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銀行格付けによる金利差について・・・
いま現在、大学の授業で金融を勉強しているのですが、その中の問題で、「格付けがAAの銀行と、 格付けがBBBの銀行、二つの銀行の金利を比べて見ると、前者の方が金利が安く、一方後者は、金利が高くなっている。こうした金利差が発生する理由を答えろ。」というのが出題されました。 私は、格付けが低い=信用度低いと判断し、結果的に高金利にしないと、資金を調達することができなくなるためだと思うのですが。 ほかに、理由はあるのでしょうか? お手数お掛け致しますが教えてください。お願いいたします。
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- ymzimss
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資金のやり取りをする際、資金の拠出側のリスクをカバーする方法として、金利を果たす場合と利息実額を果たす場合があります。 格付が低い=信用度が低い ⇒ 調達金利が高くなる これは当然です。 では、同じ格付で期間が長いものと短いものではどうでしょう。 ⇒長い方がリスクが高いため、金利は高くなります。 それでは、同じ格付で金額が大きい場合と小さい場合はどうでしょう。 金額が大きいから、リスクが高いでしょうか。 ⇒リスクの度合いは、金額の多寡ではありません。この場合は、需要と供給バランスになります。 大きな金額を調達しようとする需要側が高格付ならば、ボリュームディスカウントを要求し、支払利息の総額を減らすよう交渉することで、実質金利は下がります。 小さい金額を調達しようとする需要側が低格付ならば、逆に実質金利は上がります。 従って、信用度合は金利を決める一つのファクターには違いありませんが、より複合的に金利は決定されるものです。
- doraemonhimitu
- ベストアンサー率29% (345/1176)
金利差は下記の要因で決まります。 1.]資金の調達力・・・安い金利での調達 2.収益力・・・如何に収益を上げているか 3.自己資金比率の豊富さ・・・収益を上げて、内部留保が潤沢か等 特に、自己司法比率の低さは格付けに影響します。各銀行ともリーマンショック後自己資本比率の増強に努めてまいりました。これにより経営は安定し、信用力が増加するものです。
お礼
お忙しいところありがとうございました。 資金調達の他にこんなにもあるなんて思いもしませんでした。 今回教えていただいたことを参考に、これからも勉学に励みたいと思います。 本当にどうもありがとうございました。