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血液検査の糖代謝について
- 血液検査の糖代謝検査にはHbA1c(NGSP)とHbA1c(JDS)があります。
- HbA1c(NGSP)の基準値は4.6-6.2であり、HbA1c(JDS)の基準値は4.3-5.8です。
- HbA1c(NGSP)とHbA1c(JDS)の基準値にはいくつかの違いがあります。
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HbA1cは採血前1カ月程度の平均血糖レベルを表す検査値です。日本では元々JDS単位で表記していたのですが、2年ほど前から国際的に使われているNGSPに移行しました。しばらくは両方表記されていましたが、最近ではNGSPだけのことも多いと思います。NGSP値=JDS値+0.4と考えて良いです。 JDSでは5.8までが正常でしたが、NGSPでは5.8+0.4=6.2までということになります。5.5とか5.1という値(多分前者がNGSPで後者がJDS))は将来的な糖尿病発症のリスクファクターということでしょうが、現在治療が必要ということではありません。
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- KappNets
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日本糖尿病学会では、2012年4月1日よりHbA1cの表記を日常の診療において国際標準値(NGSP値)を使用することの決めました。したがって、これまで使用していた数値(JDS値)よりおよそ0.4%高くなります。 http://www.furano.ne.jp/utsumi/dm/hba1c.htm 健康診断では2012年度まではJDS値、2013年度よりNGSP値で結果が伝えられます。 基準範囲はHbA1c(NGSP)では4.6%~6.2% 、HbA1c(JDS)では4.3%~5.8%です。 正常上限とされる基準値は、特定健診や事業所の健診では5.5%、病院や診療所で受ける検査では6.2%、日本糖尿病学会の診断基準では6.5%という異なった数字になっています。 1. 特定健診ではHbA1c5.5%という数値を、保健指導を行うかどうかの目安としています。 2. 生活習慣病の予防の観点から、5.5%という数字が設けられています。 3. HbA1c6.5%は受診勧奨の基準です。 http://www.miyake-naika.or.jp/09_ketsueki/tounyou.html 通常糖尿病予防の観点で上の値に注目します。低値を下回ると貧血などを心配します。