• 締切済み

自立できない親族

こんにちは。自立できない(と私には映る)義理の妹のことについて、ご相談させてください。 立場上、私が直接口出しすることでもないと思っているのですが、どうも釈然とせず、また接し方に悩んでいます。 彼女は妻の妹で、大学を卒業して二年目になります。 ちなみに私は三十代前半、妻は二十代後半です。 妻の実家は五人家族で、この姉妹のほかに兄が一人います。 義理の妹は末っ子ということになります。 また義父母ともに健在で、義父は六十代前半、義母は五十代半ばです。子ども達が小さい頃から今に至るまで共働きを続けておられます。 そして、私たち夫婦は地元を離れ都心で生活していますが、義理の妹は実家に両親と、そして年こそ私より下ではありますが、義兄は奥さん、子供と実家のそばに居を構えています。 実はこの義妹も先月まで上京していました。 専門性の高い大学を卒業しましたので、その道を究めるんだと、東京に職場を探し、アルバイトとして雇われたのです。 その職場も、どうしてもここで働きたいんだ、という義妹の希望でした。 職場に近い住まいでなくては駄目だということでしたので、決して家賃の安くないエリアでの家探しには妻が奔走しました。妹がやりたいことをやれるように、ということでそれこそ惜しみなく協力したのです。家族想い、妹想いの妻のことを、私もあらためて見直しました。 妻は妹が頑張ろうとしていること、自分が近くで力を貸してあげられることを本当に喜んでいました。 そして引越の費用とアパートの初期費用は義父母が負担し、この春に上京したのです。 また、生活が落ち着くまでの家財の買い出しには、妻がレンタカーを借りるなどして協力しました。 ところが義妹はわずか一ヶ月でこの職場を辞めてしまったのです。それも妻には具体的な相談もなく、でした。 職場に、「辞めさせてください」、と伝えるときには、義母が仕事を休んで上京しました。 自分の母親同伴で、「体調不良の為、辞めさせてください」と言いに行ったのです。 「そして地元に帰ります」、とも。義妹が義母に泣きついたのでした。 まだ若いのだから、思い描いていたものと現実とのギャップは往々にしてあるものだと思います。 私も転職歴がありますから、気持ちもよくわかりますし、それ自体をどうこう言うつもりはありません。しかし、まずここで母親を連れてきて一緒に頭を下げてもらう、という発想が私には理解できませんでした。 そしてこの後、義妹は地元に帰ることもなく、仕事やアルバイトを探すこともなく、二か月間暇を見つけては友人と遊び、昼夜逆転の生活を送っていました。東京に来るための初期費用を義父母が負担したので、少々貯金があったようです。 そしてこの貯金の残高が心細くなったころ、東京でもう少し頑張りなさい、という家族のアドバイスを振り切って、とっととアパートを解約し、地元に帰ってしまったのです。 妻はとても悲しそうでしたが、あまりにあっけらかんと帰ったので、途中からは呆れていました。 それから一ヶ月近くが経ち、先日私と妻は、妻の実家に帰省しました。 実家に帰ってからも義妹は仕事探しをすることもなく、そのことを義父母に指摘されると逆ギレし、拗ねて自分の部屋に籠るのだそうです。 そして一日目の夜、義父母と私の三人だけになるタイミングがあったのですが、 「(私)さん、(義妹)のことで迷惑を掛けてほんとうにごめんなさい。。。」、と深々とお詫びされました。 私は本当に悲しくなり、なんでこの人達が自分に頭を下げなきゃいけないんだ、と腹立たしくなりました。 なのに当の本人は、「また近々、東京に出るかもしれないしね~」、と悪びれる様子もなく家族の前で言ってのけるのです。 どういう感覚から出る言葉なのか、本当に理解に苦しみます。 この義妹、素人の私から見ても、芸術的なセンスは並外れたものがあると思います。 これまでもその才能を発揮させてあげたい、と好意で協力してくれる人がいたそうなのですが、それらを、「自分のやりたいことと少し違う」、「期待されて人と接するのがいやだ」、などといった言い訳で中途半端な形のまま、ご縁を切ってきたそうです。(妻と義母のお話) 自分の本質にある問題から意識的にか無意識にか目を背けて、周囲の責任にしているだけとしか思えません。 ところが、人にそのことを指摘されると、逆ギレする。 そして、他人の言葉や態度には過敏すぎるほど繊細に反応してしまう。 妻によると自傷の癖があり、それがだんだんひどくなっているかもしれない、とのことでした。 きっと義妹も生きづらさ、拠り所のなさを感じているんだとと思います。 それはとてもかわいそうなことだと思います。 しかし、周囲がいつまでも腫物に触るような接し方をしていたのでは、これからも彼女は物理的、精神的に自立できない、と思うのです。 また、それは結果的に家族を圧迫することになるのではないかと、思います。 冒頭の繰り返しになりますが、立場上私がどうこう言うことではない、またこのように考えることではないのかもしれません。 しかし、彼女のポテンシャルと人間性の純粋さがよくわかるだけに、歯がゆい思いがして仕方がありません。 妻、そして私を含む周囲は、どのように彼女と接していけばいいでしょうか? みなさんのご意見、ご助言をいただけましたら幸甚です。

