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deという単語について悩んでいます。
以下のような単純な文章なんですが、 Le température est de 15°なぜestの後にdeと入るのか理解ができません。フランス語初心者で学び始めてたばかりで???の連続なんですが、上の文章は Le température est 15°でまったく問題ないと思いますが、いかがでしょうか。 ちなみに文章は以下のようになっています。 Au Nord du pays il y a des uages et de la pluie. Le température est de 15° (北の国々では曇りで雨も降っています。その温度は15度です。)
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疑問に思われるのももっともです。 英語なら、 The temperature is 15 degrees. これでいいわけですから。 一言で言えば、フランス語は英語よりも品詞の転換が不自由なんです。 英語なら名詞のままで、形容詞的に名詞を修飾したり、副詞的に形容詞を修飾できます。 名詞のままで、形容詞的に補語になることもあります(できないこともありますが)。 たとえば、英語には複合名詞がたくさんありますが、フランス語は名詞+de+名詞の形にしなければなりません。 un bonhomme de neige = a snowman une robe de mariée = a wedding dress la porte du salon = the living room door les clefs de la voiture = the car keys une femme de 30 ans = a 30-year-old woman un moteur de 15 chevaux = a 15 horse power engine さて、「これこれの量だけ;この程度」というときにも、de が出てきます。 ma montre retarde de 10 mn = my watch is 10 minutes slow ce colis est trop lourd de 100 grammes = this parcel is 100 grammes too heavy ご質問の文はこれに近いですが、もうちょっと言うと、英語でも I am happiness.はダメで、 I am happy. と言わなければならない。 というのがありますね。 また、of+抽象名詞で形容詞的に働くとか。 It is of great importance. = It is very important. a matter of importance = an important matter ただ、英語ではフランス語よりも緩くて、 What color is your car? と言えてしまいます。 本来なら、what color にあたるものは green とか red とか、形容詞であるはず。 それなら of what color になってしかるべきである。 でもそんな風にいう人はいない。 でもフランス語ではちゃんと de をつけて、 De quelle couleur est votre voiture? と言わなければならないのです。 もうちょっと別の言い方をしみましょうか。 英語でも、「15度という温度」ならば、 the temperature of 15 degrees です。 これを主語と補語に分離したら、 The temperature is of 15 degrees. になるはず。 ただ英語ではこの of は省略できる。 フランス語ではできない。
お礼
ご解答ありがとうございました。
補足
de+名詞で形容詞を作るという表現に実は感服しました。形容詞が後ろにつく理由や2個の名詞を並べないでdeでつなぐ理由もわかったような気がします。