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火力発電のある場所の理由について

こんにちは。観覧ありがとうございます。 学校で火力発電のある場所は海辺と都市部が多いという学習をしました。 どうして海辺と都市部に多いのかを教えてください。

みんなの回答

  • uen_sap
  • ベストアンサー率16% (67/407)
回答No.6

火力発電システムは、高温高圧の蒸気を膨張させて出力を得ます。 この低圧が低い方がたくさんの出力が得られます。 この低圧は、蒸気タービンの中を膨張して来た蒸気を冷却して水に戻すことにより、得られます。 この冷却は復水器で行われますが、この蒸気を冷却するのに、蒸気量の約70倍程度の冷却水が必要です。 容易に、この大量の冷却水が得られるのは、海岸部が第一です。 大量の電力消費地は都会ですから、エネルギーの輸送効率を考えると、大量消費地の近くに発電所がある方がベターですね。

  • CC_T
  • ベストアンサー率47% (1038/2202)
回答No.5

1)海辺に多い  火力発電は、燃料を燃やして高温高圧の蒸気を作り(600°近い温度です)、蒸気の力で発電機につながった「タービン」を回して発電をしています。ですが、発電に使った蒸気(40°近い温度です)をそのまま排気すると、発電所の周りはいつもお風呂場の中みたいな蒸気でいっぱいの状態になっちゃいます。これでは近所迷惑+環境破壊ですね。カビも生えるし鉄なんかも錆びやすい。ですから、水を使ってわざわざ排気の温度を下げてやるのです。 海には大量の海水がありますので、冷やすための水に困らない。そんなわけで海沿いに多いのです。 ちなみに、地熱発電、原子力発電なども「冷やす水」を必要とします。 熱帯植物や熱帯地域の動物の飼育などで、この「排熱」を活用してしているところもありますね。 2)都市部に多い  都市部の方が電気を使う量が多いので、田舎に建てると都市部まで長い送電線が必要で、鉄塔などの設備を建設するのも大変です。また、電線が長くなると途中の電力損失(ロス)が大きくなってしまううえ、維持管理にも手間がかかることになります。 例えるならば、給食センターで作った給食は配送トラックや保温容器など設備が必要ですが、テーブルに近い台所で必要な時に作って運べば料理が冷めたりしなくていい。そんな感じです。

  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.4

北海道電力では石狩川に沿って石炭火力発電所があります。 火力発電では原子力ほどではありませんが蒸気として使用した水の復水のために大量の冷却水が必要です。ですから、冷却水として海水や河川水が使える場所に建設されます。 ただし、小規模な発電所(ガスタービン発電所など)の場合、冷却塔を設置して空冷とする場合もあります。 都市の近辺というのは送電ロスを減らすために需要地に近い場所に配置するということで、東京湾や大阪湾の沿岸に立地している理由です。

  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.3

(1)「送電」のロスを少なくするためには、電気をたくさん使う都市の中や近くに作る方が有利です。送電線で電気を遠くまで送ると、送電線の「電気抵抗」で発熱して、エネルギーが無駄(ロス)になるからです。  火力発電所は、石油や天然ガスを燃やすので、煙突からイオウ分を含んだ「亜硫酸ガス」(SOxと呼ばれます)とか「窒素酸化物」(NOxと呼ばれます)を放出します。昔はこれが「排煙」公害のもとになりましたが、現在では「排煙」の回収・浄化が進んでいるので、人口の密集した都市部でも「公害」をまき散らすことがなくなりました。  このため、火力発電所を都市の中に作ることができるようになっています。  中国では、こういった「公害防止対策」が整備されていないので、北京などの大都市は「PM2.5」で空気が濁って風景がかすんでいますね。中国では、石炭を燃料にしている発電所が多いので、特にひどいようです。 (2)また、燃料にする石油や天然ガスは、国内では産出しないので中東などから船で運んできます。従って、海岸沿いであれば船から火力発電所の燃料タンクに直接移せます。陸地の奥にあったら、パイプラインやトラック輸送が必要で、余分な運搬コストがかかりますね。  (1)が都市部にある理由、(2)が海辺にある理由です。

noname#252332
noname#252332
回答No.2

 パチンコ屋に比べて、ではなく水力原子力に比べてと言いたいのでしょう。水力発電は川をせき止めてダムを作りますから周囲は野山です。原子力発電所も市街地では人気がありません。また石油や石炭の受け入れのために海沿いに作ります。タンクローリーや貨車で燃料を運ぶようでは能率が悪いのです。また高温の冷却水を捨てるにも川では自然破壊の騒ぎになりますが海はなにしろ広いので問題になりにくいのです。一方、原子力発電所が海沿いの理由は原子炉が非常に重く建設や修理に発電所自前の港が必要だからです。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

それくらい小学校で教わりませんでしたか。日本は資源が無いので、輸入した燃料を輸送する手間が省ける海辺が好都合なのです。

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