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夜行列車の復活について
JRグループ各社は最近車両の老朽化や乗車率の低下などといった理由で夜行の特急・快速列車を次々と廃止していますが一度廃止した夜行列車を復活するようなことはないでしょうか。また(JRの上場会社の)株主総会などで夜行列車の復活の発言などは出ているのでしょうか。どなたか教えていただけたら幸いです。
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一度名古屋から博多まで「はやぶさ」号に乗車したことがありますが そのときの運賃+特急料+寝台料と比較して,名古屋で5000円の宿を探せれば 翌朝1番の「のぞみ」に乗ればより安く,より早く博多に到着できることを あとから知りました. ・・・夜行列車の存在価値が,これで明らかですね. なお,それ以外にも夜行列車がなくなる背景があります. JRとして分割民営化した現在,よその鉄道会社を走るときは 「乗り入れ料」を払わねばなりません. 夜行列車は基本的に長距離を走りますからこれもなくなる理由のひとつです. 現在でも存在価値がある夜行列車「サンライズ」ですらこの乗り入れ料が原因で 廃止が検討されたことがありますし,現在ですらいまの車両が廃車になるときが 廃止の時とささやかれてる次第です.
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- FEX2053
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どうしても残したいなら、望みはJR貨物でしょうね。貨物列車は 夜行運用がどうしても残りますので、夜間勤務の乗務員が 普通に存在しますし、機関車も余裕であります。 後は、専用の乗務員を確保して「車両」として運転すれば、線路 を持ってる旅客会社は文句を言えないはずです。 要は、ヨーロッパの「ワゴン・リ」と同じ形態ですね。海外では 出来ているんですから、日本で出来ないはずはないです。 もっとも、ヨーロッパでも夜行列車は衰退気味なんですけどね。
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- windwald
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他社に乗り入れる場合に「乗り入れ料」はありません。 乗り入れされる側が、乗り入れてくる側に車輌の「借入料」を支払う必要があります。 例えばサンライズエクスプレスですが、JR西日本とJR東海が車輌を保有しています。 そしてサンライズはJR東日本の熱海―東京を乗り入れています。 このときJR東日本は西日本または東海に借入料を支払うことになります。 考えれば当たり前のことですが、他人の持ち物で自分のところの商売をしているわけですからね。 ただし、ほとんどの場合、相互に乗り入れして借入料を相殺していることが多いです。 しかしこのサンライズ、JR東日本にとってうま味が薄い。 自分のところの取り分は熱海―東京の分だけ、 なのに真っ昼間は田町の車輌センターで休んでいるだけ。 民営化時に危惧された分割の悪影響ともいえます。
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- matsu_kiyo
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逆の視点で考えればいいだけです。 ブルートレインが全盛だった時代は、今ほど高速道路網が発達しておらず、あって東名・名神くらい。飛行機もそれほどメジャーな輸送手段ではなく、勢い、遅くとも夜行列車で移動、という選択しかなかったというのが実際でした。 ところが、今や、深夜高速バスは、旧・ツアーバス運行会社の便だけでも一日50本は下らないほど。それもほぼ満席で運行されているのを見ている限り、夜行移動に対する需要が減ったわけではなく、列車からシフトしたとみるのが正解です。 LCCの今後の普及などを考えれば、稼働率がどれほど上がるかわからない夜行列車を運行する意味はなくなったと考えます。 それでもたとえば「ムーンライトながら」が運転されるのは(これとて、夏休み期間全般ではなく、8月中旬どまりになっているところがもはや夜行列車の時代でないとうかがわせる)、一種の旅行手段の提供という側面だけのことであり、重要視されていない証とも言えます。 それこそ、バス業界があまりの燃料高騰で立ち行かなくなった時に出番がやってきそうな気はしますが、こうまで夜の移動手段の主役が入れ替わったのだから、また鉄道に脚光が、となるのはもっともっと先のことになるでしょうね。 ただ、隠し玉、というか、いろいろとクリアすべき問題はあるとはいえ、「新幹線の寝台列車バージョン」はちょっと見てみたい気はしますけどね。
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- kuma-gorou
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余程の社会情勢の変化でもなければ、夜行列車の復活は難しいでしょうね。 と言うのも、夜行列車を運行するには、乗務員は言うに及ばず、運転指令を含め、結構な要員を配置する必要があります。 方や、格安で運行される高速夜行バス。 LCE に、深夜でも4,000円ぐらいで泊まれるビジネスホテルの普及。 つまり、車輛を新製してまで、夜行列車を運行しても、コストに見合わないのです。 逆に、JR 九州の豪華クルーズトレインの成功を機に、JR 東・西でも計画が持ち上がっています。 これも、深夜は、設備の整った駅で留め置くと、深夜の要因は必要にはなりません。
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一般的な夜行列車については、はっきり言って乗車しようなんて奇特な人間がどれほどいるか…。 今後、夜行列車が生き残る道は豪華だけ。 単に夜間に移動するだけなら、安全面はさておき価格面では夜行バスに叶うはずなし。 JR九州のななつ星がいい例。 カシオベアはまだ車両の年齢が若いから勿体ない気もしますが、北斗星は車齢か30年超えてるし、トワイライトも「トワイライトエクスプレス」としての車齢も20年をゆうに超え、本来の車齢としては40年近く経っているので継続も困難でしょう。 JR西日本も東日本もそれぞれの管轄内で運行する豪華寝台列車を計画していることからも明白です。 鉄ちゃんとしては 寂しいですが世間の流れとしては認めなければならないでしょうね。 それぞれの鉄道会社はオタクの為や趣味で運営している訳じゃありません。
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