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ロジックか100均か?スキレット
スキレットという鋳物のフライパンが欲しいのですが、ロジックと100均のものでは仕上がりにどれぐらいの違いがでるものでしょうか? 価格があまりにも違うので悩んでいます。
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ご補足ありがとうございます。 また回答いたしますが、あまりお役には立てないと思います。なぜなら私は鉄製のポテンシャルを活かしきれていないと思うからです。 この連休の初日も、午前中はスキレットを再度シーズニングしたりしていました。 なんかすごく連休っぽい…vとか悦に入っていましたが、上手に使っている人はこんないいかげんな使いかたしないと思うので。 でも最初にご質問を拝見したとき、まだ売ってるとこあるの?!再販?即買いだよ!私だったら…絶対逃さないのに!2つ…いや、4つは買うのにー!と思いながら回答してました。 そういう回答者で恐縮ですが。 今までテフロンのフライパンをお使いだと鉄フライパンは扱い方が違うので戸惑うと思います。 たとえばこちらのアマゾンの鉄フライパンのレビュー。 http://www.amazon.co.jp/RIVER-LIGHT-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%B3-26cm-12K26/product-reviews/B000R8KIRA/ref=sr_1_5_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1 700人近い「参考になった」を押されているレビューに、コツを細かく書いてあります。 この方の通りすればだいたいこびりつき等なく、レベルの違うというほどのお店っぽい焼き加減で感動できます。 が、ぱっと見た状態で「今180度ぐらいの適温」とわかるものでもないので、何度も使って「だいたいこれが適切な状態」というのを覚えていかないといけません。 これができないと、いつまでたっても油が多く必要でヘルシーじゃない、こびりついてもったいない、なんか焦げついてぜんぜん上手く焼けない、洗うのが大変、こんなはずじゃなかった…あの高評価はなんなの…、 という不満を持つことになります。 鉄フライパンのレビューの中には「やはりテフロンに優るものはない」と書いている方がいるのはそのためでしょう。 テフロンみたいになんとなく使っても不可な焼き上がりができない鍋ではないです。 なので大きなスキレット、あるいは板厚の鉄フライパンに切り換える場合は、本腰を入れて性質を覚えないと使いこなせずイヤになってしまう可能性が高いように思います。 ですが、100スキは、鉄フライパンに切り換えるほどの覚悟も必要なく、もし使いこなせなかったとしても値段的に惜しくはないし、食卓にステーキレストランみたいに熱々の料理を出す皿としてだけ使ったって十二分に活用していると言えます。 というより、100スキは大きさ的に個人用の小さい鍋だと思います。 なので、もし今後見かけることがありましたら、お試しに買ってみてとおすすめしたいです。 ロジックのスキレット、確かに重いです。 10と1/4インチは2.4kgもあるので、材料が入った状態でふりまわせる人は相当力持ちに限られると思いますし、そんな人でもてっとりばやく腱鞘炎になりたいのでもなければあおることはおすすめしません。 ただ、こちらの方の質問への回答に書いたのですが、http://oshiete1.nifty.com/qa8236951.html フライパンには2種類あると分かりました。 西洋料理でおなじみの「じっくり焼く」のに適した厚く重いフライパンと、中華のようにあおりを入れる料理をつくるための薄手のフライパンです。 最低でも2種類必要だと思います。 鉄は酸に弱いため、トマトソースをフライパンでよくつくる人は別途ソースパンと、アルミのフライパンも必要ということになります。 スキレットは前者の、いちどコンロに据えたらどっしり据えたまま動かさずに焼くことに特化したフライパンです。 ロジックやユニフレームの分厚さは熱を蓄えるのに必要だからの厚みです。 最初の回答でふれた蓄熱性能、保温性と書かれることもあるこの性質、正確には比熱容量が高い低いと表現します。 比熱容量が高いと素材を入れた時に鍋肌の温度が下がらないので、適温で調理できます。 比熱容量の高い低いは鍋の質量(重さ)に比例するので、スキレットは分厚くつくってあります。 なので、「じっくり焼く」ためのフライパンで薄いのや、サイズダウンはおすすめしません。 ただこの比熱容量の高さは扱い難さにもつながります。 あっ、温度上げすぎた…というときに、なかなか下がらない。朝忙しいときに、前もって加熱をはじめないと適温にならない。 この点で100スキは扱いやすいとも言えます。 比熱容量が高くなるということと、質問者さんと同じ、取っ手の反対側に持ち手があったほうがいいという理由で10と1/4インチを選びました。 取っ手は確かにあったほうが便利です。9インチでも材料が入ると両手でないと持ち上げるのは厳しいと思いましたが、取っ手がないと持ち上げられないです。 持ち上げられないと、油返しで油を捨てるときがめんどくさい。キッチンペーパーで吸い取る式しかできないから。 ということと、セットで買った極の26cmのフタが10と1/4にぴったりだったのでこの大きさにしました。 重いけれど、ストウブもほしいですし、重さに理由があるとわかったのでそういうものだと割り切れた上で買いましたので、私は重いことにストレスは感じません。 60代になったらテフロンに戻すか、アルミか軽いステンレスだけにすると思いますが、だからあと30年は使うつもりです。 いいかげんに扱って焦がしちゃった、魚がこびりついた、とか、パンだからいいやって洗わずいたら赤錆浮いてきちゃった、ということはやらかしていますが、上手く焼けたときはぱりっと仕上がって美味しいですよ。 