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出産すると女性の性的魅力が減るのは不合理?
出産すると女性の性的魅力が減るのは不合理ではないか?女性の乳房やお尻はセックスアピールであり、雄を誘う為のものである。自然界では雄にセックスアピールがあることが多いのに(鶏のとさか や鹿の角など)、人間は雌がセックスアピールを持っているのは、人間は子育ての期間が長いため、雄に気に入られて養ってもらうためだという説を聞いたことがあります。もしその仮説が正しいとすると、人間の女性が出産後に体型が崩れたりして魅力が減るのは不合理だと思います。一般的に若い出産前の女性のほうが肉体的なセックスアピールも強く男にモテますよね?しかし、女性が一番男の庇護を必要とするのは出産後の育児期であり、もし戦略的にセックスアピールの時期が決まっているのであれば、むしろ出産後にセックスアピールが強まるように設定されているべきだと思います。オランウータンだったかチンパンジーだったかは、出産経験のあるメスのほうがモテるという話も読んだ事がありますが、人間のように他の類人猿よりずっと育児期間が長い動物は、なおさらそのように出産後にセックスアピールが強まるようになるべきだと思うのですが、なぜそうなっていないのでしょうか?今の生態が続いているということは、何か別の合理性があるのでしょうか?不思議です。教えてください。
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- HAL007
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人と動物の大きな違いは大脳が発達していること。 大脳が発達することで先天的な要素より後天的(学習など)な要素が強まることが大きな原因だと思います。 即ち、処女願望から妊娠を経験していない女性のプロポーションに強魅力を感じる。 例えば、ミロのビーナスとそれ以前のビーナス像を比べて見ればハッキリと違いが分かります。 均整のとれたスラットしたポロポーションと尻や乳母が極端に大きく誇張された不格好なポロポーションにわかれます。 古代は子供を産み育てる能力のある女性に魅力があったから世界中で発掘される古代の女性像は不格好なプロポーションをしています。 それが先天的にもっているもので、医術などの発達から多産でなくても子供が育つ環境になり女性の身体のたくましさが軽視され 処女権に見られる様な処女願望が強くなったのだと思います。 今でも、ふくよかな女性を好む人もいます。 どういった女性に性的な魅力を感じるかは個人個人の嗜好の問題でしかありません。 統計をとれば、スパーモデルの様な体型を好む人の方が多いでしょうが 中には、本心から答えていない人も少なく無いはずです。 それは、学習により他人に左右される人が少なくないからです。 纏めると、出産後のセックスアピールが減ると考えるのはあなたなど多くの人の意見であって 純粋に自分の嗜好を問えば絶対的な多数意見ではない可能性もあります。 そうは言っても、現代の先進国の様に医療や教育が進んでいる環境では大多数の意見になるのだと思います。 何故かと言えば、人口がここまで増えて来ると子孫を残す必要性を感じなくなる個体も増えるからなんでしょう。 面白い、研究論文にハツカネズミを狭い環境に閉じ込めて飼育すると同性愛と思われる現象が現るそうです。 そのことから研究者は一定以上の密度を越えると生殖本能を薄らぐからと結論付けています。
- QoooL
