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「改憲左派」は存在しない?

改憲が話題に挙がることが多く、疑問を持った点があります。 いわゆる左派の方々は「護憲」を声高に主張されますが、現行の憲法をより進歩主義的に改変し、強固な平和憲法に改憲しようとする「改憲左派」的な主義・主張は存在しないのでしょうか。

みんなの回答

  • Ganymede
  • ベストアンサー率44% (377/839)
回答No.6

下記の(1)から(5)までは初歩的な解説で、最後の(6)が結論です。「だらだら長い解説なんて読んでられねーよ」とおっしゃる場合は、結論だけでも目を通してくださると幸いです。 まあ私は初歩的な知識しか持ち合わせていませんが、ネトウヨのように十年一日のごとくネトウヨサイトのコピペやリンクをずらずらと並べて回答したつもりになってるのは、噴飯ものなので、それ以外に範を取って説明いたします。 (1) 巷説(こうせつ)によれば、「今の憲法は、法律の素人であるGHQの軍人がわずか1、2週間で作った」という。しかし、そんな話を吹き込まれて真に受けるような人は、少々頭が足りないのではないか。憲法の全文を読んだことがないんじゃないの。読めば、「頭のいい人たちが作ったんだな」と分かってくる。 そもそも、法令には階層構造があって、憲法に反する法律および命令は無効だから、日本の一切の法令体系はこの憲法を基礎としているわけだ。仮に素人がデタラメな基礎工事をしたのだったら、その上に建てた大伽藍(だいがらん)が半世紀も持つと思う? 過去約65年間も(一度も改正されることなく)持ったという事実を何と心得る。まあ今後も持つとは限らないにしてもだ。 意外に知られていないが、この憲法の骨子を定めたのは「軍服を着た法律家」たちだった。米国の一流大学のロースクールを出て司法試験に受かった人たちである。法律家としてキャリアを築いていたが、戦時に召集され、戦後東京のGHQに配属されたのだった。 憲法前文を起草したハッシー中佐は、ハーバード大学とバージニア大学で学び、弁護士や裁判官を務めていた。兵役に就いたのは1942年と遅く、中佐と言っても全然職業軍人ではなかった。 憲法案の骨子となった「ラウエル文書」を草したラウエル(またはローウェル)中佐は、ハーバード・ロースクールとスタンフォード・ロースクールに学んだエリート弁護士だった。兵役に就いたのは1943年だった。 また、GHQ草案作成を実質的に指揮したケーディス大佐は、ハーバード・ロースクール出の弁護士であり、財務省に勤めていた。兵役に就いたのは第二次大戦が始まってからである。 占領当初から、彼らによって新憲法の骨子が練られていた。いよいよそれを条文化する段階になって、逐条的な作業でスタッフが急増し、法律の素人さんたちも動員された。素人と言っても知的バックグラウンドのあるインテリだった(例えばベアテ・シロタ・ゴードンを見よ)。「素人がわずか1、2週間で」というのは、その段階のエピソードに尾ひれが付いたものかもしれない。 なお、ご存知と思うが、米国は法曹一元制が採られている。日本のように最初から弁護士・裁判官・検察官に分かれるのではなく、米国ではまず弁護士になるのであり、裁判官らはベテラン弁護士の中から任用される。 また、ハッシー、ラウエル、ケーディスらがエリート法律家と言っても、憲法学者ではなかったわけだが、そのことが逆に功を奏したと考えられている。憲法学者なら条項間の整合性など細かいことに拘泥しただろうが、ハッシーらはエリートらしく高踏的な気風があって未来志向の大らかな憲法を作ったため、結果的に長持ちして、戦後日本の大国化を支えたといわれている。 (2) 憲法には「改正限界」があるという考え方が有力だ。憲法の骨子は、たとえ改正手続きを踏んでも変更できないとされる。変更したければ、改正手続きを踏むというより、革命を要する。そこまで行かなくても、政体(国家の統治形態)の移行などを要するだろう。例を挙げれば、フランスは第四共和政を打倒して第五共和政になった時(1958年)、憲法をかなり変えた。 逆に言うと、憲法改正とは一般に「部分改正」のことである。改憲のたびに革命を起こしてたら堪(たま)らないからね。ところが、私たち日本人は改憲慣れしてないせいか、憲法改正の話となると「当然、大原則の変更である」と粋がる向きがあるようだ。 大原則の変更と言えば、今の憲法は、帝国憲法(明治憲法)の改正手続きを踏んで全面改正したものである。昭和天皇の上諭(じょうゆ)もそう言っている。しかし、それは形式論に過ぎず、内容を見れば改正限界を超えていたのは明らかである。 この矛盾を解決したのが、憲法学者・宮沢俊義の「八月革命説」だった。「1945年8月の日本において法的な意味の『革命』が起こっていた」と説く。マジですか……。しかしなるほど、革命が起きたと見なさなければ、あれほどの全面改正は整合的に説明できない。