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A1Cが低い=へモグロビン&鉄不足?
- 29歳女性の血液検査で、血糖値が高いのにA1Cが低いという結果が出ました。糖尿病傾向の人は、両方とも高い傾向にありますが、なぜこれが起こるのか疑問です。
- 最近、鉄のサプリを飲み始めたら疲れにくくなったという経験がありますが、この場合、ヘモグロビンや鉄が足りていなかったのか気になっています。
- 医師は、基準値内ではないが問題はないと言っていますが、この結果について詳しく知りたいです。糖尿病や鉄不足についての基礎知識を教えてください。
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お礼を頂まして、質問者さんの疑問全てが理解できた気がします。 情報収集もせずにお答えしてしまい、勉強不足でした。私もすっきりしました。 ・血糖=120<High判定>(基準値70~109)・・・基準値は、空腹時血糖値を意味しまして、食後14時間飲食しないで計る血糖値を意味します。これは検査の条件なのです。 従って、反応性低血糖、あるいは、機能性低血糖と云う体質の結果で現れる数値ではありません。食後2時間、ないし、3時間の血糖値測定では、健常人誰にでも現れる普通の数値が、血糖値=120です。 お医者さんは、「基準値内ではないが問題ない」とおっしゃっていましたが、・・・とありますが、検査にあたって血液検査前の食事摂取について質問がないのは、些か疑問です。 そのような訳で、食後血糖2時間もしくは3時間の血糖値で、異常がなく、且つ又、・A1c(JDS)=4.2%<Low判定>(基準値4.3~5.8)及び・A1C/NGSP=4.5%<Low判定>(基準値4.6~6.2)ならば、A1cがLow判定である事を意識して、疲れやすかったのは何故なのか? とパズルを解くように、推理することが大切かもしれません。 食事内容・肥満度・日々の生活、等々、「知って始めて学べる」を目標となさるのも面白いかもしれません。 パズルの解き方、そのヒントとして、「栄養医学ガイドブック」Gakken マリヤ・クリニック院長 柏崎良子 著 は良書としてお勧めできます。 低血糖症・・・142ページ 糖尿病・・・・・154ページ 鉄欠乏性貧血・・・188ページ 肥満・・・・266ページ 等々、本屋さんで立ち読みするだけでも勉強になります。
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- higegie2
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HbA1cの値がなぜ変化するのかを考えれば解り易いかと思います。 24時間を通じて血糖値が高ければ、HbA1cは高くなります。 例えば糖尿病があり、空腹時血糖200、食後1時間血糖 300、食後2時間血糖280、(以下、保険適応の検査では調べることがありませんが、3時間値250、4時間値240、5時間値210等のケースでは、HbA1cが8や9%を超えても不思議はありません。) 一方、空腹時120、食後1時間値200、2時間値180、3時間値100、4時間値60、5時間値55 などというケースでは、HbA1cがA1C/NGSP=4.5%<Low判定>という結果が現れるのは、当然のことです。A1cは高い・低いという値を足して2で割る様な形でヘモグロビンに糖が沈着するものです。 この意味は、食後高血糖となるために、血糖値を下げようとインスリン過剰分泌が起きるためです。反応性低血糖とか機能性低血糖と云われるものです。 この種の低血糖が発見されないのは、保険が3時間値以降の血糖測定を許可していないためです。その為に、医師たちは人の体に起きる当然の機能的変化を体験することがなく、空腹時血糖高値、HbA1c低値を理解し得ないのです。 なぜ、このような結果が現れるのか? それを学ぼうとする姿勢を持つことは大切です。また、洞察力も必要になります。そうすることで、これから自分の体にどのような悪影響が現れてくるのかを理解できます。病気予防とも言えますね。 一例として、肥満によって ”インスリン抵抗性(インスリンが血糖値を下げる働きの低下)” が増すために、時間遅れでインスリンが働き過ぎて低血糖気味に推移することが考えられます。 他には、食事傾向として高糖質食を続けている、あるいは、砂糖類など吸収の早い糖質過剰摂取では、反応性の低血糖が起きやすいこと。 等々、考えれば、様々な原因が浮かび上がってくると思います。 そして、低血糖体質の方は体調不良を抱えるケースが多いのも確かです。それに加えて、医師が指摘しない軽度の鉄欠乏性貧血が重なると、余計に体調不良の度合いが高くなります。 軽度の鉄欠乏性貧血があったのかもしれませんが、それは、血液検査の数値がないと解りませんね。 29歳、まだお若い貴女です。しっかりご自身の体を知り、健康とは何か?を学び、これから先の長い人生を有意義にお過ごしください。