みんなの回答

  • blcquv
  • ベストアンサー率58% (25/43)
回答No.5

本人が気付いて動かないと変わらないので、放っておくしかないと思います。 お舅さんお姑さんが、義理の妹さんが自傷していると知っている、と仮定して書きます。 彼女が専門家の治療を受けていて親御さんも専門家から説明を受けていて、親子でケアに努め、回復具合を正しく知ったうえで就職していたなら、このような辞め方はしなかったと思います。 私は、彼女も親御さんも心の傷を根本的に治さないまま、親御さんが物理的な援助だけして社会に出してしまったから、このような結果になったと想像しています。 一方、親御さんが彼女の自傷に気付いていない、彼女が親御さんに自傷を隠しているなら、親子間の愛情や信頼が希薄ということです。 それはそれで彼女は親子という人間関係の基本を学べていないのだから、社会に出てよその人とうまくやれないのも当然だと思います。 彼女が1ヶ月で仕事を辞めて適当に遊んで実家に戻り、親御さんもそれを許したということは、お互い親離れ子離れしたくないのでしょう。 仕事を辞める時に親の同伴を求める子も子ですが、それに応じる親も親で、つまりは共依存でどっちもどっちです。 私は美術・デザイン系の仕事をしていますが、彼女が一人暮らしの準備というクリエイティブな楽しみを親兄弟に手伝ってもらったり、最初の職場がダメでも転職しようとしない姿勢に違和感を持ちました。 表現者として自分の世界を思い描き、実践し、続ける意識が欠けているからです。 専門大学に四年間も通っていれば、その世界の厳しさの情報はいくらでも得ていたはずなのに、そしてかなり拘って就職先と家を探した割には、お粗末な逃げ方をしています。 以前も協力しようと言ってくれる人も断ってしまったようだし、ひどく臆病で受け身です。 自我が幼く弱い彼女は他人も社会も怖ろしく思っているでしょうし、他人の言動に過剰反応し独り立ちできないのは仕方がないことです(だから親に執着して離れないのです)。 これは本人が意識して乗り越えようとしなければ、どうにもなりません。 質問者さんは見守るだけで、奥さんが心配を口にしたら聞いてあげればいいし、奥さんが再び世話を焼こうとしたら、それは本人のためにならないと教えてあげればいいと思います。 彼女は自傷を繰り返しているのだから、まず精神を安定させる方が大事でしょう。 本人も親御さんもそれを軽視して(または親御さんは気付かないで)就職に失敗し、会社や質問者さん夫婦を振り回しました。 親御さんが本当に質問者さん夫婦に恐縮しているなら、親子三人で質問者さん達に謝るはずです。 親御さんが本当に彼女を思っているなら、まず自分達が質問者さん達に頭を下げ、彼女にも頭を下げさせ、姉夫婦に謝りなさいと躾るはずです。 彼女が悪びれる様子もなく、「また近々、東京に出るかもしれないしね~」と家族に言えるのは、親御さんが彼女の非を教えていないということです。 文脈から、親御さんがその場で彼女を叱って質問者さん達に謝らせなかったと想像しますが、親御さんは彼女を刺激してモメたくないから、彼女のやりたい放題・言いたい放題を許しておいて、後から彼女がいない時に質問者さんに謝った、ということです。 彼女は彼女で親御さんの逃げ腰を学習し、何か不都合があると癇癪を起こして機嫌をとってもらえるよう、後始末をしてもらえるようにし向けているのでしょう。 親御さんも彼女も自分達のことをはっきりとは自覚していないと思いますが、お互いに自立するために意を決して行動を起こすよりも、密着したまま変わらないでいた方が楽だから、不都合を感じながらもこの関係を保っているように想像します。 この親子は問題を直視せず、その場その場でやり過ごし、結果的に周囲に負担をかける人達に思えます。 被害を被らないためにはある程度の距離を保った方が安心でしょう。 もし彼女が自立しないままだと、親御さんが高齢になったり亡くなったりしたら質問者さん夫婦が養うことになるかもしれないからです。 親がニートの子を他の自立した子に押し付けるケースは少なくありません。 彼女を半端に助けてズルズルと頼られたくないなら、安易に関わらないと線引きをしておいた方がいいし、逆に突き放せないなら一生面倒をみる覚悟をするべきでしょう。 とりあえず彼女が二十代のうちは様子を見る期間としたらどうでしょうか。