東大法学部の頭脳が考え出した擬制(legal fiction)と言えよう。 要するに何を申し上げたいかというと、もし御質問者が「左派の改憲案を見たことないね」と、百か条ほど(今の憲法は103条)もあるような赫奕(かくやく)たる改憲案をお探しならば、それは勘違いというものだろうって話である。 (3) 左翼といえば革命が大好物と思われているかも知れないが、他ならぬ日本共産党でさえ、六全協(1955年)で革命路線を放棄したことをご存知でしょうか。大島渚監督(もうお亡くなりになった)の『日本の夜と霧』などが、当時の共産主義の若者の愛憎を描写している。共産党が路線変更してフォークダンスとかやってたんだよ。それ以前の同党は、独自の憲法案を持っていたこともあったが、「護憲」一色となった。 彼らは米国を米帝(べーてー)と呼んで憎悪した。日本は日帝、米国は米帝、「日米安保反対!」が合言葉なわけだ。そして、米帝はともかく「安保反対」は国民的な合言葉ともなった。 なるほど、憲法第9条と日米軍事同盟とは相反するところがある。9条を厳格に守れば、日米安保体制に掣肘(せいちゅう)を加えることができる。つまり、米国から押しつけられた憲法を利用して、「日本は米国からの要求通りには協力できません」と自己主張するのである。「逆手に取る」という小気味よさを感じていたものと見える。 (4) 仮に米国からの要求通りに協力していたら、日本は朝鮮戦争に巻き込まれていただろうし、ベトナム戦争に参戦させられていただろう。ベトナムには、米国だけでなく韓国・台湾・オーストラリア・フィリピンなども派兵し、泥沼化して死傷者を出している。日本がそれをやっていたら、国民感情(第二次大戦で無条件降伏を経験して、もう戦争はこりごり)から、政権が倒れていただろう。 つまり、9条をよりどころにするのは、自民党政権の得意技でもあったのである。ただし、自民は反米ではないから、ある時は9条を盾に取り、またある時は取らないなど、融通を利かせた。 野党はその融通を批判し、9条の厳守を要求したのだった。しかし、この件で両者は正反対ではなかったわけだ。9条がなくなると自民党も困るのである。 (5) そこで自民党の改憲案(https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf)にアクセスすると、一見全面改正のようなボリュームである。しかし、よく読むと、細かい文言をいじっているのが多く、内容的には部分改正と分かる。革命を目指していないということだ。現行憲法をほとんど認めているんじゃん。 第9条についても、第1項はほとんどそのまま引き継いでいる。第2項を変えて大幅に加筆しているが、現行の自衛隊法や有事法制(http://www.mod.go.jp/j/presiding/law/yujihousei/)からの引き写しが多いようだ。現行の法制にないのは「国防軍」という名称と「審判所」(軍法会議)くらいか。 (6) 結論 そもそも現行憲法は、一流の法律家たちが骨子を定めたものであって、よく出来ている。アメリカ人は日本人が思っているより賢い。日本に影響力を及ぼし続けるためには、紛(まが)いものを押し付けるよりも、上等な品を与えて「さすがアメリカ」と感得させる方が上手く行くという高等戦術だった。 改憲と言っても、革命家でもない限り、部分改正を目指すことになる。9条など幾つかの条項を、御質問者のおっしゃるように「より進歩主義的に改変し」ようとする案は、例えば鳩山由紀夫が公表している。 鳩山由紀夫オフィシャルホームページ : 新憲法試案 http://www.hatoyama.gr.jp/tentative_plan/ 〔引用開始〕 第○条(侵略戦争の否認)日本国民は、国際社会における正義と秩序を重んじ、恒久的な世界平和の確立を希求し、あらゆる侵略行為と平和への破壊行為を否認する。 2 前項の精神に基づき、日本国は、国際紛争を解決する手段としての戦争および武力による威嚇又は武力の行使は永久に放棄する。 〔中略〕 第○条(主権の移譲)日本国は、この憲法の定める統治の基本秩序に反しない限り、法律により、主権の一部を国際機構に移譲することができる。 〔中略〕 第○条(国会の承認)内閣総理大臣が、自衛軍の出動を命ずるときは、国会の承認を必要とする。 第○条(大量破壊兵器の不保持)核兵器、生物化学兵器をはじめとする大量破壊兵器は、開発、製造、保有することを禁ずる。 第○条(徴兵制の否定)日本国民は、自衛軍への参加を強制されない。 〔引用終り〕 まあ彼は左派じゃないか。とにかく、自民党の改憲案の「一見全面改正か」はハッタリであって、実質的には数か条の部分改正の議論となるわけである。 学者の論文などを眺めていると、第何条を掘り下げて、改善点を指摘しているものもあるよ。それが改憲案に相当する。全条を書き変えているようなのは、なかなか見当たらないにしてもである。

