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トップ選手のギアをあげるのは意識的にできるのか?
よくトップ選手の試合を見ていると、「ギアをあげてきましたね」という解説があります。 言葉としてはわかりますし、試合内容もその通りだと思います。 実際に選手は意識してギアをあげているのでしょうか? それとも、だんだんと試合に慣れてきてから、体の反応がよくなり結果としてギアが上がっているのでしょうか?
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>実際に選手は意識してギアをあげているのでしょうか? はい。 通常は70%位の状態ですが、相手のショットの強さやコースに対抗できない場合は、当然ギアを上げることになります。 これは自然にギアが上がっている状態です。 これとは別に「そのゲームやセットを取りたい」という場合です。 サービスキープが原則ですが、どこかで相手のサービスをブレークしない限りセットは取れません。 そこで、相手のサービスゲームの出だしで、まずポイントを取ろうとします。 仮に相手のサービスが良くて30-0ななると諦めますが、0-30になればブレークのチャンスとして全力を出します。 体力的な問題がありますから、その試合を通じてすべて全力で戦うことはしません。 逆に自分のサービスゲームの場合、ゲームカウントが4-4だとすると、自分のサービスがブレークされて、次の相手のサービスがキープされるとセットを失いますから、全力でキープしようとするのです。 試合全体の流れとしては、セットカウント0-1や1-2で負けている場合は、次のセットは全力で取り返すことになりますから、ギアを上げざるを得ません。 相手としては、そのような状況が分かっていますから、セットを失って相手に流れが行かないように、これもまたギアを上げます。 まあ、戦略的に最初からギアを上げて臨む場合もありますが、グランドスラム大会やデビスカップは5セットマッチと長丁場です。 スタートダッシュだけではダメなのです。 徐々に相手に対応されて追いつかれてしまうと、最後の部分で体力的にもたなくなります。 実力差があって、ギアを上げなくても勝ててしまえば楽でしょうが、大会が進むにつれて強い相手と対戦するわけですから、どこで、どのような形でギアを上げるのか、対する相手の選手はどう対応するのか、セットの終盤や試合全体のなかでの状況を踏まえて観戦すると面白いですね。
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- smi2270
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実際には 人間に「ギア」はないですよね。 例えば 相手サーブのときに「このゲームを取れば かなり有利になる!」と、 判断したときに「集中力をあげる」と言う事だと思います。 集中力をあげれば ボールへの反応は 無意識のうちに良くなりますからね。
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回答ありがとうございます。 集中力だけでそんなに行くんですか。
- ゆのじ(@u-jk49)
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意識的にギアの上げ下げをしないといけない。最初からフルでは、直ぐに息が上がる。スタミナが切れる。ギアの上げ下げのできない人は、おそらく、数分間以上、身体運動が続かない。
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回答ありがとうございます。 持久力というのも単なる体力という意味だけではなく、ギアをあげる時への温存も含めているのでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 試合の状況に応じてギアをあげるべきところがあるのですね レベルの高い大会や、フルセットの試合が予想されるほどギアをどこでどのように上げるかがポイントになるんですね。