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#1です。こちらもお礼お返事ありがとうございます。 世の中、似たようなIDの方がいらっしゃるもんですね。奇妙なご縁です。 男性でしたか。「産後は魅力なくなる」ということを具体的に悩んでいらっしゃるのかと思いました。失礼しました。 女性が、「不特定多数にモテたりしないようにするため衣服を着るようになった」 というのは一理ありそうですね。私はヌーディストやナチュラリストのビデオも良く見て、 ナチュラリストが「我々はヌーディストではない!」 「女性の裸を見ても立たない!」と言っている のも見ましたが、陰毛もなしにずっと性器(おっぱい含め)が見えていたら、欲情する頻度は上がるに違いない、と個人的に思います。 だから、例えば某宗教で女性が肌の露出を禁じられているのは、正にそれが起源だろうと予想できますね(経典に書き込まれた理由)。人間は特に、牙や爪以外にも武器を手に入れた猿ですから、女の奪い合いということを男が始めたら命までうばってしまいかねないので、結婚した女性は他人に見せない・結婚前でも結婚式でさえも他人に見せない、という風習が一部で生まれた、という説明は、とても合理的です。 逆に、男性が上向きのペニスケースを付ける部族は、生殖器の大きさをうまく誤魔化して、オレはいつでも戦闘能力があるんだぞ、と誇示することで、セックスアピールを装飾品でうまく増幅しているわけです。 女性のファッションももともと、このように、「自分のセックスアピールの劣っている点を隠す」 という理由も考えられます。一つがコルセット、補整下着で、全員良い方へ見せる方法ですね。もう一つは、太ってる女性、最近増えているぽっちゃり系の女性がチュニックというマタニティの延長のようなゆる~い服を着て、体型の崩れを誤魔化す、という方向です。十二単衣ももしかしたらこの方向かも知れません。脱がしてみるまで、どんな体型をしているかわからないわけです。 そして、「脱がしてみたい!」という欲望そのものが、第2の性欲になる、と。 ファッションにひらひらとかチラ見せとかが多いのも、無意識にそういう「第3・第4の性器」を発展させてきたのかも知れません。私は女の子がパンサーのしっぽやうさぎのしっぽ着けていたら、握りたくなりますからね。 さて、少し生物学カテらしい方向に話を戻しましょう。人間は、妊娠期間が割と長い哺乳類ですし、一度の出産数も双子はまれです。おっぱいは2つあるのに(笑) そして、チンパンジーと比べるとだいぶ未熟な状態で生まれてきます。まずなかなか歩けません。しかも、「ただの音ではなく、複雑な言語体系」あってこその人間なので、社会的に1人前になるのに、8年や10年では不充分です。(10年では性熟もしません。) つまり、「母親による授乳」「母親か父親による保育・教育」が長年不可欠な動物なのです。ここまでひ弱な哺乳類は珍しいでしょう。 そうすると、前近代的な人間社会では、アマゾネスなどの特殊な例を除けば、子供は女性に長年付いていた方が良い、ということになります。育児に手間がかかっていると、次の妊娠をするのが面倒にもなります。 人間は、発情期がめちゃくちゃ長い、と言いますが、子供が生まれた途端にセックスレスになる家庭も相当多いのも、この辺りに理由があるのでしょう。女性が、子育て優先になって、セックスを避けるようになる。すると、男性が他の女性に目を向ける、という解釈です。ただ、これは、生物学的にというより社会学的な要素も強いと思います。 妊娠してお腹が大きくなってきた女性に男性が興味薄くなるのは自然ですね。妊娠中のセックスは、生物的には避けたいでしょうから。ただ、妊婦に特別魅力を感じる男性もいますよ。 で、出産後にお腹が引っ込み始めてから、魅力が妊娠前より下がりますか? そこが私は意見が違いますね。出産している女性が好きな男性も多いと思いますよ。人間は、社会的動物なので、「40くらいが一番好きです」とか、マイナーな意見はあまり公言しにくいでしょう? 15が好きです が言いにくいのと同じです。それに、人間は言葉でも性欲を感じる「脳の動物」なので、「清純派ブーム」が起きると清純派が好きなような雰囲気に飲まれるし、「悪女ブーム」が起きると悪女が好きなような雰囲気に飲まれるわけです。最近は「年の差ブーム」が静かに到来、という感じですかね。 多分、23歳の女性が好きな男性は、その女性が2人くらい子供産んでいても、好きだと思いますよ。「セックスアピールが減った」と感じるとすれば、その23歳の女性が「ママ感」を出し過ぎだからだと思います。 