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.5

以前 話した中で何名かお会いしたことがあります。  その方のお考えは 天皇制廃止と自衛隊を含む防衛の為の戦力の撤廃への改憲  日本が防衛を含め全部廃止し無抵抗になる事で、日本を攻める国家は存在しなくなるという 考えでしたね。 尚、爆笑問題の太田もこれに近い考えじゃなかったかな?

  • HL230P45
  • ベストアンサー率27% (36/132)
回答No.4

A:>いわゆる左派の方々は「護憲」を声高に主張されますが、現行の憲法をより進歩主義的に改変し、強固な平和憲法に改憲しようとする「改憲左派」的な主義・主張は存在しないのでしょうか。 質問者様の中での「左派」の定義と「存在」の規模が不明なので回答不能です。 (個人や任意団体レベルではいるかもしれません) そのような人たちは「左派」ではなく「お花畑」や「売国奴」や「工作員」と呼ばれているようです。 【在日の本音】 日本人は黙って殺されろ! 【恐怖の集会】 https://www.youtube.com/watch?v=VHq4aBBKuIY (0:21 要するに自衛権も止めると・・・) ↓のような進歩的な人達はいるようです。 【戦勝国の洗脳による盲目的な軍隊へのアレルギーが原因の、未だに世界で実行している国がいない非武装中立という妄想を捨てて、国防の為の戦力や集団的自衛権を認めて、その抑止力による現実的な平和主義を実現する】 しかし、何故かそのような人たちは、自称平和的な人達からは、「軍国主義者」とか「右翼」と言われているようです。 私の考える(現行憲法の内容や制定の過程を知っている)売国奴ではない(国益や国民の安全を重視する)「まともな左派」は、今の憲法を進歩的とか平和憲法などとは、口が裂けても言わないと思います。 これいついては↓の私の回答(No4)をご覧ください 【小学校の担任先生の…、コレに対して…、どうなの…?】(日本国憲法の成立の過程と内容の問題点) http://okwave.jp/qa/q8805074.html また質問者様は「左派」以前の「革新」や、保守や右派についての知識はお持ちでしょうか。 後述のそれらの定義から、私は 保守・右翼=軍国主義 でも 革新・左翼=平和主義とも思っていません。 実際、他国は左派であっても国防の為の軍隊の必要性を否定していません。 大東亜戦争後の世界の戦争の殆どは、いわゆる左派(共産主義)から仕掛けたものです。 保守と革新ですが、それらの本質的な違いは↓の「理性」への評価からくるものです。 【保守】:人間は不完全な存在であり、その理性も万能ではない。 文化や習慣は過去の経験や失敗から学んできた結果であり、何らかの必要性があると思われるので、尊重するべきである。 →合理主義を理由に目先の利益のみで、安易に文明の固有性、民族の伝統・文化・国柄を徒に変えるべきではない。(盲目的に因習に固執し改革を否定しているのではない) 【革新】:理性は万能であり全てを解決できる。 徒に旧弊に囚われず、進歩の障害になる制度や習慣は変えるべきである。 (民族の文化や伝統の破壊が目的ではない) 思想の性格上、平等や人権を重視する為に、旧来の文化・習慣を尊重する「保守」と、対立する傾向があります。 ↑によれば、まともな国の保守と革新は、政治の思想や問題解決の方法論の違いであり、同じゴール(問題解決)を目指して、違う場所からスタートしているに過ぎません。 そしてどちらも「富の分配」や「国民の権利」は公平であるべきであり、国防の為の軍隊は必要であり、秩序ある社会を願っていると思います。 (それらの「分配や権利」が、質問者様や旧ソ連や北朝鮮の状態を「平和」と思える人が考える「進歩的」と一致するかは不明ですが。) 私は「友愛によるグローバルな共生社会(意味不明)」というごりっぱな理想によって外国人に福祉や権利を垂れ流したり、現実に存在する脅威に対してありもしない「平和を愛する諸国民の公正と信義」に信頼して、非武装中立(未だそんな国はない)を叫んで自衛隊を解散すればそれらが実現するとは思っていません。 スイスの平和ですら武装を前提としています。 【「民間防衛」スイス政府刊よりー自由と独立、民主主義、防衛について】(動画) https://www.youtube.com/watch?v=XPRy6YhsfTs (我々の平和な生活を手中にその握っている強大国が、理性的であり賢明であることを、心から希望する。しかし、希望を確実な事実であると見る事は、常軌を逸した錯誤であろう。そこで、最悪の事態に備える覚悟をしておく必要がある。) 