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カフェインを取得することによるメリット
http://matome.naver.jp/odai/2134985927445756801 これを見て思ったのですが、 カフェインを取得することによるメリットってあるのでしょうか? 眠気冷ましぐらいでしょうか?
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こんにちは。 人間って、頭の上から、つま先まで、それはもう膨大な数の細胞で構成されていますよね。これらの細胞が活動するためのエネルギーは、『 アデノシントリリン酸(ATP) 』という物質のみです。 しかし、細胞は確かに『 ATP 』をエネルギー源として取り入れているのですが、全ての『 ATP 』を消費させることはできません。それは、細胞の中ある『 ホスホジエステラーゼ 』という酵素が、細胞の『 ATP 』消費活動を抑制しているからです。 このように『 ホスホジエステラーゼ 』は、せっかく細胞が取り入れた『 ATP 』を、一部しか使わせてくれない働きを持っているのです。簡単に言えば『ATP』の無駄遣いが行われているのですね。 ところが、人間がコーヒーなどを飲んで『 カフェイン 』を摂取すると『 ホスホジエステラーゼ 』の働きが無力化してしまいます。 こうなると細胞は、取り入れた『 ATP 』をあればあるだけ、全てエネルギーとして消費することができるようになるのです。これで細胞が活性化するのです。 細胞が活性化するとそれに伴い体調が俄然良くなります。 人間の脳とて、細胞の集まりなのですから、活性化すると、体調と共に調子が良くなってきますよね。これが、『 カフェインの覚醒作用 』と言われる現象です。こうなると、頭も、目も覚めます。 しかし、だからと言ってこの現象を維持継続しようとして、『 カフェイン 』を摂取し続けると、やがて『 カフェイン中毒 』になってしまう可能性があるので摂取はほどほどにしましょう。 『 カフェイン 』は、摂取してから約一時間で、脳に到達し、覚醒は10時間程度維持されます。他には、『 カフェイン 』には、脳内の、血管の太さを収縮させる作用があります。これは、脳内の血管径が、拡張することによって起きる、頭痛を鎮静化してくれます。 または、腎臓内の細胞を活性化させる働きも持ち合わせていることで、尿の生成を促すことができます。これを『 カフェインの利尿作用 』と言います。そればかりではなく胃腸の調子も良くする作用もありますので『カフェイン』は薬のようなものだとも言えます。 今後も『カフェイン』の研究が進みいろいろなことが解明されていくと思われます。