現代は 「子供は女性に長年付いていた方が良い」という時代も終わった わけです。今は男性も育児をします。それに、結婚という制度を守っている以上、乱交スワップもしません。「現代の人間」の性行動を生物学で説明するのは難しいと思います。 丸みを帯びている女性の方がモテる国の話もしましたね。私も、腰が丸くて安産型の女性の方が好きです。出産経験があるかないかは気にしません。国による、人による、ということは、これもまた生物学的にというより社会学的な要素、「清純派ブーム」と同じような「やせ女ブーム」だと思いますよ? 今、主婦の浮気率がとても高いと聞きます(50%)。40代50代のデリヘルもあります。ということは、需要があるということです。 あえて、 > 女性が一番男の庇護を必要とするのは出産後の育児期であり、出産後にセックスアピールが強まるように設定されているべきだ ということに理由を付けるなら、 育児に時間がかかるからこそ、年がら年中セックスをしていたり、毎年子供を産んでいたら、育児に差し支える という発想の逆転はいかがでしょうか。 だから、女性が男性の庇護を必要としている という部分ももしかしたら、前提が崩れるかも知れません。 冷たい言い方ですが、 女性は男性からタネさえもらえば一人でも子供を育てて行ける、と。それが生物的な女性であり、実際には男性の助けをもらっているのは、あくまで社会学的な理由である、と。 (雄に気に入られて養ってもらうためだという説 を部分否定してすみません。) 原始の人間が、どこかの猿みたいに、オスだけの集団、メスだけの集団を作って移動していたのかどうか興味がわいてきます。 まあ半分ざれ言だと思って聞いてください。
お礼
ご回答ありがとうございました。確かに、女性のセックスアピールは男性の庇護を得るためという仮説で全て説明しようとすることに無理があるのかなと思いました。個人的には、人間は一年中発情可能であり、他の動物に比べて懐妊しにくいというのも、男性の庇護を得るための戦略なのかなと思っています。これ以上書くとフェミニストの方に怒られそうなので、後は察していただきたい(笑)おっしゃるように、人間の好みは多様であり、一概に出産前のほうが魅力的とは言えないかも知れませんね。私の趣味の問題かもしれません(笑)ただ、これも好みの問題かもしれませんが、女性は、妊娠出産を通して、造形的身体から機能的身体に変わるのも事実です。特に胸が顕著です。ただ、人間には言語や衣服が有りますので、身体以外の魅力で補う事も可能ですね。私も全然話の合わない若い子より趣味の合う大人の女性のほうが良いです(笑)男だけの集団や女だけの集団というのは、アマゾネスか盗賊位しか知りませんが、古代中国では邑という集団を形成し、その中で男衆と女衆は別々の集団で生活していたようです。中国だけでなく、日本でも縄文時代などはそうだったようですし、東南アジアの原住民もそういう例をよく聞きます。私が思うに、家族という単位で生活するようになったのは世界的にもごく最近の話なんじゃないかと思います。食料など、男性の手を全く借りないのも難しいでしょうけど、集団で暮らしていたならば、一人の女性が特定の男性にモテ続ける必要はなく、女性の集団が総合力で男性の集団にモテ続ければいいという考えも可能ですね。出産や育児で性的魅力が減ってしまった女性がいても他の女性がモテることで女性の集団は男性の集団に集団としてモテて、男性の集団の協力を得ることが出来ると。しかしこの理論は現代の社会制度では通用しませんね。これから先、社会の変化を反映して新たな身体的戦略が発現するかもしれませんね。持論ばかりですみません。
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
