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「欅」を美しく塗れる塗料についてお伺いします
欅に適した塗料と言えば、御存知の通り、昔から「荏油・・・えのあぶら」が有名ですが、2~3年程して汚れてしまいますし、それに「油」の為だと思いますが、欅がかなり「黒く」なってしまうのです それで「長持ち且つ焼けない」塗料を探しているのですが・・・例えば、キシラデコールは、非常に長持ちしますが、化学成分が強い?せいか「色」は美しくありません また「柿渋」も塗れるようですが、月日と共に、色が「濃く」なっていき、その濃くなった色は、どうも美しくないようです 上記の如く、荏油のように美しく且つ長持ちし、その上、焼けない塗料はないのでしょうか? 御存知の方、おられましたら宜しくお願いします
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>ならば、極力、紫外線に対し強い種類が良い、という事になりますね いえ、その逆。 小学校以来、音叉の実験を色々見てきたと思いますが ○ ○ ○ ○ 音 ○ ○ ○ ○ 源 ○ ○ ○ ○ → ○ ○ ○ ○ 600Hzの音叉をたくさん並べる ここで、色々な周波数の音を出すと、右側に600Hzの音だけは届きません。変わりに音叉は共鳴してなり始めます。 これを紫外線に置き換えると、塗料が紫外線を吸収して破壊されるために反対側に届かない。逆に紫外線に強いという事は、【紫外線に共鳴するものがないため】通り過ぎてしまうということです。 ですから、紫外線暴露に対して自身が犠牲になる塗料でないと紫外線を防げないのです。 とはいっても、かならず破壊されるわけではなく蛍光( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9B%8D%E5%85%89 )のようにより低い周波数の光に変化させるものでも良い。 そのために塗料自体の(紫外線に対する)寿命は短いけど、こまめに塗り替えることで内部を保護することになるでしょう。 ピンと来ないかもしれませんが、耐候性のない塗料は木部を保護できると極論できる。
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- Postizos
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ウレタンでも木自体はやはり焼けるでしょうね。 まあそれが味なんだと思います。 オイルの中では桐油が焼けにくいみたいです。(桐油は使った事はないのですがすごく固いので亜麻仁油や石油系の油を混ぜてゆるくする場合が多いようです。それと乾燥に三週間ぐらいはかかるようです。)亜麻仁油は焼けて赤茶色になります。 荏油は木の色が黒く見えるとか焼けが激しいという話はありますね。(私は亜麻仁油しか使ってないので確かめた事がありません) 汚れはアクの黒みが浮いているのであれば拭くとけっこう落ちます。 柔らかいブラシで洗うとか、洗剤は使うべきではないという人もいますけれど手垢やアクのようなのは住まいの洗剤なんかでも。 汚れ落とし用のクリーニングオイルというのをラインナップしているメーカーもありますが。 他には酸素系漂白剤(「白木漂白剤」「過酸化水素水」)で漂白するとか、サンドペーパーやカンナをかけてしまうなんていうのもありますけど。最後の手段でしょう。 私はムクの欅でしたらニスを塗ってしまうのは惜しいと思いますが。薄く塗る手もなくはないですね。2液ウレタンなどで木肌を埋めてびしっと固めてしまうとプラスチックな感じになってしまいます。 オ-プンポア塗装 http://www.washin-chemical.co.jp/corporate/chemistry/coatingguide/cguide_08finish.html 無塗装やワックス仕上げもありうるのではないでしょうか。 家でオイル仕上げの部分がありますが、かなり汚いなという状態になっていても拭いたり削ったりいろいろ手入れをして20数年前の木(銘木でも何でもないです)がちゃんとよみがえります。大工も結局いちばん持つんじゃないかと言っていました。 まあニスもきれいに剥がして塗り直せば同じだと思いますけど。
お礼
桐油は、焼けにくいんですか、参考になります さて、何が良いんでしょうかね、難しいものです
- ORUKA1951
