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古典について。火鼠の皮衣

本文 家の門に持て至りて立てり。竹取出で来て、取り入れて、かぐや姫に見す。 かぐや姫の、皮衣かわぎぬを見て言はく、 「うるわしき皮なめり。 わきて真まことの皮ならむとも知らず」 竹取、答へて言はく、 「とまれかくまれ、先づ請しゃうじ入れ 奉らむ。世の中に見えぬ皮衣のさまなれば、これをと思ひ給ひね。人ないたくわびさせ奉り給ひそ」 と言ひて、呼びすゑ奉れり。 かく呼びすゑて、「この度は必ずあはむ」と嫗おうなの心にも思ひをり。この翁は、かぐや姫の寡やもめなるを嘆かしければ、「よき人に(1)あはせむ」と思ひはかれど、切に「否」と言ふことなれば、え強しひねばことわりなり。 かぐや姫、翁に言はく、「この皮衣は、火に焼かむに、(2)焼けずはこそ真ならめと思ひて、人の言ふことにも負けめ。『世になき物なれば、それを真と疑ひなく思はむ』とのたまふ。なほこれを焼きてこころみむ」と言ふ 1、 本文中の(1)の『あはせむ』とはどうゆうことか。次の中から一つ選んでください 1、かぐや姫を大臣の使いの者に会わせようとすること 2、かぐや姫を大臣と対面させようとすること 3、かぐや姫を結婚させようとすること 4、大臣の贈り物をかぐや姫に受け取らせようとすること 2、 (2)の『焼けずはこそ』の口語訳として適当なものを1つ選んでください 1、もし焼けないならば 2、焼けないかどうか 3、焼けないものは 4、焼けないはずで よろしくお願いします。

みんなの回答

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.3

一連の古典に関する問題にわたしだけがはっきりした答を書かなかったのが意地悪をしている形になってしまいました。お詫びにまだ締め切られていなかったこの場所に書き込みます。「古典について 袴垂保昌にあふこと」の回答に「着る」が上二段活用とあるのは、回答者がうっかりなさったのでしょう。答は「上一段活用」です。

  • fumkum
  • ベストアンサー率66% (504/763)
回答No.2

こんにちは 1、 本文中の(1)の『あはせむ』とはどうゆうことか。次の中から一つ選んでください 1、かぐや姫を大臣の使いの者に会わせようとすること 2、かぐや姫を大臣と対面させようとすること 3、かぐや姫を結婚させようとすること 4、大臣の贈り物をかぐや姫に受け取らせようとすること A=3 *単語の意味問題です。『あはせむ』は、下二段動詞の未然形「あはせ」と、意志(推量)の助動詞の終止形「む」からできています。「あはせ(終止形は「あはす」)」の意味には、a合わせる。b合奏させる。c結婚させる。d(優劣を)比べる。夢占いをする。といういくつもの異なった意味があります。この意味の中で、どれがこの場合に適合するかを考えます。 このような単語(短文の場合もあります)の意味を問う問題では、「あやし」などのように、現代語と同じような言葉で、意味が現代とは違う単語。「あはす」のように、異なった意味を持っている単語が出題されることが多いので、まとめておくと便利です。 2、 (2)の『焼けずはこそ』の口語訳として適当なものを1つ選んでください 1、もし焼けないならば 2、焼けないかどうか 3、焼けないものは 4、焼けないはずで A=1 *「は」の使用としては珍しい例です。係助詞の「は」で、未然形に接続して仮定条件をつくり、「もし~ならば」の意味になります。この場合には、打消しの助動詞の「ず」が未然形なので、「は」はこれについて、「(燃えないという皮衣が)もし焼けないならば」となります。係助詞「こそ」を訳しませんが、これは係助詞が係り結びの法則で、文末を已然形にして、係助詞と文末に挟まれた単語や文を強調する性質を持っており、訳しづらいためです。ここでは、「焼けずはこそ真ならめと思ひて」となっていますが、文としては「と」で一旦切れます。「『焼けずはこそ真ならめ。』と思ひて」とするとよくわかると思いますが、格助詞「と」は引用句・会話文などを受けます。つまり、「と」の前で、文はいったん終了しています。ですから、「こそ」に対して結びの部分は「め」(推量の助動詞「む」の已然形)になります。そして、こそは「真ならめ」の部分を強調していることになります。 以上、参考まで。

  • kimosabe
  • ベストアンサー率59% (137/230)
回答No.1

「ありがとう」の一言も言えないような「人でなし」には教えてやらないよ。