1・2年くらい前かな(そんなに昔の話ではありません)、テレビ(Eテレだと思う)でシャチの研究者がおもしろいことを言っていました。 ご承知の通り、シャチはほ乳類ですので、メスには月経があります。で、「シャチのメスも閉経する」んだそうです。「閉経後のメスも生きている」と言えばいいのかな。 一般の生物にとって、「子供を産めなくなる=死期」なんです。別な言い方をすれば、死ぬまで出産・産卵はできる。 ところが、シャチでは、出産できなくなったメスが生きる・・・ どころか、「閉経後のメスがいる群れの子は、いない群れの子よりも育つ」のだそうです。 この場合の育つとは、体が大きいというようなことではなく、「オトナになる」、成獣になる、という意味です。 閉経後の高齢シャチがいる群れの子は、餌不足に陥ったり病気になったり怪我をしたりして、「途中で死ぬ確率」が低いのだそうです。 どうも、閉経後のメスは、オスの関心を引きつけず、それまでの経験を活かして子育てのフォローに回ったほうが、母だけが子を育てることより、家族繁栄には役立つらしい、という話なのです。 ということは、・・・ 鯨は家族で群れを作らないようなので違うかもしれませんが、「一般のイルカにも言えることかもしれないなぁ」と思っていたら、さらにおもしろい研究を見ました。 「女性の更年期障害」の話です(MSのニュースサイト)。 その解説を簡単に言うと、女性は母方から「ずっと出産し続けろ」という命令の遺伝子を受け継ぎ、父から「いい加減なところで出産を止めろ」という命令の遺伝子を受け継いで育つのだそうです。 若い頃は、母からの遺伝子も「出産しろ」、父のからの遺伝子も「出産しろ」と命令するので、女性の体は出産に向けて体を整えるのだそうです。だから、生理のない小学生などでもなんの体調不良も起きない。 ところが、女性によって違いますが、いい頃合いになると、父から受け継ぐ遺伝子が「出産停止命令」を出すんだそうです。で、生理が止まる。 母は「産め」と言う、父は「産むな。出産は若い母胎に任せて、フォローに回れ」と言う。 この2つの矛盾した命令のせめぎ合いが「女性の時々によって症状が変わる更年期障害の正体だ、とわかった」という話。 私は専門家ではありませんので、真偽について触れることはできませんが、理屈はあってる感じです。 ある時期以降の女性は、シャチと同様に、性的魅力で男性を引きつけず、子育て経験を活かして娘や孫の出産、育児のフォローに回ったほうが、その子供をオトナまで育て上げるという点では、優れているのではないか。 出産を経験した女性は、関係ができた相手の男とかかわっていけばよく、性的な魅力はまだ配偶者がいない若い女性こそ発散すべきではないのか、男捜しをすべきではないのか、と思われるのです。 なんと言っても、女性は10ヶ月お腹に子供を宿してからでないと産めないのですから、育て上げてナンボだと言えるからです。うみゃあいい、という話ではナイのですから。 ということは、過去、人類繁栄には、出産後の女性の体が衰えて、性的な魅力を失っていったほうが都合良かったのではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。子育てのために男性に養ってもらうために女性のセックスアピールがあるという仮説がそもそも怪しいという事ですね。しかしそうであれば他の動物と同様に男性がセックスアピールを持つほうが性選択はうまく機能するような気がするけど、何故逆になっているのでしょうね?そういう事もあって、人間の恋愛は必要以上に複雑になり成就しにくい構造になっているように思います。確かに、適当なところで後進に道を譲るほうが、全体としては種の活性化になりますね。働きありや働きバチのように、産むだけでなく別の方法で種を支えるという選択をしているのかも知れませんね。ありがとうございました。
- 0fool0
