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全身麻酔後の観察項目

新人看護師です。 全身麻酔後のOP後の観察項目について必要度順に紙に書いてきてと言われたのですが、調べてもよくわかりません。一番必要度の高い観察項目は何でしょうか。また理由も教えてください。

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回答No.1

これは簡単な問題です。 「呼吸状態」です。 抜管後であれば舌根の沈下が生じていないかをいびきの有無などで確認すること。 実際に患者さんが息苦しそうにしていないかどうかを観察することが 最重要でしょう。 胸郭が普通に運動していること、奇異性呼吸が生じていないことも重要です。 SpO2は遅れて反応してくるので、過信しないこと。 現在の全身麻酔に使われる薬剤が、術後に生じさしえる問題点として 一番大きなものは呼吸抑制です。 ほとんどの全身麻酔で使用される筋弛緩薬は毒薬であり通常の使用量で 人を死に至らしめます。 (そもそも呼吸を止める事が筋弛緩薬使用の目的である症例もあります。) そして有害反応として呼吸抑制が生じたとしても、気付きさえすれば 対応は容易です。 当然、麻酔後にもその作用については十分な監視が必要です。 次に気をつけておくべき事は「循環動態」(血圧、脈拍)でしょう。 全身麻酔は循環も抑制します。呼吸抑制に比べれば問題となることは多くないでしょう。 (心臓手術の際には心を停止させることもありますが、通常これは麻酔とは別問題) もし手術後に血圧が低下してきているなら、麻酔の問題より、出血が原因であることが ほとんどです。 以上の二つ以外は手術の内容によってかなり変わってくる問題です。 「意識状態」は全身麻酔の問題としても重要ですが、脳外科の手術後であれば 必ずしも麻酔だけの問題ではありません。 また呼吸抑制、循環動態が原因で生じることも多いでしょう。 以上私見を記しました。 出題者が別のことを考えていればごめんなさいというしかありません。

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