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生化学について。
こんにちは。 今回は、長ったらしい持論と共に、生化学とは何かについて教えていただきたく参りました。 有志の方々、何卒、最後までお読みいただければ幸いです。 化学者ではあってはならない発言もいたしますので、批判は覚悟しております。 文を書くのが苦手ですので、読み辛いと思いますが、読みやすいように工夫していきますので、よろしくお願いします。 私は化学が大好きな高校3年生です。 化学と倫理が一番好きで、二番目に生物学が好きです。(植物系は苦手です…。) 生意気にも難関大学を目指しておりまして、そこの学部について調べていたら、 「応用化学」なる学科があることを知りました。 その学科を調べていくうちに、今度は 「生化学」なる存在も知りました。 ですが、自分はちんぷんかんぷんなので、自分が解明したい分野なのか分からないため、相談させていただきます。 突然ですが、私の持論タイムに入りたいと思います。 我々人類が認知しているほとんどが物質で出来ていると思います。 身の回りのモノであったり、生物であったり、果てには宇宙空間であったり、惑星であったり。 そういった9.9割型が物質だと認知されていますが、当然物質は全て原子からなっていますよね。 その原子達の運動などにより立証出来るものが「科学的な存在」ならば、立証出来ないものは「非科学的」なものだと思うのです。 持論ですが。 そこで問題なのが、当然ながら、この世の中には非科学的な存在すら認知されていますよね。 お化けだとか、妖怪だとか。 ですが、それを「科学的に証明出来ない存在だから存在しない!」というのはおかしいと思うのです。 何故なら、遥か昔から存在していましたし。 でも、これだけでは浅はかな根拠ですね。 もう少し、たかが高校生の持論を展開していきます。 そこで問題となっているのが、 「科学的に証明出来ない存在だから存在しない!」という考え方だと思うのです。 何故ならば、そう意見を物申す存在も、それに異議を唱える私も、 みんながみんな「生命」を有しているからです。 そして、この「生命」や「理性」というのは、全て「非科学的な存在」だと思うのです。 生命は生命活動云々かんぬんで科学的に証明されておりますが、こじ付けだと思ってしまいます。 本質的な部分に目を向けていないと、どうしても思ってしまうのです。 言わば、コードの配線などの、「構造」しか証明していないと思うのですよ。 うまく説明出来ません…。 だからこそ、「生命」すら、本質的な部分は「非科学的なもの」であるとおもっております。 次いで、もっと本格的な話となりますが、 他の動物と人間の違いについて、考察しようと思います。 他の動物よりも特別に区別している我々人類ですが、それらの動物との決定的な違いは、ずばり「理性の有無」だと思います。 詳しく話すと、もしかすれば思考を回す際にも脳から物質が分泌されているかもしれませんし、我々が未来を予知したり物事を想像するとき、そのときも物質が分泌されているのかもしれません。 で、あれば、世間の科学者はこういうはずです。 「脳科学的に、感情や思考、いわゆる理性も、全て物質から生み出されたものだと判明した。」と。 しかし、これもおかしいと思います。 確かに、想像や思考を働かせたとき、何かしらの物質が分泌されるかもしれません。 ですが、「想像の自由性」については証明もされませんし、そもそも、 「物質が分泌されるから想像出来る」という証明ですらないはずです。 もしかすれば、「想像をした際に何らかの作用で物質が分泌される」とか、「何らかの理由で、想像始めてからずっと一緒に分泌されている」とも証明出来ないわけです。 ですから、仕組みや構造が判明したところで、その本質的な部分は、やはり科学的に証明されたとは言えないと思います。 そこで、私はこういう結論に至ったのです。 「人間の主たる部分が非科学的な存在なのであれば、人類そのものも非科学的な存在なのではないか。」と。 そうなると、科学的には証明されない幽霊も、占いも、存在すると言えるはずなのです。 それと同時に、理性や生命などは、個人的に神聖なものであって欲しいという願望もあります。 蓋を開けてみれば、もしかすると社会全体に善い効果をもたらす仕組みや構造なのかもしれません。 