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飛行機雲について
同じ職場の年配の女性が、空を見上げて「飛行機雲があるから、明日は雨よ」と言いました。 飛行機雲は飛行機が通ったあと必ずできると思っていたのですが、そうではないのでしょうか? 彼女は「昔から(飛行機雲が出来ると明日は雨)そう言うでしょ?」と当然のように言いますが、本当にそうなのでしょうか?
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確かに、長く尾を引いた飛行機雲が一定時間以上(30分前後だったか)消えないと、翌日雨になることが多いと言われますね。 雲というのは水蒸気が凝結してできるものですから、空気中の水蒸気が多いほど、雲は出来やすくなります。 空気中で凝結せずに存在できる水蒸気の量(=飽和水蒸気量)を超えると凝結が始まるので、上空の湿度がもともと高い(=雨が近い)と飛行機の排気ガス中に含まれる水蒸気が凝結しやすくなるわけです。 専門家ではありませんが、昔学校で習った知識を総動員してみました。 用語解釈などに間違いがありましたら、そのご指摘は専門の方にお任せします(^^;)
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自分の無知を晒すようで恥ずかしいのですが 自然に発生した雲も『飛行機雲』と言うのですね いままで飛行機が飛んだ後にできるのを 『飛行機雲』と言うのだと思ってました F1のリアウイングのエンドプレートあたりに 発生するやつですね 回答になっていなくてすみません スルーして下さい
お礼
飛行機のあとに出来るから飛行機雲だとばかり・・・(^^;) F1のリアウイングのエンドプレートあたりにも発生するのですか。 初めて知りました。 今度モータースポーツを観るときはその辺も気にしてみてみます。
- Nannette
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必ず雨になるというほどでもありませんが、飛行機雲が出る日の翌日ぐらいには、お天気は悪くなります。時には抜けるように青い大空に白く長い飛行機雲を引いて飛ぶジェット機、これで本当にお天気が悪くなるのだろうかと思ったりもしますが・・・。 高空の大気中に含まれる水蒸気が少ない乾燥した天候であれば、高温の排気ガスを噴出させて飛ぶジェット機が通過しても周辺に飛行機雲は出来ませんが、たまたま低気圧が接近していて、湿った空気が上空にある場合、通過したジェット機の機体が大気に与えた衝撃によって生じるごく部分的な大気の圧力変化と、さらにエンジンから噴出する、水蒸気を含んだ高圧高温のガスの作用で、大気中の水蒸気が細かな水滴になり、それが飛行機雲として見えるからです。 つまり、お天気を悪くさせる湿った空気があるから飛行機雲が出来るということのようです。
お礼
さっそくのご回答ありがとうございました。 とてもわかりやすい説明でした。 さっそく彼女にも伝えてみます。(きっとものすごく得意満面な笑みを見られそうです)
- 風車の 弥七(@t87300)
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日本では普通の日には飛行機雲は出来ません。 雨の日の前に出来るものです。 欧米では空気が乾燥していて年中見えますけどね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私も習ったのかもしれませんが、全く抜け落ちてまして覚えてません。 ですが、とてもわかりやすい説明でしたので、よく理解できました。ありがとうございます。