均一の温度になる」 という考え方があるように感じられますが、現実は全然違うことを肌で感じております。 ありがとうございます。

  • bucyo
  • ベストアンサー率55% (128/229)
回答No.1

建築関係建築関係の仕事をしているものです。 全館空調においての配管が原因で冷暖房が効かない又は通常の使用に差し支えるような 工事がなされたのであれば、施主側の負担が発生するのは納得がいかないでしょう。 通常は断熱材をまいた、ジャバラ状の管を使用するのが一般的でしょう。 カーブなども自由自在です。 単なる塩ビ管で空調のダクトを廻しているのが意味不明ですが、冷房時には様々な箇所が結露しやすいため配管周り(分岐チャンバー周りなども含め)は注意が必要です。 塩ビ管は空調ではドレン排水用に使用します。 製暖房のそれぞれを使用していると言うことなので、すでに一年以上が経過していると 思われますが、その部分以外にも不具合はないのかが気になります。 それ以外の部分も不具合が認められそうであるならば、家全体を第三者に検査してもらう方が安心ですし、その配管を含めて手直しが必要であるならば、まとめて行うほうが良いでしょう。 全館空調で、暖房が効かない(暖気がこない)レベルであるならば、高気密住宅になっていないのではないかと心配になります。 いずれにしても、その他の部分も含めて、キチンと調査をしたほうが良いと思います。

kusanagi1220
質問者

お礼

単なる塩ビ管で空調のダクトを廻しているのが意味不明なのは間違いなく納得いかないのですが、法律的にはどうやって攻めたらいいのか悩んでいます。建築時にはインスペクターを雇っていましたので、構造は問題ないかと思っております。長期優良住宅仕様ですので高気密住宅ではあるのですが、使わない床下や天井裏は省エネのためにも温めたくないですね。もうすぐ1年になりますので1年を前に起こしておくべき行動は起こしておかないとと思っております。ありがとうございます。

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