そうであれば利用するべきです。 しかし、やはり非科学的なものであることを優先したいという想いが御座います。 ですので、私は大変科学者にあるまじき発言となるのですが、「生命」や「理性」を、いかに、そして、徹底的に人の踏み込めない「非科学的な存在」なのだと証明したいのです。 そういった研究は、どういった分野で行えば良いのでしょうか? 生化学という分野に惹かれたのですが、やはり詳しく分からないので…。 長ったらしい持論となりますが、 本当の意味での本質部分を、良くも悪くも解明するべきだと思います。 御回答のほど、よろしくお願いいたします。
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- meowcoooo
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なんだか哲学が向いてそう デカルトのコギト命題、我思う故に我あり フッサール とか確か倫理で登場してきましたね。 「あなたの隣に幽霊がいます。 しかし誰にも観測出来ません。 その幽霊は存在しますか?」 哲学者によって解答がちがいます。 科学的に存在が証明出来ない→存在しない は確かに違和感がありますね。 科学的に存在しないと証明できれば 存在しないのでしょう。 貴方は今後も 科学なんてこじ付けだらけだと 感じていくことでしょう。 私も 「あーわかるけど、なんだか無理やりな証明だな…」 と思ったものもありました。 ならお前が証明しろと言われても 私には出来ないので黙るしかないですが笑 科学は理論と観測です。二つがそろって存在証明です。 まぁ、実験結果に理論をつけていく(こう考えると上手く説明できるぞ!) のが普通です。 理論的には存在するが観測されてないものは 現実に存在することの証明にはなりません。(ホワイトホール?) 逆もです。 私も詳しいわけではないですが ただ 応用化学という学部、学科で あなたのやりたいことが出来るか となると、かなり疑問です。 神経科学とか?
- alwen25
- ベストアンサー率21% (272/1253)
生化学は、貴方の上記の主張を研究する分野ではありません。(心理学や科学哲学の方が近いと思います) >でしたら、なぜ科学的に証明出来ない存在は存在しないと断言出来るのでしょうか? それとも、それは過去の話ですか? 幽霊も宇宙人も異世界も、科学では証明出来ないものは存在しないと言い聞かされて来ましたので。 存在しないことの証明は難しいです。また、当たり前ですが科学は完璧ではありません。(仮にそうなら研究する意味がありません) そのため、「科学的=正しい」ではありません。 生化学については、高校の化学の教科書に書かれているアミノ酸や糖や酵素の話などが基礎になります。 (図書館で、生化学の本を読んでみると思います。)
- hg3
- ベストアンサー率42% (382/896)
>8、9割型というべきでしたね いえいえ、現在の物理学では、物質はこの宇宙のたかだか5%ほどを占めているにすぎないとされています。 まあ、このあたりは、専門家ではないので、私自身も良く理解してませんが。 きちんと理解しないといけないのは、物質は、この世の中の大部分を占めるものではないということ。そして、まだ、科学で存在すら知られていない「何者」ががたくさんあるということです。 そもそも物質の根源が何かということも分かっていません。 >なぜ科学的に証明出来ない存在は存在しないと断言出来るのでしょうか? ですから、断言はできません。 もし、断言している人がいたらその人は間違ってます。正しく科学を理解している人ではありません。 >幽霊も宇宙人も異世界も、科学では証明出来ないものは存在しないと言い聞かされて来ましたので。 それは、言いまわしの問題かもしれません。 今の所、それらのことが「存在した」という科学的に明確な証拠が無いということです。何度も繰り返しますが、「存在を証明されていない」のであって、「存在しない」ではないのです。言い回しとして「存在しない」と言っているので、誤解を与えているのでしょう。 しかし、言い回しの問題でなく「存在しない」と断言したら間違いです。 また、この場合、何をもって「存在」とするかも大事ですね。 