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社会的格付けと個人的嗜好との差
- 高級品を嗜むことの幸せに疑問を感じる
- 社会的な価値と個人的な価値の違いについて考える
- 格付けによるブランド神話の虚しさについて
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質問者が選んだベストアンサー
うんあの番組は面白いです。 ブランドというものは決して「ブランドですよー」って始めたわけではありませんし、初めからブランドとして作られた物ではありません。年数を経て名声を得てきたものです。偽物は一時の名声はあっても長く保てません。吉野家の牛丼がどんなに旨いと頑張っても決して一流にはなれません。なぜでしょうか?吉野家の牛丼は「旨い」ように仕組まれているからです。人間の味覚のポイントを狙って調整してジャンクな肉でも旨いように調理したもの。調味料に仕掛けを入れたものです。これはマックのハンバーガーとかケンタッキーとかまあお菓子にも言えます。 しかし本来は素材そのものの味が出ること。そしてそれを殺さない料理とかが一流です。吉野家の調理ならたぶん松坂牛を使っても同じ味だと思います。それは調味料で誤魔化しているからそちらが勝つ。当たり前のことです。楽器でもそうです。 バイオリンやギターなど木材の楽器はその削り方、そして塗料でも音が変わります。そして何よりも作り手の微妙なさじ加減で音は変わります。簡単に作ろうと思えばいくらでも簡単に作れます。その違いは明らかなのです。例えば一音を弾いても、音の大きさ、高さ、倍音の量、そして響きの長さ。それぞれ違うのです。 では個人が良いと思ったものは本人がいいと思ってるんだからいいじゃん。という理論。これ半分間違ってます。ほとんどの個人は大量の選択肢の中からそれを選んではいないということです。音で言えば本当に名器といわれる楽器を一流の音楽家が目の前で毎日弾いてくれたら、おそらくそれ以外は聞けません。 でも大抵の人は効きなれない音楽を聞きつけない楽器で弾かれると違和感があります。iPhone程度でJPOPばかり聞いている人間に本物の楽器でクラシックなんかいいとは言いません。でももし、本物の楽器で一流のミュージシャンでJPOPの同じ曲を同じ編曲で弾いてもらったら。違いは明白なのです。それは今ハイレゾと騒いでいる一般人は昔はオーディオマニアしか聞いてなかった音を求めているということと同じ。今更カセットの音なんか子供でも悪いと思うのです。でも昔の人はカセットの音でもこれでいいんだ、高いオーディオなんかいらん。と言ってました。それとおなじです。 つまり高級といわれるものは神話なんかではなく必ず良いものであるという事実。そしてそれらに頻繁に触れている一部の人間と全く触れてない人間がいるということ。 つまりこのGACKTがカッコだけじゃなく実際にそこまでお金があるからなんだろうなーっていう現実を見せられてる。なぜ彼がそこまでお金があるのか全く興味深いですが。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
>今更カセットの音なんか子供でも悪いと思うのです。でも昔の人はカセットの音でもこれでいいんだ、高いオーディオなんかいらん。と言ってました。それとおなじです ここら辺はわかります。 >なぜ彼がそこまでお金があるのか全く興味深いですが 彼のネオ時代劇?のようなモノは確か2万円くらいすると思います、普通のアーティストのコンサートより3倍くらいします。 そこら辺からじゃあないかと思いますがね。