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水墨画を描くとしたら、どんなものが描きたい?
私は近々、水墨画の教室を開きたいと思っているのですが、 皆さんの水墨画に対するイメージや、もし、描きたいものが あるとするなら何を描きたいか、 ぜひ教えていただけたら幸いです。 水墨画といえば、お手本を見て、四君子などをマスターしてなど、 伝統的な進め方が一般的になっていますよね。 でも、最近いろんなところで見る水墨画は どれも同じに見えてきて、 ちょっと退屈なイメージをもってしまいます。 確かに、お手本や先生の絵をベースに上手になり、 伝統をわきまえるということは大切ですが、 本来の絵心は、個人の特性を写生することによって 切り開くものだと持論しています。 とにかく写生、写生...。自然の大きさを十分に理解し、 そこから本当の基本の大切さも理解できるのではと思いを 馳せていますが、いかが思われますか? 第三者の意見を伺いたく質問させていただきました。
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- dec02
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- fallen_angel
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- fallen_angel
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補足
ご回答ありがとうございます。 やはり、イメージを固めることや、自分のなかで消化していくこと をポイントに置かれているのですね。 水墨画の歴史の中で、時代が変わるにつれて、先人の画家たちが自分たちの環境の中で出来ることを最大限に行いながら新たなチャレンジをしてきたと思います。 それら絵を見て思うことは、その人たちの目に映っているものには、 いつも山水を描くヒントが自然や、暮らしのなかにあり、その実物を心のなかに持っているからこそイメージを膨らませることができたのではないかと思うのです。 私はこれから、日本の中での風景を心身にしみ込ませ、そこから新たなイメージの固定が実現できるのではないかと考えているのです。 だから、必ず山や川、梅や桜、その他様々な風景の水墨画は外に出かけてヒントを目の前に描くようにしているのです。どんどん自然がなくなっていく現在ですから、描いてみるとなかなかそういう理想の風景は見つからず苦労しますが、理想の風景でなくても近所の家やビルディングでも墨を使って描くと新たなイメージが湧いてくるものです。 高速道路の高架や、自分の友人や親の顔でも自分の水墨になっていくものだと喜びがあるのです。家にいる時でも、いつもの野菜や草花を目の前にして描きたいと思っています。 水墨画はお年寄りの趣味に終わるものではなく、もっと広い層の人たちに受け入れられていくためにはそういった堅牢堅固な写実力、描写力、洞察力を物を見ることによって初めて良さを深めることができるように思います。 そのモノを感じることの喜びと、水墨の新しい可能性やイメージをこれから膨らませて行きたいと感じているこの頃なんですが...どうでしょうか? なんか考えがぐるぐる回ってしまって長くて失礼しました。 お時間があれば、もう一度意見を伺いたいです。