例えば幽霊について言えば、「幽霊の仕業と思われるような心霊現象」が存在する事は事実でしょう。 しかし、その現象が本当に「幽霊」というまだ知られていないものの仕業なのか、単なる自然現象なのかが分かっていないし、幽霊が死者の魂だとかそうしたものであるという科学的な根拠がないということです。科学的に幽霊が存在しないとは断言できません。 それから、宇宙人については、今では多くの科学者は宇宙人(地球外の知的生命体)は存在すると考えています。事実、そうした地球外の知的生命体の探索も、きちんとした科学的な研究として行われています。 ただし、ほとんどの科学者は、そうした宇宙人がすでに地球にやってきていているとは思っていません。 地球外の知的生命体が存在するという明確な証拠はまだみつかっていませんし、ましてや、地球に来ているという話の多くは、デタラメや嘘です。 ですから、そうしたものをきちんと研究しようということも立派な科学です。 ただし、科学として正しく研究するためには、既出の回答にも出てきます”科学のルール”に従って行わなければなりません。それを無視した瞬間に、非科学的なデタラメや、オカルトになります。
お礼
>物質は大部分を占めていない。 そうなのですか!? 5年前ぐらいに聞いた化学の先生の話では、大半が物質で構成されているという始め方で授業を開始されていた方なので…最低でも大部分を占めているのだとばかり…。 >非科学的な存在は存在していないと断言していない。 よく見かける討論での断言は間違っていたのですね…大変失礼いたしました…。 そして、最後の文に凄く納得いたしました。 科学の厳密なルール上で解明出来ないだけで、それを非科学的だと否定はされていなかったのですね…。 完全に私の偏見でした…。
- stringf35
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分子生物学はあくまでツールです。理性や感情などを物質的に探究するには遺伝子改変動物を使います。そのようなツールを提供するのが分子生物学です。認知神経科学の分野に分子生物学の切り口が持ちこまれたのはごく最近なので、ここから数年間は爆発的に進歩するはずです。興味がおありでしたら、日々進歩する学問分野をウォッチすると良い経験になるでしょう。 質問者様が誰を尊敬しようが自由だと思いますが、私は茂木氏を実験科学の研究者としては見ていません。茂木氏はどちらかといえば一般人に科学の最前線を伝えるアウトリーチの専門であるように思います。おそらく質問者様も研究の現場で実際に働くようになれば、もっと現場レベルで尊敬する科学者というのができてくるはずです。逆に、そのときでも茂木氏を尊敬するというのなら、それはそれでアウトリーチも非常に重要な任務ですので、そちらを志向するのもありだと思います。
お礼
なるほど!! 認識神経科学の分野において感情や理性の研究をするために遺伝子改変動物を使うが、その遺伝子改変動物を分子生物学の方から提供してもらう。 という認識で大丈夫でしょうか? 確かに、そう言われてみると実験者というより演説者というイメージがあります…。 以前クオリアの話をされておられた時に、感じることも科学的に研究出来るんだと感化されたこともあるので、やはり尊敬してしまいます…。 実験の場に立てるよう、全力で頑張ります。
- hg3
- ベストアンサー率42% (382/896)
あなたの持論について、明らかに間違っているところを指摘しておきます。 >我々人類が認知しているほとんどが物質で出来ていると思います。 >身の回りのモノであったり、生物であったり、果てには宇宙空間であったり、惑星であったり。 >そういった9.9割型が物質だと認知されていますが、当然物質は全て原子からなっていますよね。 全然違いますよ。 簡単な例、光は物質ですか?熱は物質ですか?力は物質ですか? これらは原子ではできてませんよ。 さら付け加えるなら、最先端の科学では、原子の”中身”が何かを究明しようとしていますよ。 >原子達の運動などにより立証出来るものが「科学的な存在」 そんな考え方を誰が正しいと思っているでしょう? 少なくともきちんと科学を学んだ人の考えではありませんね。 >「科学的に証明出来ない存在だから存在しない!」というのはおかしいと思うのです。 ええ、その通りです。 「証明できない」ことと「存在しない」ことは違います。 科学を正しく理解していれば常識です。 ですから、あなたの言うような非科学的現象は、その現象がどういう理屈で起こるかが分かっていない、あるいは、今ある科学の理論に当てはまらないというだけであり、存在しないとは誰も言っていません。 (ただし、明らかに間違いや嘘というのも多くありますからそういうものとは区別しないといけません。) つまり、あなたが「科学」に対して勝手な偏見を持っているだけです。