  • Glory_777
  • ベストアンサー率50% (105/208)
回答No.4

年上から見れば、不満はあると思います。 しかし、どんな人間も親切にされて、それを分からないはずがありませんよ。 もう一度、ご自分の質問文を読み返してみることをお勧めします。 いまどき珍しい、家族らしい家族の形をした家族ですよ? そこでの義兄の悩みが、これまた家族らしい。 ほんとうに羨ましい。 他の質問者さんの質問などはもっと切羽詰っていまして、 答えるほうも真剣に受け止めて、救いがない中で励ましているものが多いです。 世を儚んで、攻撃的な物言いの、大変ひねくれた方の質問もあります。 しかし、それを読んでいたら驚いたことに、 本当に殴る蹴るの虐待を受けていたそうです。 人が人を恨む。人が人に対して攻撃的に成る。 その背景には、本当に物語のように、 それに足るものがあります。 可愛そうなことに、他の子供は殴られ続けていないことがわからない。 そんな境遇の人も本当にいます。 インターネットが普及しなければ、その人は一生、その事実を語らなかったでしょう。 ということは、今も昔も、そういう人が人に知られず沢山いたんでしょうね。 外からは分からない事情が必ずあるのでしょう。 人を決め付けてはいけないと痛感しました。 さて、質問者さんのお悩みは、確かに悩ましいのですが、 なんだかほっとします。傍から見るとほほえましいですよ。 私が26歳くらいのときは、もっと自由奔放で生意気でした。 それがいつの間にか、オッサンになって、若者を諭そうという欲まで出てくる。 今思い返すと、 立派になったんだぞと、自慢しに報告したいひとが、沢山います。 当時は、 「仕方ないやつ」 そういって笑ってくれた人がたくさんいました。 若者の意地で、そ知らぬ顔をしておりました。 しかし、やはり思い出すと、涙が出るくらい、その人たちが好きですね。 懐かしくて泣けてくる。 年を追うごとに、段々と好きになっていく。 もうその人は傍にいないのに、不思議ですよ。 それでも、その当時は、意地を張って、そんなそぶりは見せませんでした。 親切にされて、伝わらないわけがない。 ただたんに、親切をした人は知らないままになるだけです。 わたしも、大人になったと見せたい人はたくさんいますが、 もう居なくなっています。 「きっと子供っぽい。わがままだと思っているんだろうな」 私が若いときは、年上の人に対しては常にこう思っていました。 それでも、 「ああ、この人はなんだかんだ言いつつ、甘いなあ。心配だなあ」 とか思っていました。 質問者さんもそうではありませんでしたか? わがままに振舞っていても、 そんな自分を許してくれる年上の人がどう見えました? むちゃくちゃ好きでしたよね? 思い出しただけで気分がよくなる。 では何故わがままをするのでしょうか? 「いずれその人たちが自分より先に居なくなってしまう」 からですよね? 無性にさびしくて、いまを大事にしたくて、だから甘えるんじゃないでしょうか。 それでも自分ひとりになると、ちゃんと真剣にいきていましたよ。 これがまた未熟なものですから、格好良くいかない。 だから余計に駄目に見える。 ですが、年上が心配するほどいい加減ではなかったはずです。 若い人に我慢が足りないように見えるのは、 大好きな年上の人に、見栄を張りたいからです。 恩返しをしたくて、自分に妥協ができないからですよね。 「あれだけしてもらえたんだから、もっとじゃないと駄目だ」 「今は我慢だ。ここで諦めたら、申し訳ない。上手くいったら報告しにいこう」 こう思っていませんでしたか? 自分が年上になると、 はらはらして、余計なことを言ってしまいますよ。 そこではじめて、 「ああ、こう見えていたんだな」 とわかります。 「本当は、馬鹿みたいに優しかったんじゃなくて、我慢してたのか・・・」 「わるいことしたなあ」 とか思いますよ。 だからこそ、 「結局は甘い」 そんな年上の人がいたら、どれだけ素敵なんでしょう。 誰が何といおうと、 そんな素晴らしい人がいたと、 (その人がいなくなった後に)子供たちに語ろうと思いますよ。 また、自分がそうである以上、 いまは頼りなく見える若者も、 いずれは自分と同じ決意をするはず。 だから、 年老いて行けるのだと思います。 あと何年、わがままに付き合えるのか? 確かに心配でしょうけど、 相手も 「あと何年このひとは傍にいてくれるのだろうか?」 と思っていますよ。 もう大人の人間なんですから。 そんな寂しさの中で、 「いつまでも元気で生きていてください」 と心の中で祈っていますよ。 世話をかけているうちは、長生きしてくれそうな気がするものでしたから。 さて、そこで年配になったら一つ気がつかないといけません。 いずれ、この世から消えるんですから、 道理を説いて過ごしてもいい。 しかしもし、 馬鹿みたいに優しくて、年下に心配されるような大人を演じきれたら、 それは、例えようも無く大切な思い出を残せるのかもしれません。 そのイメージはきっと伝わりますし、後の世に残りますでしょう。 馬鹿みたいに優しい姉、義兄。 このイメージは自分を離れて一人歩きするかもしれません。 もしそんなことをやり切れたら、 とても素敵な話だと思うんです。 もういちど、周りを見回して、ご覧になれば、 多くの方が、一人一人ご自身の人生を豊かにし、 色んな味わいを与えてくれている事にお気づきになると思います。 ここで道理を諭して、叱り飛ばして回る人にも成れますが、 それは誰でも出来ることですし、何時でも出来ることでしょう。 以上、ご参考に成れば。

