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1950年代 ブルーノートの音
私は1950年代録音のジャズのLPばかり聴いています。 オリジナル盤は高くて手がでませんので再発盤ばかりです。 突然ですが、ブルーノートって、音が悪くないでしょうか。 とくにピアノの音が聴きづらくないですか? ソロ以外は埋もれてしまっているように感じます。 そのソロも聴きやすい音ではないと思います。 ベースの音程はちゃんと聴き取れますが、 膨らんでいるようにも感じます。 ドラムと管楽器に重点を置いてある録音に感じます。 実際、私のシステムのバランスが悪いのか、 それとも当時はそのような録音だったのか気になります。 厳しい意見を待ってます。
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- John_Papa
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こんにちは。 Blue note当時の録音やオーディオ機器の時代背景について知るには、 http://quwa.fc2web.com/Audio-01.htm というすばらしいサイトがあります。 私は、1960年代にオーディオと出会いましたが、いきなり業務音響に飛び込んでしまいましたので、音源を鑑賞するという習慣がありませんでした。 したがって、Blue noteを殆ど聴いてません。 ただ、先輩が『こうすると良い音に成るんだよ』とアンプに付いている低音と高音のトーンコントロールを絞り切っていたのを覚えています。 添付画像は、Windows7に標準で付属の「再生デバイスのプロパティ」で選べる「ジャズ」です。 中音域を盛り上げた設定になってますね。 低音から高音まで概ねフラットなオーディオなら、このプリセットを選択するだけで古いジャズ録音が別音源かと思うほど高品質なバランスに変わってしまいます。演奏も活き活きとしたグルーブ感が出ます。フラットでは演奏が冴えません。 当時は、『1マイク1発録り』が通例でしたので、当時のスピーカーでモニターされて、マイクに対する各パートの位置取りが決定されていた筈です。 低音~高音を均等に出していては当時の録音意図から遠いものになってしまうのでしょう。 一度、このようなイコライジングをお試しください。 古い音源を再生する為に、古い特性のスピーカーを入手するというのも良い方法なのかも知れませんね。 ただ、再発版ということですので、エンハンサー(音に非可逆な輪郭補正を加える技術)加工などがされてると救いようの無い音になっている可能性も有るでしょう。
お礼
とても為になるサイトを紹介していただきありがとうございます。私もD130を使用していますので、とても面白かったですし、参考になりました。 再発版はエンハンサーをつかった処理がされている場合もあり得るのですね。私の素人の耳にはわかりません・・・。 そうなってないことを願うしかないです。 なにせブルーノートだけでも150枚以上ありますので・・・。
Blue NoteとPrestigeの録音は、Rudy Van Gelderのスタジオで録音しています。(すべてではありませんが) メジャーレーベル(RCA、Columbia、MCAなど)以外の他のJazzレーベルの録音より、はるかに音はいいです。Contemporaryも、音はいいですが。 Blue NoteもPrestigeも、Jazzの中ではHardBopと呼ばれるリズムセクション重視の音づくりですので、悪くないと思うのですが。 ただ、中古レコードマニアの間では、Blue Noteの日本盤は、キング盤の方が音が良いと言われています。
お礼
私はジャズの知識や背景を全く知らずに、音楽鑑賞を楽しんでおりますので、レーベルとかは正直わからないのですが、音が良い方ですか・・・。 ハードバップのリズムセクションっというのは、5人編成だったり、6人編成のことでしょうか。 コンテンポラリーはブルーノート比べたら音が良いっという印象があります。
- nokata
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sekusi-chanpion様、お邪魔します。 キャノンボール・アダレイ、ハービー・ハンコック、 ケニー・バレル、Jコルトレンなど聞いていましたが 録音状態はよろしくないですね。 ほかのレーベルと比較するとその周波数の暴れと歪感が よくわかります。 いまさらよくないといっても始まらないので そういう時代の音なんだと割り切っています。 キャノンボール・アダレイのEMIと比較ではかなり音質落ちますね。 ポール・ チャムバーのBASS ON TOPは かなりよいです。 ケニー・バレルのギター、ハンク・ジョウンズのピアノ アート・テイラーのドラムス、もちろんベイスは ポール・ チャムバーですよね。 音の定位もしっかりしてるし、今所持してるレコードの 中では聞けるほうですが、それでもピアノの歪音は ちょっといただけません。 でもこれって1950年代のレコードなのかな?
お礼
音の良くないものもやっぱりあるんですね。良かった。私だけがそう感じているのかと思っていました。 私も割り切って聴いています。演奏と音は別ですものね。 演奏が素晴らしいものは録音が多少悪くても大好きです。 bass on topは1950年代ですね。
お礼
レコード専門で手元にイコライザーがないので、ブルーノートのCDをPCに取り込んで、USB-DACを介して、wondows media playerのイコライザーを画像のように設定して聴いてみました。 驚きました。 こんな派手にイコライザーをいじってある音を初めて聴きました。大音量では聴けないですが、普通の音量だとフラットの音がとても寂しくて、イコライザーをONにした音の方が活き活きとして聴こえてしまいます。 もともと良くないっと思っている録音なので、ここまで音を変えてしまったほうが、いい音っというよりも、音楽を楽しんで聴くことができますね。 ちなみに、新しい録音やロックに試してみましたが、ちょっと音が元気が良すぎます。 しかし、1950年代のブルーノートを楽しく聴くには最高です。 クセになりそうです。 非常に聴いていて楽しいです。 参りました・・・。