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日本の輸入原油の使い道について
再生エネルギーを進めれば現在25兆円にも上る原油の輸入代金が要らなくなると言う話がありますが、原油ってプラスチック製品の原料にもなっています。実際、輸入原油の使い道の中で燃料や樹脂製品その他使途別の割合はどのくらいなのでしょうか?
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約8割がエネルギーとして使われます。 プラスチックなどの原料に使われるのは、2割ほどです。 エネルギーの中には、火力発電所の燃料、自動車のガソリン、 家庭用石油ストーブの灯油、船を動かす重油、 飛行機のジェット燃料などが含まれます。 なので、エネルギーすべてを再生可能エネルギーに置き換える ことはできません。
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- jkpawapuro
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直接の回答ではありませんが、議論の内容について一言。 現在はクラッキングの技術が進んでおりますので、重油からガソリンや軽油を作るといったことは実質上ある程度行われています。重油消費が減ればその分原油の輸入量が減るといったことは確実に起きるでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。そういえばクラッキングもありましたね。意外と日本って石油製品をどのくらい輸出しているのでしょう。 「再生エネルギーを進めれば現在25兆円にも上る原油の輸入代金が要らなくなる」と言う話は、そもそも25兆円分の原油がそのまま国内でしょうひされていると言う前提でだからもったいないとか、それがそのまま貿易赤字の要因になっているとか言う話なのでしょうが、そもそも石油製品を輸出しているとすればそんな話は根本から変わってきますね。
- W-164
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> 再生エネルギーを進めれば現在25兆円にも上る原油の輸入代金が要らなくなると言う話 ご存じの事とは思いますが、原油は精製すると、ガソリンや灯油、重油と言った物が一定の割合で出来ます。ある程度は調整出来るのかも知れませんが。 例えば、仮に再生エネルギーが普及して、火力発電所が必要無くなって、そこで使われていた「重油」が必要無くなったとしても、その分の原油を減らしましょうとか、プラスチック原料だけ作りましょうという訳には行かないと思います。 レジ袋論争の時も話題になりましたが、石油関連製品全てが必要無くなればともかく、石油関連製品の一部の製品だけを使わないことにしても原油の消費を減らす事にはならないのでは無いでしょうか。 http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100409a08j.pdf
お礼
ご回答ありがとうございます。 >原油は精製すると、ガソリンや灯油、重油と言った物が一定の割合で出来ます。 言われてみればおっしゃるとおりですね。確かに改質ガソリンでガソリンを多めにしたり、或いはオクタン価の基準を下げてハイオクじゃなくてレギュラーなら少し多く取れるとか、そういう調整なら可能でしょう。 でもタイヤについては最近石油由来原料を全く使わないものも出てきていますし、かなり減らせるんじゃないでしょうか。仮に2割を5%とかまで減らせれば、原油ではなく材料だけ買えば済む話でもあります。実際日本は精製で余った軽油を売ってたと思いますし、韓国と日本の石油大手で融通の協定もあったかと思います。 それに多分C重油なんかはかなり安そうなので、やはり原油を輸入してC重油とか工業原料とか取るだけとってそういうのは国内で使用して(どうせ島国の日本は大型船でC重油は使うでしょうから)、ガソリンや軽油など高付加価値品は海外に売るのがよほど儲かるのかもしれません。せっかく石油化学技術をみがいてきたわけですから。そう考えると再生エネルギーを推進して原油輸入代金が浮きますよというのはちょっと短絡的に過ぎる気はしますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。2割ですか。結構ありますね。確かに国外への支払いは大きく減るのは確かですが、安全保障上、無くても問題ないような量ではないと言う事ですね。