一冊では無理ですね、我が国だって「身分」が細分されていたから、非常に面倒だ、
江戸時代以前はおおらかだったようだが、それでも、皇室、公家、武家、百姓
には「厳密な差があったらしい」かなりバカバカしくても「家格」で縛られていた。
江戸時代になったら「気が狂う程」ややこしくなった、特に「季節の迎え方」はうるさい。
もちろんおおらかな家もあったが、それが普通だと思ったら大間違い。
悪役で有名な吉良上野介など、これを「小出しにして」金を儲けていた。
農家にも「家格」により「儀式化」は進んだ、小作などは頭を下げるだけだが
正月の挨拶は面倒だ。新潟(長岡藩)では庄屋の上に「割元」があり、少なくとも
二家は私の血に深く残っている、鎌倉から既に豪農だった棚橋と江戸時代に激動した土屋
だ、両家とも長岡では苗氏帯刀の士分だ、明治以降幾度も婚姻をくり返し終わったのは平成だ。
こういう中途半端な存在がたくさんあるから家族の歴史はややこしい。
いわゆる「症例研究」になってしまう、全ての家が「歴史」を持つ、だから一体
何件調べたら良いのか分けが分からない。
お礼
ありがとうございます。 同じ時代、身分でも地域によっても変わってくるんですね。 地道に調べていきます…。