10インチ以上必要なら、100スキにはない大きさなので、結局きちんとしたメーカーのものになると思いますが…。 手入れが面倒、特に洗ったあとに油を塗るのがイヤ(べたべたしてくる、虫が寄ってきそう)なら、スキレットよりさらに高価になりますが、リバーライトの極の板厚をおすすめします。 上の質問を添付したのは、この質問の質問者さんの選んだ理由が理に適っていて感心したからです。ぜひごらんになって、同じように感心してほしいです。 素材の鉄そのものが非常に錆びにくい加工をしてあるとかで、手入れがとてもラクです。錆びても、表面加工ではないので遠慮なくこすり落としができますし。 他に、スキレットではなくても「焼くためのフライパン」には評価の高い山田工業所、海外ならデバイヤーや鍛造のターク(ドイツに旅行に行くときについでに買えば、重いけど現地価格は日本の数分の1です)などもあります。 長くなりましたが、ぜひ、鉄フライパンのことをよく調べて、そしてはまってほしいです。
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- Yusura
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通称100スキですか? もうどこの百円ショップでも取り扱いがなくなったと思っていました。 私はロジックのスキレット10と1/4インチのものを使っています。フタは極のですけど。 100スキ、ときどき探してはみるのですが、一度も見かけたことがないです。 どこの百円ショップかわからないので、一般的なことを。 鉄の鍋としての優れているところは、熱伝導率が高くもなく低くもなく、蓄熱性能がそれなりにあるところです。 そのため食材を鍋を充分加熱してから油返しをして食材を入れれば鍋肌の温度があまり下がらず、「美味しい」とされる160~180度でむらなく美味しく焼けます。 100スキがロジックやユニフレームのものに劣るとしたら、薄く造っているでしょうから質量が少ないところです。 蓄熱性で劣るということになります。 温度が低い大きな食材を入れると鍋肌が下がってひっつきやすく、またぱりっと焼けなかったりすると思います。 ただ、ごらんになった100スキが数年前に人気になったダイソーやセリアのものより薄かったとしても、価格が数倍ある他メーカーと比べて仕上がりも数分の1というほどではないと思います。 厚みも価格差と同じぐらい薄くって小さなフライパンでしかないというのなら別ですが…。 もともと100スキはサイズが小さいので、入る食材の量が限られるからです。 もしスキレットに興味をお持ちだけれどまだどれも買ったことがないのでしたら、良い入門鍋になるでしょう。 店頭で二つ合わせてみて、蓋になりそうなら偶数で買われることをおすすめします。蒸し焼きができます。 それで鋳鉄鍋に慣れたら、ロジック等ほかのメーカーのものを100スキにない大きなサイズで買うなど使い分けをなさるといいと思います。
補足
とても詳しく説明していただきありがとうございました。 あるブログで「ロジックのスキレット」を知り、なんだか欲しいなーと検索していたら「100スキ」なるものを見つけ、以前100均で目にしたことがあるので今も普通に売られているのかと思っていました。 もう販売していないのですね。なぜでしょうね?? 迷惑でなければ教えて頂きたいのですが、ロジックのスキレットはいかがですか? 口コミを見るとやけに「重い」というのが多くて躊躇しています。 蓋は揃いのものでいいかと思うのですが、もっと使いやすいものがあるのでしょうか? サイズも10インチかそれ以下か・・。 私は二人家族なので8か9でも十分かと思いましたが、10以下だと持ち手の反対側の持つ部分がないので更に重く感じるともあったり、大体の料理は少し多めに作るので10インチはあったほうがいいかと思ったりなのです。 重いし手入れは面倒だしで、使わなくなってしまうのも悲しいし、でも一生もののフライパンも捨てがたいし・・うーーーん。 ア、アドバイスいただけると助かります。
お礼
こんなにも詳しくお答えいただきありがとうございます。 私も、自分なりのこだわりや経験上のことを回答したいと思う質問などを見つけたりもしますが、文章にする事の難しさとかかる時間などを考えると結局そのままになってしまうことが多いので本当にありがたく思います。 参考URLも読ませていただきましたが、皆さん詳しくてびっくりしてしまいました。 いまでは「極」が欲しくなってしまいました! 回答者様も鉄のポテンシャルを生かしきれないとは仰るものの、フライパン以外にも調理道具やお料理に関してもかなりの知識と腕前をお持ちと見ました。 フライパンだけに関らず、ハンドミキサーやフードプロセッサー、ホームベーカリーから美味しいマヨネーズの作り方までお話を伺ってみたくなってしまいます。 鉄のフライパンは一度5000円位のものを購入したのですが、もう「錆びる」「くっつく」で空焼きしたり水につけたりしてみましたが、しまいには底が変形したりして使いこなせませんでした。 オムレツや焼きそばなどテレビで見るように作ってみたいものです。 しかし我が家には2つの大きな問題があることに気づきました。 一つはコンロが自動で温度感知して弱火になってしまうこと。解除が出来ないのでフライパンを熱するということが出来ません。 もう一つは主人の使い方が滅茶苦茶なことです。テフロンなども長持ちさせるためにはある程度のコツを守らないといけないのですが、空焼き、熱いまま水につける等、注意してもこのような使い方をするのですぐに駄目になってしまいます。 そう考えると、鉄のフライパンのほうが向いているのか?とも思いますが、以前の焦げ付きフライパン(私が使いこなせなかっただけなのですが)のこともあり、手が出せない状態でした。 その点、「極」は軽い、ガシガシOKとのことでスキレットはどこへやら、購入候補の筆頭になってしまいました。 スキレットもお好み焼、餃子などに是非使ってみたいので、またよく見比べてみます。 本当にありがとうございました。