ご質問の答えとしては歴史的流れの為とお答えするのが一番いいかなと。
江戸時代日本は鎖国していましたので、その時代日本人が触れることができる西洋医学は蘭学、つまりオランダ語でした。ですからいまの医学用語でも使われる、メスとかピンセットなどの単語はオランダ語由来です。
明治になり鎖国が解けてからは、20世紀前半までドイツの医学が世界をリードしていたため、日本にも沢山のドイツ人医師が集められ、そういった人達から直接医学を学ぶことが可能となりました。カルテ、ホルモン、カプセルなどはドイツ語由来です。
20世紀後半になってからは、アメリカの医学が世界をリードしていますし(ナチスによる迫害から逃れる為、ユダヤ系の有能な医師や学者が英語圏に亡命したことなども一因と言われています)、英語圏で医学を学ぶ人の数も圧倒的に多いので、当然英語での書物もふえ、医学用語も英語表記が多くなってきたということです。
お礼
わかりやすい回答ありがとうございます