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お礼ありがとうございます。 >特定の男性に継続的にモテるような進化をしても良かったのではないかと思うのです 確かに一緒にいる時間が長くなればなるほどに、互いに物心両面で強く繋がる方が、本当の意味で理想ですよね。 私も同感です。 しかし現実には人間は「女房と畳みは新しい方が良い」なんて言います。 鳥類には生涯において、配偶者を変えない種類が良く見られます。 しかし彼らは逆に一夫多妻等は少ないです。(ダチョウがそれですが) これは私の仮説でして、正式な学説ではないのですが、人間の繁栄はこの繁殖方法の多角的な選択の幅にも秘密があるのではないでしょうか。 人間は熱帯から寒帯まで、様々な気候に順応して繁栄しています。 これは他の生物には全く見られないものです。 日本でも縄文時代には、一人の女性が平均8人の子供を産まなければ、人口の維持が出来なかったという分析があります。 更に此れには地域差があり、環境によって人口の維持に必要な出産数は更に増えるのです。 ですので、世界的に文化によって婚姻の形には様々な姿が存在します。 実際に戦国末期のルイスフロイトの記録には、「日本の女性は、婚姻を繰り返しても其の名誉を失わない」とあります。 「多様化」 これが人間の生殖の武器で、其の為には強過ぎる繋がりは邪魔だったのかも・・・ 以上、私の妄想でした。 お騒がせしました。
お礼
ご回答ありがとうございます。私も、人間の婚姻関係は本質的に多様的であると思います。一夫一婦制度も理にかなっていますが、一夫多妻制度も理にかなっていると思います。現在の行きすぎたー夫一婦信仰が、非婚化や少子化に拍車をかけているように思います。そして人類に天敵がいなくなった事も人類にとってマイナスではないかと思うのです。専門家ではないので全く論拠は無いですが。その点ご回答者様がどう思われているのか興味があります。もし気が向かれましたら私の他の質問「天敵がいない人類はどうなるのか?」http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8654832.html?from=qaもご覧頂けると幸いです。
補足
書き忘れましたが、女性の身体的戦略が、必ずしも継続的な夫婦関係を目指しているのではないという仮説、なるほどと思いました。ありがとうございます。
- 0fool0
- ベストアンサー率18% (134/738)
ウェストの細い女性は、未妊娠状態を表しています。 逆に太い女性は妊娠中の可能性があります。 どちらを優先して交尾した方がいいかは自明の理です。 では出産後の体型の崩れはどうなのか?(失礼な言い方だなぁ・・・) 自分の子孫を養育してくれている女性を粗末にしたら、子孫の繁栄は無くなります。 更に他の男性が引っ切り無しに纏わり付いたりしても、自分の子孫を残す確率が下がってしまいます。 チンパンジー等は「乱婚制」と言いまして、特定のつがいを作りませんし、子育てにも父親が必ずしも協力的ではありません。 そもそも食料の分配も起こりません。 人間は狩猟採集生活になってから、食料調達係りと育児係りが明確に分担されました。 そして育児期間が長期に渡る事によって、安定した「家庭」が必須になったのです。 その安定には、他のオスに対するセックスアピールは出産後は不要になります。 必要なのは家族の絆です。 オスが子育てを効率良く行うには、メスの浮気はご法度です。
お礼
お二方ご回答ありがとうございました。確かに、若い未婚の女性が出産後の女性よりもモテるというのは、必ずしも正しくはないかもしれませんね。当方既婚男性ですが、それにしても非効率だなあと思うことがあるのです。おっしゃるように、女性は不特定多数にモテる必要はありませんが、育児期間が終わるまでは、配偶者の男性には、ずっとモテ続ける必要があると思います。元歌は忘れましたが、万葉集にも、「好きな女性が月日をおうごとに容色が衰えていくのを見るのは悲しいことだ」と歌った歌がありますが、そのような男性の気持ちはいつの時代もあるのではないでしょうか。もちろん人間は文化的生物ですので、肉体的セックスアピールだけで魅力を論じるのは語弊がありますが、個人としての文化的戦略ではなく、生物としての人間のメスの身体的戦略のみに焦点をあてて考えてみました。一般的に、身体的魅力だけについては、女性は若い時に集中的に不特定多数の男性を引き付け、年をとるとそうでは無くなるという傾向が、男性よりも顕著であるように思います。