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作風ってどうやってできる?
感性のものは作風ってどうやってできるのでしょうか? たとえば水墨画の人が繊細な線の女性をいきなり描いた西洋の絵を描くというのはないように思えます。 やはり個人の種は個人の経験とセンスからいかないからつみあがっていくようなものなんでしょうか? 野球の投手が一つずつ球種を覚えていくような感じでしょうか。 絵の場合は、その人の多い浮かべるイメージの種類と描く技術かと思いますけど。 なんでもいきなり描いたりはできないと思うのですが。
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分野によるでしょうが、技術が必要なものは基礎的な技術を身につけ、さらに試行錯誤して自分なりの作風を見つけていくのだと思います。その作者の世界ですよね。 イラストレーターの故・安西水丸さん(先ごろ亡くなってしまいました・・・・)がエッセイの中で自分の作風や絵の個性について書いていた記憶があります。『青山の青空』だったか。 かの岡本太郎さんは、若い頃にフランスで自分の世界を確立しようともって苦闘なさったようですし。 作風は一人の作者でも変遷します。 ピカソは時代により作風が変化したことで有名ですね。青の時代、バラ色の時代、などなど。 ジョアン・ミロも初期から晩年まで変化しているし、モンドリアンも若い頃の修業時代と現在有名な作品とは全然違ってびっくりです。 ゴッホとかだって、自分の描きたいものを求めて苦労したんじゃないでしょうか。南仏に行ってみたりして。ゴーギャンはタヒチでした。どこかに行くのが必須というわけではありませんが。 (ジャングルを描いたアンリ・ルソーは実際には熱帯に行ったことなかったそうです) >水墨画の人が繊細な線の女性をいきなり描いた西洋の絵を描くというのはないように思えます。 おっしゃっている意味が解りにくいのですが、 水墨画と西洋画(油彩など)というのは、作風というよりもジャンルが違いますし、使う画材や技法も異なります。 実際そういうのがあるかどうか知りませんが、たとえばですが、「水墨画で西洋画風の線を描く」とか、「水墨画で洋画的な題材を描く」とかなら、その作家独特の作風と言えると思います。 逆に、西洋美術で日本画の視点を取り入れたものが19世紀末の「ジャポニスム」です。こういうのを「作風」と呼ぶのかどうかは分かりませんが・・・。流行というか。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%9D%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%A0 世紀末で思い出しましたが、アルフォンス・ミュシャも作風が大きく変化した画家だと思います。 アールヌーヴォーのポスターで有名になりましたが、後にアールヌーヴォー的でない絵画(スラブ叙事詩のシリーズ)を描いています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%82%B7%E3%83%A3
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- 05051036
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質問者様の考えの通りだと思います。 得意とする技法や知識の深さ、関心のアンテナがどのように張られているかにかかってくるのではないでしょうか。 興味が向かうところはより広く深く知ることになり、その蓄積は描写の深さや発想に繋がります。 漫画や小説では、技術職や研究職に就いていた人がその知識や経験を基にした作品を作っていることがあります。 私が知る限りでは、デビュー作だけではなくその後の作品も似た傾向となっていました。 そいう職に就ける適正が、作品つくりにも影響したのだと思います。 あと、このやり方でうまくいったという経験をしたならば、そのやり方をさらに伸ばしていきそれが作風になっていくのではないでしょうか 例えば私はアニメやゲームなどの二次創作をしていますが、原作で描かれたエピソードや設定などを最大限に生かしつつ、まったく別の物語を構築するという手法をよくやります。 実験的にやってみたところ読者のウケがよかったので繰り返すうちに、そういう方向での着想をよくするようになりました。 他の作家さんでもデビュー作と似た作品が多いならば似たようなところはあるのかもしれません。
お礼
やはり興味って大事ですよね。関心持つから深くなる。 ご回答ありがとうございます。
- seble
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勉強のためには模写や真似などもしますが、自身のオリジナリティを出そうと思ったらそこから抜け出す必要があります。自ずと作風となります。 真似のままならいつまでたっても自立した事にはなりません。 また、抜け出せない人はげいずつかではありません。
お礼
最初は真似ですよね。 確かに。 ご回答ありがとうございます。
お礼
基本を身に付け、試行錯誤していく。 わかります。 ご回答ありがとうございます。