右翼・左翼ですが、 それらは前述の保守・革新をルーツとしていますが違うものです。 右翼:保守思想内の少数派の政治結社 (多くは国粋主義→排外主義的傾向に偏ったもの) 左翼:革新思想内の少数派の政治結社 (多くは平等主義→共産主義的傾向に偏ったもの) ↑より、右翼も左翼も更に派閥があるので、思想も様々なものがあります。 質問者様の疑問ですが、前述の「まともな国の右派と左派」ではなく「日本の(似非)右翼と(人権)左翼」(後述)で考えているからだと思います。 現在の日本には、それらを自称するものの多くは、↓のように外国の手先となっています。 右翼は、いわゆる【街宣右翼】のイメージが浸透していますが、両者は全く違う者です。 【街宣右翼】 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%97%E5%AE%A3%E5%8F%B3%E7%BF%BC (多くの街宣右翼は暴力団傘下にあり(社会運動標榜ゴロ)、在日韓国・朝鮮人や被差別部落出身者が含まれていることもある。) 【うるさい街宣右翼 実は反日朝鮮人】 http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=29&target (英国BBCでは、街宣車で街を占拠する右翼の主張は「天皇制復活」、「日本民族の国粋主観」等だが、実際の構成員は国粋主義者とは相容れ ない筈の韓国人、朝鮮人、また天皇制と言う身分階級の下では最下層に位置され、最も身分制度の被害者であったはずの被差別出身者で90%を占めていると指摘。) 彼等の目的は↓です。 1:自分達の行動によって保守への誤ったイメージを与える。 2:愛国者を装って、企業・団体に支援・寄付を求める(強要する) 左翼についてですが、 彼らのルーツは戦前の共産主義者まで遡ります。 大東亜戦争後、アメリカは日本を精神面からも弱体化しようと「戦争責任」による洗脳を行いました。 (質問から外れるので詳細は話しませんが、終戦前には「戦争責任」という概念はありません。当時は戦争は国家の権利であり責任は発生しません) 【日本人弱体化計画~国際法と文明を無視した一方的蹂躙】(動画) https://www.youtube.com/watch?v=ruahswrCctw 【東京裁判史観の呪い~歴史問題で日本が勝利できない理由】(動画) https://www.youtube.com/watch?v=xzksJvbtyp8 一方のソ連は、戦後の日本に共産主義革命を起こそうとしていました。 その為に、日本の左翼的集団や報道機関に資金援助をしたり工作員を送り込みました。 これが、日本の自称「革新」のルーツです。 当時の彼らは暴力による革命を目指していました。実際に犯罪行為も行っています。 【赤色ギャング事件】 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E8%89%B2%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E4%BA%8B%E4%BB%B6 (東京府東京市大森区(現東京都大田区)で発生した日本共産党党員による銀行強盗事件。) アメリカも、日本を弱体化するために、ある程度の共産主義者の活動は容認していました。 このように背景や行動に問題はありましたが、日本では共産主義の思想や理想自体は一定の理解を得られていました。 しかしソ連が崩壊し、中国のチベット弾圧や北朝鮮の拉致などの実態が知られるようになった為、左翼は存続自体が危うくなりました。 その為に、彼らは共産主義を語るのではなく、活動内容を人権問題(在日・部落)や平和運動(護憲・反自衛隊)や、ありもしない日本の戦争責任(侵略・従軍慰安婦・強制連行等)を追及する事に変えました。(これを「人権サヨク」と言う方もいるようです) それらによって、日本人に自虐史観が浸み込んでしまいました。 【嗚呼大和】(動画) https://www.youtube.com/watch?v=twxtQ6_qTIU 彼らは自分達に反対したり協力を拒否する者には、「軍国主義者」「右翼」「レイシスト」等のレッテルを貼って、嫌がらせや(集団での抗議、デマの拡散、営業妨害、恫喝)や訴訟を行って、社会的に封殺していました。 しかし、私には彼らの行動の方が遥かに差別的だと思います。 【マンガでわかる行動する保守としばき隊】 https://www.youtube.com/watch?v=czeQ5bwdNdo 彼等のこのような活動は、外国では武力を使わない侵略と判断されます。