お礼
ご回答をいただきまして、ありがとうございます! >光や熱は物質ではない。 全てが物質で出来ているとは思っておりません! 8、9割型というべきでしたね…申し訳ないです。 >科学的な存在の意味が間違っている。 この場を借りて科学的、非科学的な存在を改めて認識出来ました。 本当にありがとうございます。 >科学で証明できない存在=現実世界に存在しない。ということではない。 でしたら、なぜ科学的に証明出来ない存在は存在しないと断言出来るのでしょうか? それとも、それは過去の話ですか? 幽霊も宇宙人も異世界も、科学では証明出来ないものは存在しないと言い聞かされて来ましたので。 >私が科学に対して偏見を抱いている。 反省しております…。 申し訳ございません…。
- ORUKA1951
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>ずばり、人類と他の動物達との違いはなんだとお考えですか? 本質的な違いはありません。たとえば感情(心)、イヌや猫を飼っていると分かりますが、あたかも感情を持っているように観察されます。悪い事をしたときは、部屋の角に丸まって上目遣いでこちらを見ていたり・・。イヌは人間の2歳児程度の知能があると言われます。 では、心の有無はどこに線を引くのですか??る日経サイエンスの今月号、ニワトリは「三歩歩けば忘れる」と言われるが、実際には鳴き声でコミニュケーションも取るし感情もあるという報告が載ってます。心自体は、ナメクジやミミズでもあるのじゃないかと。 人は、他の動物に比較して能力が限定されています。蟻や蜂のように青空を見るだけで東西南北を知ることも、モンシロチョウのように雌雄のモンシロチョウを見分けることも出来ませんし、鯨のように深海に潜ることもできませんし、猿のように器用に気に登ることも出来ません。そのために言葉と言う道具を使えるようになりました。それを通じて、感情を言葉に表すことも、知識を他人に伝えることもでき、今あなたがそうしているように、他人の考えを理解し考えることもできます。それは言葉と言う道具を扱えるからです。 言い換えれば、人は言葉を扱えるように脳を進化させたに過ぎません。飛翔能力を進化させた鳥や昆虫となんら変わりません。必要なら植物でさえ、ジャスモン酸類( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%B3%E9%85%B8%E9%A1%9E )を使った言葉で周囲に危険を伝えたりできます。 もっと分かりやすい例を。 私たちは、感覚器官から様々な情報を得ています。果物の香りをこころよく感じたり、アルカロイドを苦く感じたり、糖質を甘く感じたり、アミノ酸を美味しく感じたり・・ これらは進化の過程で、体に有益な物は心地よく、そうでないものは不快に感じるように進化したに過ぎません。かわいい彼女が顔を合わせるとニコッとしてくれれば、嬉しく感じます。それって、人に限ることではありません。 行動主義心理学 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%8C%E5%8B%95%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6 ) 古典的条件づけ - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%85%B8%E7%9A%84%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E3%81%A5%E3%81%91 ) 新行動主義心理学 オペラント条件づけ - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E4%BB%98%E3%81%91 ) のように、心を追求する科学はあります。 >その原子達の運動などにより立証出来るものが「科学的な存在」ならば、立証出来ないものは「非科学的」なものだと思うのです。 ・・・・ >他の動物にも理性があるのは初耳ですが、更に興味が出ました。 >そうなると、人間だけでなく生命体の根本的な部分が非科学的だと言いたくなります…。 繰り返しになりますが、あなたの根本的な重大な間違いは、「科学」を完全に誤解していること。 科学は断じて知識ではありません。 【引用】____________ここから 第1 目標 自然の事物・現象に進んでかかわり,目的意識をもって観察,実験などを行い,科学的に探究する能力の基礎と態度を育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め,科学的な見方や考え方を養う。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ あなたの今まで学んできた「理科」は受験によって歪められた--知識偏重です。理科の指導要領には知識と言う言葉はどこにも出てこない!! あなたは化学で得られた知識で説明可能なものが科学と思われている。 あなたは、興味があって覚えて点が取れるという意味での理科になっています。多分、物理、数学系は得意ではない??。 たまたま、化学や生物が良い点を取れるからと言って、科学を誤解したまま大学に進むと挫折します。大学で学ぶ科学は、それまでに身につけた『科学的な見方や考え方で物事をに探究する』ものですから。 科学とは、物事を探求する手法です。!!! 非科学的とは、迷信や思い込みで探求を拒否する物です。 あなたは一貫して、心や魂に対して科学的アプローチを拒否されている。 No.1の解答と合わせて、あなたが学ぶ機会のなかった科学とは何かを再認識してください。点数が取れるという理由で科学の道に進むべきではありません。泣くことになる。
お礼
詳しい御回答をいただき、誠にありがとうございます! 科学というものがどういうものか、非科学というものがどういうものか。 誤解をしていたようですが、点数が取れるからこの道を選ぼうと思ったわけではありません。 感情はどこから生まれるのか。 理性とはどういう存在なのか。 生命の主成分とはなんなのか。 心で非科学的な存在なのだと期待しつつ、科学的な手法を用いて解明したいのです。 科学とはどういうものなのか。 非科学とはどういうものなのか。 改めて知ることも出来ましたし、科学の目的を再認識出来ました。 本当にありがとうございます。
- stringf35
- ベストアンサー率66% (69/104)
興味をもって頂いたようで嬉しいです。利根川先生はMITから理研に拠点を移して研究を続けています(参考URL)。利根川先生は分子生物学ですが、別の切り口として機能的MRIや脳波、磁気刺激などを用いて脳活動とヒトの行動を関連付ける研究分野もあります。こちらは学問分野としてはまだまだ発展途上のような印象がありますが、伸びしろがあるという言い方もできるので、質問者様が研究の現場に入るころにはもっと発展しているかもしれません。 注意してほしいのは、テレビでよく見かけるような「脳科学者」にならないでほしいということです。科学的手法を用いてある仮説を検証するときに重要なキーワードは「必要性か十分性か必要十分か」および「因果関係」です。いわゆる「脳科学者」たちは「相関関係」を示したにすぎないデータから「因果関係」を主張しようとしますし、必要条件を発見したにすぎないのに、さも必要十分性を示したかのように語ります。特に脳研究は必ずしも必要十分性の検証や因果関係の証明が容易でないこともあり、そういう輩が群がる要因になっています。分子生物学が強力なのは、そういった証明に必要なツールを提供するからです。頭の片隅にでも置いておいていただければと思います。
お礼
本当にありがとうございます!! 分子生物学…。 感情はどこから生まれるのか。 理性とはどういう存在なのか。 生命の主成分は何なのか。 こういった研究も、分子生物学に含まれるのでしょうか? 茂木健一郎さんを尊敬しているのですが…ダメでしょうか…?
