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家裁調査官と弁護士の業務のちがい
弁護士を目指して勉強している者です。 一般民事事件の中でも、特に家庭問題に関心があります。 家庭問題に特化した弁護士になることも考えましたが、家裁調査官の方が自分の思考に合った業務ができるのではないかと悩んでいます。 弁護士も家裁調査官も、紛争解決に関わる職業なのは同じだと思います。 具体的に、この二つの職業では、どのような違いがありますか。 当事者に対する関わり方の違いなど、具体的に教えていただけると助かります。
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- seble
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弁護士は民間人ですから、幅広い助言や補助を行う事が自由意思で行えます。法的助言以外してはいけないというような事はありません。 逆に、公務員は全体への奉仕者であり、勝手に個人的な肩入れなどできません。あくまで職務の範囲内にとどまります。同時にたいていの責任は無く、えん罪で有罪にしちゃってもシレっとしていられます。しています。権力側ですから自身の身を守るには最適ですが、あくまで自身であり、他者ではありません。寄らば大樹の思考ですから。 もちろん、弁護士にもピンからキリまで居て、顧客のカネを横領して刑務所へ入るようなのまで居ますが。 また、ほとんどは、理想に燃えて仕事を始めてもすぐに挫折というか壁にぶち当たります。 結局のところ、悪い奴だから逮捕される、人間的に問題があるから民事トラブルがこじれる、刑務所は暴力団と右翼にあふれており、えん罪なんて本当にごく少数でしかありません。 1人の不良少年をどうやって矯正できる?自分の人生を捨てるぐらいの覚悟がなきゃ無理です。あっても成功は覚束ないし。 そして、不良少年は数十だか数百万人います。全部とは言わずとも1人でどうやってグループに対処できるでしょう?権力があればつぶす事はできますが。 どちらの職にするにしても、理想論と現実は非常に乖離しています。
- seble
- ベストアンサー率27% (4041/14683)
全く違います。 家裁調査官はあくまで家裁に属する訳で公平な立場、どちらかに味方するというような事はできません。 また、公務員であり、仕事を選ぶ事もできません。 しょせんお役所仕事ですから、その範囲でしか動けません。 弁護士は民間人であり、家裁事件に限定される事なく、自分の好きなジャンルの仕事ができます。利益を考えなければ客を選ぶ事もできます。税理士登録する事だって可能ですから。 もちろん、司法試験の方が難しいでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 sebleさんの意見も一つの意見として聞かせていただきました。しかし、少し話が進みすぎな気がしました。家裁調査官は、非行少年であれ家事問題であれ、矯正までは関われないことは周知の事実だと思います。ですので、少年を最後まで矯正したいと志しているわけではありません。 弁護士にはない、家裁調査官の魅力というものが知りたくて質問させていただきました。
補足
家裁調査官は法律学、心理学、社会学、教育学など幅広い知識を身につけて職務を行うと聞きました。 弁護士はあくまで法律家であるため、法律的な助言以外は業務外(するべきではない)と思いました。 家裁調査官は、法律的な解決以外にも踏み込んで解決策を考えることができる魅力があると思いましたが、私の見解は合っていますか。