しかし、若い女性も不特定多数にモテる必要はなく、特定の男性に継続的にモテるように身体的戦略もなっていれば良かったのではないでしょうか?女性もおそらく、若い時に不特定多数にモテる事よりも、特定の男性に継続的にモテる事を精神的には求めているのに、身体の構造がそうなっていないという本質的な問題が、多くの恋愛における悩みやトラブルを引き起こしているように思います。身体に戦略や意志があるのかは分かりませんが、様々な生物が戦略的に進化しているように見えることを考えると、女性の身体も、特定の男性に継続的にモテるような進化をしても良かったのではないかと思うのです。いかがでしょうか?これは純粋な生物学的な議論として聞いていただけると幸いです。もちろん私は生物学的にだけでなく人間としても妻を愛しております。
- QoooL
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社会的動物である人間(現代人)を、生物学的な観点から不合理と決めるのは違うかな、と感じます。 昔っから、男女は、出産後でもセックスしていましたし、40代でも60代でもセックスしていたと思いますよ。今でもしている人多いですよね。中国で、旅人を泊めてあげる時にもてなしとして自分の妻をあてがった、という話は有名です。「そんなババアいらねえ」となりますか? > 若い出産前の女性のほうが肉体的なセックスアピールも強く男にモテる というのは主観だと思います。確かに昔から、「村の若い娘たちをさらっていく」という物語はありますし、処女信仰もあります。しかしそれは、「他人のものになっている女性を奪うと争いが大きくなる」という人間ならでは理由ではないでしょうか。結婚という概念のない動物なら、他人と結びついて子供を何度も産んでいるメスであっても、オスにさらわれて交尾されると思います。 貧乳だった女性が、妊娠出産後はまあまあおっぱいが大きくなった例を私は知っていますよ。それに、身体も丸みをおびて より女性らしくなるじゃないですか。日本の価値観を当てはめているから、 > 出産後に体型が崩れたりして魅力が減るのは不合理だ と思うのでしょう、きっと。海外旅行すると、森三中大島さんとか柳原さんとかがモテる国の例をいくらでも聞きますよ。私自身もやせ過ぎている女性はあまり好きじゃありません。 それに人間は服を着る動物 & 直立歩行するので女性器があまり露わにならない という事情のあるので、女性が出産しているか未経産かは外見だけではなかなかわからないですよね。女性器が赤くはれ上がるわけでもなく、「太っているのは産後の証だ」と決め付けるわけにもいかず、街歩いていて、もう子供を産んでいるのか、バツイチかどうか、など、ほとんどわかりません。ただ単に「30代なら子供を産んでいる可能性が高いだろうな」と思うだけです。 出産後に女性の体型が元に戻りにくい、というのも現代人ならではだと思いますよ。現代人は全体的に食べ物に恵まれ過ぎているのだから、「本来 生物的にはこうでないと不合理だ」とはなかなか言えないと思います。食欲があると食べ物があるは別物ですから。産後に体重を元に戻すよう、指導もありますよね。そして、見事に体型を元に戻す人もたくさんいらっしゃいます。身体が元に戻らない、というのは個人差で片付けられると思いますよ。 経膣出産後はあそこがゆるくなる、という都市伝説も、セックスアピールに影響するほどではないと思います。アナルを楽しむカップルもいますし。そこまで大きく変わるものでもない。会陰切開していればゆるさに影響しにくいでしょうしね。最近帝王切開の人もかなり増えています。 人間はセックスを文化的なものにしてしまったから、子作りの時以外にもセックスアピールを感じますよ。逆に言えば、常にセックスアピールを感じているけれども、「やらせて」と言うとこの世で生きて行けなくなるから、理性で抑え込んでいるのかも知れません。きれいな女優を見ても、求愛する分けには行かない、ということは誰でもわかるでしょう。 乳房やお尻の話だけをするなら、14歳15歳の女性にありとあらゆる年齢の男性が求婚してもおかしくないわけです。