- doc_somday
- ベストアンサー率25% (219/861)
1.「証明」にこだわって居られますが、科学はなにも証明しませんし、科学自体も証明されてはいません。 物理で説明すると分かり易いので、使います。 重力場は1/4πR^2に比例していると考えられていますが、それは「観測」された結果で、疑うと面倒だから一応それで良い、のであってだれもそれ以外では「あり得ない」と証明した人はいません。 ただの仮説です。メンドイから相対論は無視。 科学は仮説の積み上げで証明は一切無い。 2.科学と、非科学、 非科学はどう考えたって「実験が出来ず」「再現性が保証されない」から非科学で有るに過ぎない、「悔しけりゃみんなの目の前でやってみろ」程度の代物。 3.人類とその他の生物 私達が例えばとても頭の良い事を知って居る「クジラ」こいつらの行動は非常に理にかなっている、人類は進化の過程で「非常に多くのもの」を捨ててきた、仲間殺しの抑制もその一つ、確か今西謹治(?)先生(?)がサル属で、仲間殺しを発見したが二十年近く欧米では無視された。悪いのは人間だけと「信じたいから」。クジラの「文化」もあるかもしれないが、人類と「理解」しあえない可能性大。 4. 自我 有名なテストがあります、名前なんか忘れたが内容は簡単、あなたが壁の向こうに居る誰かに質問をし続けて、応答に論理の破綻が無ければ相手は、ミミズだろうが人工知能だろうがそいつに自我があると認めざるを得ない。これは一応「証明」の名をもらって居ます。
お礼
興味深いお話を知識に出来て、本当に感謝感激でございます!! では、なぜ幽霊などの非科学的な存在を否定されてしまうのでしょうか? 異次元なども、現在の人類が追いつかない思考能力の先にある世界だと思っておりますので、証明出来ないだけで否定するのは「科学が絶対だ」というイメージがありました。 仲間殺しの話とクジラの話が大変興味深い話でした。 仲間殺しを行う猿が居るということは、他の動物にも居る可能性も当然ありますし、彼らなりの内乱や戦争が起こっている可能性も否定は出来ませんよね…? クジラに科学の知識を教えてしまえば、人類は敵わない気がします(笑)
- stringf35
- ベストアンサー率66% (69/104)
おっしゃるような研究は生化学ではまったくできません笑 生化学は応用化学ではありません。生物材料が起こす反応を化学的に解明することから出発し、現在ではおもに生体試料を化学的手法で解析する学問となっています。つまり、対象は酵素や糖、脂質といった物質であり、「理性」のかけらも出てきません。実験科学分野ではNeuroscience神経科学、とくに認知神経科学と呼ばれる分野が近いのではないかと思います。逆に、神経活動の物質的な側面を解明しようとするのがNeurochemistry神経化学と呼ばれる分野で、こちらは生化学のなかに分類されると思います。 認知神経科学と分子生物学を融合させた研究で世界のトップを走っているのが、かつて免疫学分野でノーベル賞を受賞した利根川進博士です。ひと昔前は「感情」や「理性」という漠然としたものに迫る実験的手法がなかったのですが、最近はOptogeneticsなど遺伝子改変のテクニックも進歩しており、生きた動物の脳で特定の神経活動を意図的に生じさせることができるようになっています。そのような実験を積み重ねていくことで、物質の反応レベルでは説明しようがない「感情」や「理性」といったものを、ネットワークレベル、システムレベルの反応として解明していくことが期待されています。
お礼
おぉっ、面白いです…!!! 感情や理性などを科学的(宗教的ではなく)に研究したいので、凄く惹かれました!! でも…地元の大学では、あまり熱心に研究されておられないようです…。 もっと調べてみます!!
- trytobe
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では、さっそく、命題:『私は化学が大好きな高校3年生です。』の実証からお願いいたします。
お礼
プライバシーの問題になるのでごめんなさい。
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お礼
ご回答ありがとうございます!! 哲学は大好きです。 そもそも、なぜ倫理が最先端の学問から除け者にされているのか理解出来ません…。 (センター試験の科目に倫理がない。哲学部専攻で大学を卒業しても、全く有利にならない等。) まぁ……知識も技術も修得出来ないですもんね…。 面白い命題だと思います。 でもやっぱり、真理は「人間は万物の尺度である。」だと思います。 この言葉を知ったとき、本当に凄まじい衝撃を受けました! みんなが納得いくような真理はあれど、「これが真理だ!」と確信を持てるほどの証明を出来ないのは、やはり個人個人によって真理の在り方が異なるからじゃないのか。 と思います。 道徳は真理を統一するべきです(笑) 神経科学を学ぼうと思います! ただ、まだ取り組んでいるところが地元じゃ少ないので、認知神経科学の研究も取り組んでいるらしい心理学に進もうと思います!!