参考
マグヌス効果は、空気の流れがあることが前提です。
従って、質問の様な場合、自身が前へ進むか、風(他のエネルギー)が必要です。
翼が無く、外輪だけの場合、推力はまず得られないので前進しません、無風状態ではマグヌス効果は現れませんので、揚力も得られません。
固定翼機は、まず推力を得て前進する事で翼に風を当て、流体力学で導かれる揚力を得ます。
回転翼機は、翼を動かして(回転)風を当てる事で揚力を得ます、揚力の向きを調整して重力との合力が前進の推力になります。
無風の状態で外輪を回転させると、空気との力関係は360°同じですね、どちらにも動く力は発生しません(回転軸に垂直の方向)。
風があると、マグヌス効果で揚力を得るのためには、外輪船とは回転の向きは反対に回す必要があります。
外輪船と同じ方向に回したら?、風を受ける板の形状を工夫することで、より小さな力で回転させる事が可能になる、程度の差は生じると思いますが(お椀4つの風速計が決まった方向に回る理由)、推力を得る所までは無理と思います。
お礼
詳しくご説明いただきありがとうございます。自分でも実験や勉強をしてみたいと思います。