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身内からの電話応対についての問題とは?
- 皆さんは両親からの電話にはどう対応されていますか?身内からの電話応対についての問題を解説します。
- 転勤で実家から離れていたが、地元に戻ってきた結果、両親から頻繁に電話が掛かってくるようになった。特に気になるのは両親が電話をかけた後に「寝てたの?」と言われることで、イライラしてしまう。
- 両親の電話に対してハイテンションで応対しなければならないため面倒臭く感じ、お裾分けや用事があればメールで伝えたいが言えずにいる。一方的に言われることにイライラしている。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家吉田 修(@osamucom0409) 産業カウンセラー
はじめまして。カウンセラー・コーチの吉田でございます。 読ませていただきました。 >あまりにも言われるので、イライラしてきてしまいました。 このイライラはごもっともだと思います。 嫌いな人をへこませる方法として、その日あった最初に 「あれ、 顔色悪いですね」 といい続けると、本当に相手が病気になるといいます。 このような理由で、あなたのように「寝てたの?」「寝てたでしょ?」といわれ続けると、イライラしてくるというのは本当にあると思います。 これを解消する方法として、寝ていた・いない状況について、相手のお母様が納得する理由なり状況なりを冷静に説明してあげてください。 理由は2つ。 1.電話そのものをお母さまは迷惑だろうという不安をどこかで抱いているので、この不安を解消するため。 2.せっかく近くに住んでいるのだから役に立ちたいという気持ちを抱いていると思われるので、この気持ちをむげにしてほしくないという想いに応えるため。 お母さまはご自分の役に立ちたいというお気持ちに共感してほしいのだと思います。 共感してくれないので、さびしくなったり、悲しくなったりするのだと思います。 娘であるあなたに共感を求めて電話をするという行動に出てくるのだし、この後ろめたい気持ちがあるため、つい遠慮して「寝てたの?」「寝てたでしょ?」という枕詞を入れてしまうのだと思います。 >「~不機嫌そうなのよ、電話なんだから、もう少し愛想よくしなさい。」 ちょっと逆切れ気味のこの言葉にはそのような意味もあると思います。 それと、もう一つ意味があるとすれば、お互い母娘でありながらも、もうりっぱな一家の主婦同士なのですから、あなたから、 「いつも心配してくれてありがとうね」 というささやかな言葉の一つでも出れば、お母さまも、ちゃんと一人前の主婦としてお認めになられるのではないでしょうか。 今まで一家の主婦として頑張ってきた自分の姿に共感し、リスベクトできることを、お母さまはひとつのハードルと設定しているようにも思えるのです。 あなたもご主人の転勤やら何やらで、いろいろ御苦労もされていると思いますし、頑張ってもなかなか誰かがほめてくれるわけでもない主婦という在り方のご苦労を噛み締めていらっしゃるのではないでしょうか。 そうでなければよいのですが、もしそうだとすれば、おなじ主婦としてなにか共感できるようなこともあるかもしれません。 人は常にどこかで報われたいのだと思います。 拒絶ではなく共感、北風ではなく太陽。 ここまで考えてきて、私もなんとなく、自分の母親にそう接することが出来ればいいなぁと切ない気持ちになりました…。 まだまだ寒い日が続きますが、風邪など引きませんように。 応援してます。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...
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お礼
初めまして、吉田先生。 まさか、専門家の先生からアドバイスを頂けるとは! 恐縮でございますm(__)m 嫌いな人をヘコませる方法にそんなことがあったとは… だから私も毎回母にマイナスなことを言われてイライラしてしまったんですね。 そして、母が後ろめたいと思っていること、共感して欲しいと思っているということ、 盲点でしたね。 母は確かに、自分がやったこと、頑張ったこと、誰かにしてあげたこと、それに対する共感や感謝は人一倍求める人間だったなぁと言われて思い出しました。 私は逆にそれをうっとうしく思っていましたし、 例えば「●●さんに●●してあげたのに、お礼がたったこれだけ!常識的に考えて…」という愚痴も、たびたび聞きます。 私としては●●さんがどうしてもと母に頼んだのならわかりますが、 母の自己満足や親切心でやったのならそこまで言わなくても、と思うのが正直な気持ちです。 ですが、そんな私もやはり母のDNAを受け継いでいますので、 先生の言うように、夫の転勤先(海外の僻地でした)で四苦八苦し、仕事が出来ないのでせめて家事は頑張ろう!と思いましたが、家事はやって当たり前の世界になってきますので、 なかなか自分のやったことを主人や誰かに褒めてもらうことがなく悶々としたことがつい最近までありました。 母のあの逆切れには共感して欲しいというメッセージが込められていたんですね。 親子って近いのに、いや近いからこそ、そういうお互いの気持ちが なかなか伝わらないものなんですね。 かなり恥ずかしいというか、素直に言えるかわかりませんが、 もしまた電話がかかってきたら一言添えてみたいと思います。 為になるアドバイス、どうもありがとうございましたm(__)m