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アメリカの刑事裁判のテレビ放送について

よくニュースとかで、アメリカの刑事裁判の模様をテレビで放映 したりしていますよね。児童殺害とか、結構重大な犯罪においても、 犯人の顔や挙動などを普通にテレビ放映したりしています。 原則としては裁判で審判が下るまでは、容疑者はあくまで 容疑者であり、そのような段階でテレビ放映したりした場合、 重大な人権侵害になるということにはならないのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • hekiyu
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回答No.2

"則としては裁判で審判が下るまでは、容疑者はあくまで 容疑者であり、そのような段階でテレビ放映したりした場合、 重大な人権侵害になるということにはならないのでしょうか?" ↑ 米国と日本とでは事情が異なります。 1,被疑者は裁判で有罪になるまでは無罪と推定  される、といっても、日本の場合は、殆ど100%  有罪になりますから、起訴された段階で、実質  有罪推定になってしまいます。  だから、裁判の様子を放映する、てのは問題になる  訳です。  しかし、米国では半分近くが無罪になります。  だから、裁判をやってみなければ、有罪か無罪か  判らない、ということで、推定無罪が説得力を持つ訳です。  だから、テレビ放映しても、問題は少ないのです。 2,米国は犯罪大国です。  国民の20人に一人が、色々な意味で刑務所体験者です。  こういう国では、犯罪者など珍しくもなく、  テレビ放映しても、どうってことがないのです。 ちなみに、米国は見た目の公平さを重要視します。 それは、公務員に対する不信があるからです。 人種差別や汚職が横行し、警察や検察、裁判官まで 信用できない国です。 だから、公平に見えるように神経を使うのです。 中国なども信用できませんが、あそこは見た目の公平さ に対しても無頓着です。 ここら辺りが、先進国との差なのでしょう。    

toranekodaisuki
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 米国と日本では、刑事司法システムから、社会状況までがかなり 異なるわけですね。そのような事情からテレビ放映というのも 一般に受け入れられている、ということですね。

その他の回答 (1)

  • Willyt
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回答No.1

OJシンプソンの殺人容疑事件のときの報道を見ていた限りでは容疑者のシンプソンを犯人扱いにするのではなく、日本では考えられないほどフェアな立場の放映が行なわれていたという印象を持ちましたよ。日本では容疑者は犯人という立場で、そのプライバシーを曝き、これを犯罪に結びつける牽強付会が目立つのと好対照です。容疑をかかられた証拠を分析してこれはシンプソンにとっては不利だが、もう一つの事実は彼にとって有利と分析を続けてこれを報道するのです。ですから人権侵害になる心配は殆どなさそうでしたよ。報道する者の立場を明確にし、容疑者を犯人扱いしない限り、その報道は許されるといいうのが海外での社会通念だと思われます。

toranekodaisuki
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >報道する者の立場を明確にし、容疑者を犯人扱いしない このような前提がしっかりとあるから、テレビ放映ということも 許されるわけですね。

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