お礼
ご回答ありがとうございます! まったく医学知識のない私ですが、 なんとなく理解できた気がします。 実は血液検査は予定外に急きょしたため、 食後2~3時間程度経っていたのです。 なので >血糖値を下げようとインスリン過剰分泌が起きるためです。 >反応性低血糖とか機能性低血糖と云われるものです。 が起きたのかもしれません。 >29歳、まだお若い貴女です。しっかりご自身の体を知り、健康とは何か?を学び、 >これから先の長い人生を有意義にお過ごしください。 温かいお言葉まで頂きうれしいです。 今回、教えて頂いたことで 健康っておもしろいなぁと思いました。 higegie2さまもお身体ご自愛ください。ありがとうございました(*^-^*)
- ebisu2002
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鉄欠乏性貧血であると言われたことがあるのでしょうか? へモグロビンは鉄が欠乏すると充分に作られなくなりますから 血液中の濃度が低下します(これが鉄欠乏性貧血) このヘモグロビンの内の糖と結合している部分の占める割合と関連するのがヘモグロビンA1cの%です ヘモグロビンA1cの割合が低いことと鉄欠乏や貧血であるかは連動するものではありません お書きの結果から鉄の状態や貧血の状態のことを述べることは間違いとなります ただしこれまで鉄欠乏性貧血であった方に鉄を補充しますと せっせと新しいヘモグロビンが作られ、 若い、糖とは結合していないヘモグロビンの占める割合が増えますので 結果的にヘモグロビンA1c%は低下して見えます こうした場合では糖の状態をヘモグロビンA1c%で評価することはできません
お礼
ご回答ありがとうございます。 鉄欠乏性貧血と言われたこととはありません。 最近たまたま鉄を飲んだら疲れにくくなったので、 以前の血液検査でA1cも低かったし、鉄が不足してたのかな?と思ったのです。 しかし >ヘモグロビンA1cの割合が低いことと鉄欠乏や貧血であるかは連動するものではありません なのですね! ありがとうございました。
血糖値は、検査の前の食事や運動などの 影響を受けるので、たまたま高かったから どうこうと言えないと思います。 A1cは、潜伏期間が4ヶ月と長いので 潜伏期間は、よろしくない表現ですね・・・ 赤血球の寿命がおよそ4ヶ月で、その長い間体を巡っています。 長く体を巡っているうちに、血管内のブドウ糖と結びついて A1cに変わります。 ですから、この値が大きいと心配ですが、 低い・・・ということは、 気にするほどでもないが、鉄欠乏性貧血が見られる。 鉄が足りなくて、十分に赤血球を作れなかった。 あるいは、鉄が体外に排出されたのですが、 今回の排出量がたまたま多かった。 ですから、鉄を補充してやると疲れにくくなると。 ヘモグロビンというよりは、鉄を気にするといいかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございます! すごくわかりやすくて理解できました。 引き続き鉄サプリを飲もうと思います!(^^)!
お礼
再度ご返答くださり、ありがとうございます! >食後2時間、ないし、3時間の血糖値測定では、健常人誰にでも現れる普通の数値が、血糖値=120です。 そうなんですか!!安心しました。 病院にふらっと行ったら「とりあえず血液検査しましょう」と 急に言われたので、事前にがっつり食べていました。 血糖値の基準値が「空腹時」なのは知っていたものの、 2~3時間経っていればそんなに影響ないのかなと思っていました(^^;) きちんと空腹時に測定したら、むしろ血糖値低めかもしれないですね。 おすすめ本も教えて下さり、ありがとうございます。 本当に、医学ってパズルみたいですね。 ぜひ読んでみたいと思います。 すっきりしてよかったです。本当にありがとうございました(*^-^*)