  • zkxzm4kz
  • ベストアンサー率11% (601/5075)
回答No.3

義理の妹さんは24歳ですか、、、、、 なにかしらの才能はあるのでしょう、質問者もそれをかんじているので なおさら歯がゆさをかんじているのでしょう。 芸術的才能が高くても飯が食えるわけではない、という現実に挫折して 都落ちしたとなれば、当人もショックだし期待していた周りもがっかりでしょう。 また東京に出たいと本人がいうなら、あなたがた夫婦はもう力は貸せないと言って 突き放すことです。奥さんが自分の妹だから突き放せないというなら 金はださない、奥さんが自力だけで援助すると約束するしかないです。 おそらく舅姑ももう一回東京へでるなら金銭的な援助はほぼできないと言うでしょう。 それくらい追い込まれないと当人も危機感がわかないはずです。 あなたと奥さんの関係だけしっかりしていれば、、あとは他家のことと割り切りましょう。

  • step284
  • ベストアンサー率46% (14/30)
回答No.2

周囲の方の接し方は、周囲の方に任せた方が良いと思います。この場合、義妹さんの家族になると思います。 貴方の接し方は、周囲(家族)の方を応援することと思います。 家族の方もご心痛と思います。またら義妹さんも、自分自身を扱いかねて、どうしていいかわからないのかもしれませんね。自傷の傾向もある様子。 貴方は、責任感が強く、困っている人をほっておけない性格なんですね。でも、当事者とその周囲方もそれぞれの価値観があるとおもうので、その対応に任せた方が良いと思います。 求められた時、頼られた時に、話を聞いてあげるだけで周囲の方も本人も助けられると思います。その時に基本的にはあなたの意見は控えた方が良いと思います。 そういう私が、私の価値観で回答を書いているのですが(笑)

回答No.1

人格の形成は自分の責任が五割、家族の責任が五割と言われていて、半分は主に義両親の責任になります。 可愛いからと言って甘やかし、色々な援助をし、手伝いやアルバイト等もさせない。 その様な生活が、人間をダメにし、温室人間を作るのです。 ある意味それは、「甘やかし虐待」になるのです。 両親が気付き、キチンとした態度をとらないと、寄生虫の出来上がりですよ。

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