でも日本なら、それはかなり「犯罪的なヘンタイ」と見なされるでしょう? 女性の身体がその歳からさらに成熟していくのは事実ですけど、半分は化粧とか下着だと思いますよ。後は習慣からにじみ出てくるエロさ。「セックスに興味がない」という雰囲気を出していると、男性だって魅力を感じません。逆に「セックスが好きそう」という女性がモテることは現実にあります。全ての男性がそうではありませんがね。 処女信仰は無意味ですね。あれは、食べ物でも何でも、初モノ信仰の延長だと思います。「処女は嫌いだ。」「5人以上経験がある女性の方が魅力を感じる。」という男性もたくさんいます。それはセックスのうまさを想像するからでしょうね。結婚して出産すると、多少ファッションも化粧も変わってしまうのではないですか? 女性どうしで変な見た目と言われようが、男受けをする格好をすれば男は寄ってくると思いますよ。出産した女性はビーチでビキニとかあまり着ないでしょう? 着れば良いのに。「恥ずかしい」が先行するのでしょう。セーラー服のコスプレをして旦那さんが燃えるのと同じ理屈ですよ。 質問者さんご自身が出産して体型が崩れたことにコンプレックスを抱いているのですか? 最近 熟女好き ということも公言されるようになっているじゃないですか。モテないことないですよ。ただ、20代前半の子と比べるのはおかしいですけど。でも、まだ熟女じゃないですけど、「20代より30代の女性の方がいい」という男性もいっぱいいますよ。まあそれは、ただ単なるセックスの相手というより、一晩の会話を楽しめるかどうかも関係しているかも知れません。 卑弥呼やクレオパトラなんか、何十歳のおばあさんになっても、近隣諸国の男性と関係を持って政治に利用していたとも言われていますし。 一つ、生物学らしいことを言うなら、フェロモンという未解明の分野があって、男女はこの目に見えない物質で、惹かれ合ったりしりぞけたりしています。 例えば、生理の合間に、「今セックスしたい」というフェロモンを出したり、「今あなたに興味がない」というフェロモンを出したり、です。女性も女性のフェロモンを感じるそうですし。「あの子最近男ができた気がする」というのは、何かを感じ取っている可能性もあるでしょう。5メートル以内に近寄った場合にはね。 出産後の女性も、子育てが一段落するまで(授乳が終わるまで)は、「男性は近寄って来ないで!」 というフェロモンを出しているのかも知れませんね。 それに、子供が生まれると自然に性欲が減退する人が多いでしょう? 出産後も「セックスしたい!」と思っている女性は、しっかり男性にそれが伝わると思いますよ。なかなか、言動に表せないだけです。
お礼
ご回答ありがとうございます。no.2の方にまとめてご返事させていただきました。ひょっとしたら女性は身体的に不特定多数に一時期にモテるという身体的構造と、特定の異性に継続的にモテたいという意思の折中案として衣服を用いているのかなと思いました。つまり服を着ることで意中の男性にだけ裸を見せる事が出来ると。しかしあまりうまく機能しているようには思えませんが(笑)
お礼
ご回答ありがとうございます。時代とともに魅力的と言われる女性像が変化しているというのは、確かにあるかも知れませんね。勉強になりました。言われてみれば、昔は出産経験のあるふくよかな女性のほうがモテていたのかもしれません。イケメンの定義も、昔は筋骨隆々で男らしい人だったのが、今は細身の中性的な人に変わりつつある(これも一概に言えないのでしょうが)ように、性的魅力は時代の要請に応えて変化するというのも1つの真実ですね。そう考えると、今の時代は性的魅力と子孫を産み育てるという行為が解離している、言い換えれば人類は子孫繁栄をそこまで目指していない時代になったと言えるかも知れませんね。それが人類が増えすぎたせいなのかも知れませんね。動物園のパンダは、生殖を行わなくて飼育員が困っているという話を聞いた事がありますが、安全に飼育され刺激が無い状況では生殖本能が弱まるとすれば、人間も今まさに動物園のパンダ状態かも知れませんね。ありがとうございました。