別の質問に回答したものに加筆訂正する形でお答えしたいと思います。まずは事件の本質が最初はどうも見えなかったからだと思います。と言うのは、普通、人を殺すと言う強い意志を持つ場合には、強い恨みを持つような悪質なイジメが加害者に被害者からされていたのでは?と思ってしまいます。ところが実情は、加害者のホームページを見てしまうと、全然違うことがわかるのです。
もう事実上色々報道されているので、書いちゃって良いと思いますが、加害者や被害者のホームページサービスはジオシティなどではなく、アバターのあるカフェスタにホームページはありました。
母親にバスケットを辞めさせられた事、その後荒んでいく様子、被害者の名前も登場する、バトルロワイヤルに似た自作小説、など
被害者から加害者へのネットの中傷が引き金と報道はされている物の
そのページを実際に見てしまうと
加害者の攻撃性がバスケをやっていたことにより抑えられていたのが、辞めさせられたことにより、友人は被害者以外居なくなってしまい、さらに、好んだ小説がバトルロワイヤルなどの事から、空想を現実化してしまった結果、ああいった痛ましい事件が起きてしまったように感じられました。
被害者が癌で母親を亡くした事を、茶化したような加害者の詩がありましたが、命の軽視と持って行きどころの無い攻撃性など色々な事を感じてしまいました。インターネットが原因と言うよりは、あれは交換日記でも起きた事件であり、核家族化による子供が人との付き合いがわからないという事実や、子供には刺激的すぎる小説や映画があまりにも簡単に手に入ってしまうこと、親と学校の連携の甘さ、スポーツが持って行きどころの無い子供の攻撃性の逃げ場になるのですが、親の身勝手でスポーツを辞めさせるなど、色々な事件の要因を感じてしまいました。
人を殺す事は明確な意思がないとできませんが、実行者は子供、追い込まれていった何かが、それらホームページから感じられます。報道とは少し方向性が違います。報道はあくまで警察などの発表をそのまま書いてしまいますし、インターネットに詳しくない人が書いていますからね。
それから最近の報道では、3人で一緒にホームページを作っていて、パスワードなども交換していた事、加害者が切れて、そのパスワードを使い被害者のホームページを削除しまくった事も報道されています。