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少女漫画・少女小説と電子書籍
アマゾンのKindleなどによって電子書籍が急速に普及していますが、近ごろ本には電子書籍化との相性がよくないジャンルがあるのではないかと思うようになってきました。その一例として少女漫画と少女小説を挙げたいと思います。 理由として少女漫画や少女小説は作家や読者のITリテラシーが低いこと、少女漫画や少女小説のまじめな雰囲気は瞬間芸が重視されやすいインターネットと非常に相性が悪いこと、少女漫画や少女小説は作家と読者が小さくて素朴なコミュニティを形成していてネット炎上のようなリスクを許容する力がないこと、少女漫画や少女小説は書店に置かれることによって存在を認知されているジャンルであり電子書籍化が進むと少年漫画や男性向けライトノベルに埋没してしまうことが考えられるからです。 電子書籍はとかく低コストや省スペースといった利便性ばかりが注目されますが、アナログによって存在しえる文化もあるということがもっと注目されるべきではないかと思います。
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- Pochi67
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全てが取って代わられる訳ではないので、紙媒体が好みならばそちらを選べば良いという話では? 発行部数が他のジャンルに比べて削減率が高く、本屋の棚からスペースを削られるというならば問題です。 しかし普通に考えれば、他のジャンルと変わらないでしょう? あなたが言うように少女マンガ・小説は電子書籍と相性が他ジャンルより悪いなら、他ジャンルは電子書籍に重きを置くようになって棚は空き、むしろ歓迎するべき状況です。 電子書籍は基本的にサイト内でジャンル分けをされているので、トップページのおすすめからは外れるかもしれませんが、本屋のようにスペースを気にする必要のない電子書籍サイトは、ジャンルとしてページを確保されています。 少女マンガ・小説を買おうとしているユーザーが、目についたからといってそちらを買い、本来の目的の商品を買わないというのはそうないのではないでしょうか? それとも問題は、紙媒体が売れず、体力のない本屋が潰れていったり、入荷されないことの憂慮でしょうか? 個人的には、消費者がどちらか選べる現状で良いと思っています。 (私はジャンルにかかわらず、マンガはどちらでもOKですが、小説は読みづらいので紙媒体での購入です) 紙媒体で購入しても、感想をネット上にアップする読者もいますし、ネット上の感想を見て購入者が増える可能性もありますしね。 炎上するには、炎上するだけの理由があります。 ツッコミどころがない作品に、誰も共感出来ないようなイチャモンはそうつけられませんし、炎上することもないです。 少女漫画・小説は知る人だけが知っていれば良いというのはファン心理かもしれませんが、私は作者にきちんと還元して欲しいので、広く知れ渡ることは良いことだと思います。 良い作品を作る作家さんが、貧乏生活をしているのはおかしいと思うので。 消費者は、媒体を選べます。 作家さんや出版社は、売れればどちらでも構いません(古本屋や海賊版はダメです)。 どんな炎上をしたとしても、自分が良いと思う作品はそれにかかわらず買い続けます。 町の本屋さんの経営状況以外、問題がありますか?