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エボラ出血熱に効きそうな薬ってどうしてわかるの?

ニュースで日本の富山化学工業の薬がエボラ出血熱に効く可能性があるという報道がありました。エボラ出血熱の患者に投与する前の状態で、効く可能性があるという推定がどうして出てくるのか不思議です。症状が似た別な病気に効いたからとか、なにか根拠があると思います。その根拠をかみくだいて教えてほしいです。

みんなの回答

  • smi2270
  • ベストアンサー率34% (1640/4699)
回答No.4

NO2 smi2270です お礼有難うございます。 私のお話は TVで研究者が言ってましたよ。 日本の製薬会社と違う分野の国内会社で 共同開発していた インフルの薬で 試したので。。もし それが海外なら 日本の製薬会社と違う分野の国内会社は 今までの 企業秘密が無駄になります。 ですから 国内にある ウイルスでマウスを使い 臨床実験していたんでしょうね。 感染症の「ウイルス」はすべて 国内の研究所に あるのは 確実です。でないと 臨床実験はできません。 マウスで何度も何度も繰り返し 人間で治験をして 副作用や 効果を確認し 何も問題なければ 初めて 「薬」として認証されます。今回は緊急性と他に あてはまる薬が無かった為 特別に使用を許可されました。 日本でこういう状態ですので 先進国はみな 国内にあるはずです。 無ければ 研究のしようがないですからね。。。☆

  • USB99
  • ベストアンサー率53% (2222/4131)
回答No.3

宿主の持つDNAを書き換えるには、逆転写酵素とインテルラーゼが必要で、この二つを 持っているのはレトロウイルスだけです。他のウイルスは宿主のDNAを直接的には いじりません。 普通のウイルスは、宿主の遺伝子増幅機構と遺伝子から蛋白をつくる機構を拝借するだけ です。 また、エボラウイルスを研究するにはP4の実験施設が必要ですが、日本のP4実験施設は 二か所ともP4としては稼働していません。よって、エボラウイルスを使った実験は 日本ではできません。 普通は 1.ウイルスに感染させた培養細胞に対して投与 2.効果があれば、マウスなどの感染させた動物に投与 3.ボランティアに投与 4.感染した人に投与 という手順をとります。ただし、ノロウイルスのように培養細胞も感染小動物もいない 場合は、似たウイルスを用います。ノロウイルスの場合は、ネコカリシウイルスを代わりに 使います。エボラの場合は、どのウイルスを使うかはしりませんが、フィリピンなどには 豚に感染するエボラの親戚ウイルスがあるので、その辺を使ったりするのかと思います。

harahiraok
質問者

補足

詳しく解説いただいてありがとうございます。学術用語が多いのでよくわかりませんが、親戚のウィルスに効くということでしょうか。 すると、エボラと何かのウィルスが親戚だというのはどうしてわかったのでしょうか。すでにDNAの解析などがすすんでいるということでしょうか。 つけたしですが、smi2270さんとは日本での実験については見解が異なるようですね。どちらが正しいんでしょうか。

  • smi2270
  • ベストアンサー率34% (1640/4699)
回答No.2

実話 日本国内にすでにウイルスは存在します。 国立感染症センターとあと数箇所にあり 厳重に 保管されています。 それで マウスに感染させ 薬を投与し 発症率や死亡率を出してる段階でした。ですので まだ人に使うことは認証されていませんが 今回は 緊急性が高いので 実験段階の薬を人にも投与しているんですよ☆

harahiraok
質問者

補足

そういう内情があるとは知りませんでした。すると、他の国でもウィルスは存在するのでしょうか。

  • caf-caf
  • ベストアンサー率64% (1414/2208)
回答No.1

ファビピラビル(アビガン)という薬ですね。 エボラも、インフルエンザもウィルスです。そして、ファビピラビルは、インフルエンザウィルスの増殖を阻害するお薬です。 菌は自分で増殖しますが、ウィルスはヒトやマウスの細胞に侵入して増殖します。増殖の仕方をざっくり説明しますと、 1.ヒトの細胞には核という遺伝子のノートのようなものがあります。 2.ウィルスが、このノートの遺伝子を「病気」に書き替えます。 3.病気に書き替えられた遺伝子が増えます。 1~3を繰り返し、病気が重症化するということです。 ファビピラビルは、この病気に書き替えられたノートが増えるのを妨害するお薬です。 インフルエンザウィルスのこの書き換えを妨害する目的で作られましたが、他のウィルスの書き換えも妨害できるかも知れないと、マウスの細胞での実験をしてみて、エボラウィルスの書き換えも妨害できるのではないかと考えたのですね。

harahiraok
質問者

補足

エボラも、インフルエンザもウィルスというところは納得のいくところですが、この論理でいくとウィルスにはすべて効くかもしれないということでしょうか。そのへんが分からないところです。 2の「ウィルスが、このノートの遺伝子を「病気」に書き替えます。」というのはすべてのウィルスの特性ではないように思いますが・・・