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油とは何かを・・化学の教科書を見ながら読むこと 油脂とは、脂肪酸とグリセリンのエステルでしたね。エゴマ油は乾性油です。それは多価不飽和脂肪酸( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%8F%E6%B2%B9#.E6.B2.B9.E8.84.82 )を多量に持っているからです。 不飽和脂肪酸の二重結合は空気中の酸素と反応して互いに結びついて固体になります。油絵の具やペンキと同じです。ウルシも同様 色が黒くなるのは、紫外線によっての欅の持つ樹脂に含まれるリグニンやヘミセルロース、およびフェノール類による物でしょう。塗装してなくても黒くなっていきますから・・ リグニン( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%83%B3 ) パルプの光による退色( http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/20930/1/31%281%29_P1-7.pdf ) 対策は、紫外線吸収塗料を塗布することになりますが、それは塗料自体が紫外線によって破壊されるということと同義なのです。エゴマ油は乾性油ですから、紫外線をある程度防げますが、それは同時にエゴマ油自体が破壊されているということでもあるのです。 木材用の紫外線吸収塗料( https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9C%A8%E6%9D%90%E7%94%A8%E3%81%AE%E7%B4%AB%E5%A4%96%E7%B7%9A%E5%90%B8%E5%8F%8E%E5%A1%97%E6%96%99&hl=ja )はたくさん販売されています。 しかし、最も軽便なのはポリカの波板などで庇をつくり、太陽光が直接当たらないようにすることかも・・ポリカは紫外線に弱いため表面(太陽側)に紫外線防止処理がされています。
お礼
なるほど「理論的」で参考になりますね >対策は、紫外線吸収塗料を塗布することになりますが、それは塗料自体が紫外線によって破壊されるということと同義なのです。エゴマ油は乾性油ですから、紫外線をある程度防げますが、それは同時にエゴマ油自体が破壊されているということでもあるのです 紫外線を吸収する代わりに、自ら死滅していく、という事になるんでしょうかね ならば、極力、紫外線に対し強い種類が良い、という事になりますね >木材の紫外線吸収塗料・・・ 拝見しましたが、さてどれが良いものやら、難しいものです
- nitto3
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ポリウレタンは玄関ドアにも使いますから、 そこそこの耐候性はあります。 ただ変性ポリウレタンですから ホームセンターにあるポリウレタンではだめですよ。 ドアメーカー、建材店で買えると思いますが 石油缶単位ですよ、補修用があったかな。
お礼
「変性」ポリウレタンですか、ややこしいですね 石油缶では無理ですね、残念! 有り難う御座いました
- jobzero
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ポリウレタン樹脂塗料はいかがでしょう。ホームセンターで売ってます。 素人の方の使い勝手は、水性のほうが扱い易いです。 空気中の湿気で硬化して、ツヤも良くなります。かなり粘度があるので塗装の際は「重ね塗り」が良いでしょう。数回の重ね塗りをすることで、さらに皮膜感が増し重厚な感じになります。 わたしもDIY でテーブルを作ったことがあり、白っぽい板をオイルステンで着色して(もちろん乾いてから)ポリウレタン樹脂塗料で仕上げました。 10年ぐらい経過しましたがとてもいい感じですよ。
お礼
>ポリウレタン樹脂塗料はいかがでしょう。ホームセンターで売ってます。 素人の方の使い勝手は、水性のほうが扱い易いです 有り難う御座います。ただ言い忘れたんですが、塗布する欅は玄関前、つまり 「屋外」です ですから、その樹脂塗料は、どうなんでしょう?よく解りません
お礼
>逆に紫外線に強いという事は、【紫外線に共鳴するものがないため】通り過ぎてしまうということです 紫外線を吸収しても、破壊されない、且つ、吸収された紫外線は、壊れてしまい、木材本体には届かない、そういう塗料はないのでしょうか? あると思ったんですが・・・ 要するに、仰りたい事は、塗料が紫外線の「犠牲」になる事で木材を守る、という事のようですね で、どうやら、色・艶等では、やはり荏油に相当する塗料がないようですから、明日、荏油を塗布したい、と思っています 有り難う御座いました