ts_xcgbw6fr
質問者

お礼

ありがとうございました。保守と革新について見識を深めようと思います。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.3

日本の左派は、本当の左翼ではありません。 ただただ日本憎しに凝り固まっている連中です。 だから、日本を弱体化することばかりを 考えています。 だからこそ護憲なのです。 そういうことで、改憲左派、てのは日本には 存在しないと思います。

ts_xcgbw6fr
質問者

お礼

ありがとうございます。 わたしは左派について、「進歩主義」と「東アジア友好に偏重する政治主張」の2種類に線を引きたい感覚があります。 こちらの後者「東アジア友好に偏重する政治主張」については、それそのものが時流によって淘汰される方向になるのでは、とあまり気にしていません。 一方、日本の弱体化が目的でなく、日本主導で世界平和を強調していかねばならないとし、そのツールとして「平和主義的改憲」に挑戦すべきでは、と考える勢力の有無が気になっています。 もし一部の左派が「日本主導の世界平和」を最終的な理想と規定した際に、その活動過程において日本を貶めるような活動に転換してしまったとしたら、どのような意識の変遷が起こっていたのかを確認したいと考えています。

  • Macpapa10
  • ベストアンサー率9% (127/1288)
回答No.2

自由民主党が改憲派ですから、対抗するために野党は護憲の立場を取っているんだと思います。 例えば、日本共産党が長期政権になったら確実に改憲に動くと思います。

ts_xcgbw6fr
質問者

お礼

ありがとうございます。 その時勢に即したポジションで可変する、ということですね。 左右派が相対的表裏関係になり、与野党それぞれの存在意義から設定される護憲・改憲を主張するといった解釈では、その点では得心がいきます。 例えば現況の与野党が逆転した場合、現在の左派勢力が主導して「9条を固くし、1条を改変する」改憲に着手する可能性があるいうことですよね。 一方、わたしが疑問に思うことは、既存の思想や政党の枠を越え、現憲法自体を「行き過ぎた平和主義的に改変する」主張を推す勢力は存在するのか、という点です。 「いまの憲法では、世界が希求する完全な平和に到達できない。日本の政府・国民が苦しむ道程を歩んでも、より強固な平和主義を謳う新憲法を提案したい」といった理想を持つ団体はないのでしょうか。

回答No.1

私は、リベラルの考え方に近いと思っていますが、憲法はいずれは変えるべきだと思っていますよ。 そうでなければ、いつまでたっても沖縄の問題は解決しないと思いますし。 もちろん、今の自民党の改憲案には賛成できませんけどね。

ts_xcgbw6fr
質問者

お礼

ありがとうございます。 沖縄の問題を例に挙げておられますが、米軍基地撤廃については、自主憲法で防衛力を規定した前提がなければ国防に問題があるということでしょうか。 この件は複雑すぎて、軽々に意見を述べられないのが多くの一般層の悩みと思っております。

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