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「スカイプ」利用時の、ウイルス侵入について
海外(アメリカ)に居る家族と、スカイプでやりとりをしたいと考えています。 ただ問題なのは、それをすることによって「ウイルス」などがパソコンに侵入しないものなのか、その点が不安です。(パソコンでのメイン作業を、ネットバンキングとしているため) 安全が確保されなければ、スカイプはやらないつもりです。この手の知識に詳しい方のアドバイスを、宜しくお願いします。 また、実際に海外の方とやりとりをしていて起きた問題があれば、教えてください。
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- taoyuany
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私は海外駐在中でskypeをよく使用しています。 スカイプを導入した場合、ネットバンキングで不正送金される可能性があるでしょうか?という質問ですね。 結論は危険度はほぼ変わりません。以下理由を述べます。 ・不正送金補償について 元々ネットバンキングは顧客保護の観点からシステムが作られており、ウィルスや不正操作などをされて不正送金をされた場合、全額銀行が損害額を補償してくれるシステムとなっています。 ただし、補償には以下のような条件が有ります。 1.銀行が導入しているセキュリティ対策を実施していること。 2.インターネットバンキングに使用するPCに関し、OSやWebブラウザなど、インストールされている各種ソフトウェアを最新状態に更新すること。 3.PCにインストールされている各種ソフトウェアで、メーカーのサポート期限が経過した基本ソフトやWebブラウザなどの使用を止めること。 4.PCにセキュリティ対策ソフトを導入するとともに、最新の状態に更新したうえで、稼働していること。 5.インターネットバンキングに係るパスワードを定期的に変更すること。 6.銀行が指定した正規の手順以外での電子証明書の利用を止めること。 以上を踏まえていれば不正送金されても補償されますが、パスワードを定期的に変えていない・セキュリティ対策ソフトを導入しないなどの使用者に落ち度が有る場合は補償されません。これはスカイプの有無に全く関係がありません。もし、不正送金対策のためにセキュリティ対策ソフトを導入するのであればスカイプを導入しても問題ないのではないかと思います。 ・感染経路の変遷 また、ウィルス感染経路としては最近はブラウザで閲覧したWebページに埋め込まれたマルウェアをダウンロードし、感染させる「Web閲覧感染型」が主流となってきています。そのため、スカイプの有無はあまり関係ありません。 #2013年春に流行したスカイプを利用したウィルスもWebページを介在させたタイプでした。 以上よりスカイプの有無とネットバンキングの安全性とはほぼ関連が有りません。 セキュリティ対策ソフトは検出力はさほど高くありませんが、マイクロソフト製の無料の物が有りますのでもし現在セキュリティ対策ソフトを導入されて無ければ導入を御検討下さい。 Microsoft Security Essentials http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/security-essentials-download 以上質問者様の参考になれば幸いです。
お礼
分かり易い解説をいただき、ありがとうございました。大変勉強になりました。