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住宅ローンの書類について
住宅ローンの借り換えをしました。 某信用金庫さんですが、その際手続き終了して、信用金庫取引約定書、保証委託契約書、ローン契約書(金銭消費貸借契約証書)のコピーをもらいました。これらの書類は、客にはコピーでよいのでしょうか? また、それらの書類の検印欄がインクで乱暴に塗りつぶされていました。 これも通常あることでしょうか? ご存知の方いらっしゃったら、教えていただきたく存じます。 どうぞ宜しくお願いいたします。
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金融機関によってやり方は違いますが、コピーで構わないと思います。 メガバンクでは、銀行取引約定書は製本のコピーを顧客に手交し、ローン契約書は複写式の控えを渡しています。 一般的に、金銭消費貸借契約を締結する場合には、金銭消費貸借契約書または借用証書が作成されることが多いですが、これは、契約の存在を確認・証明し、後日の紛争を未然に防ぐためになされるものです。そして、銀行取引約定書のように貸主・借手の双方が署名捺印する契約書の場合は、正本を2通作成すべきものですが、課税文書として、それぞれに4,000円の印紙税が掛ってしまいます。しかも、印紙を負担するのは借手になります。これでは借手は堪りませんので、コピーで済ませているという訳です。金銭消費貸借契約書は、借手が借主宛に差し入れる形態ですから、本来は1通で構わないものです。しかしながら、先に述べた通り、お互いに契約内容を確認し、後日の紛争を防ぐ為に、コピーを手交しているのです。 借手に、「原契約は全て銀行に差し出して、手許に何も書類が無いから、弁済金額が分からなかった。期限の利益喪失条項が分からなかった。」等言い逃れをさせないのが目的です。従って、コピーで十分です。ただ、その信用金庫さんは、仕事が雑だったのかもしれませんね。
お礼
モヤモヤしていたものがスッキリいたしました。 丁寧に教えてくださって本当にありがとうございました。