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原爆を落としたアメリカの証言について
こんにちは。ふと気になったにで質問させていただきます。 この前、授業で平和学習をしました。アメリカが広島と長崎に原爆を落としましたよね。 原爆についていろいろ調べていると、「アメリカは原爆を落として戦争を終わらせた」みたいなことが書いてありました。 本当に原爆が落ちたことによって戦争が終わったのでしょうか？日本は原爆が2発も落とされたためもう勝ち目がないと思い降伏したのですか？ 回答よろしくお願いします。
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＞この前、授業で平和学習をしました。 最近では、日本が全て悪かったという洗脳をそのように言っているのでしょうか。 １：＞本当に原爆が落ちたことによって戦争が終わったのでしょうか？ ２：＞日本は原爆が2発も落とされたためもう勝ち目がないと思い降伏したのですか？ 回答１：結果として、そのようになります。 回答２：違います。 当時の日本は、原爆以前から条件さえ合えば降伏（というか講和）をするつもりでした。 しかし、アメリカは曖昧な降伏条件（国体の護持、天皇の地位への保証がない）を出すことで、日本が降伏できないようにして、原爆を使用する準備をしました。 （降伏条件の起草段階では天皇制の維持が含まれていましたが、トルーマンはこの部分を変更しています。） ただ、これについてはいつまでも戦争を続けていると、ソ連が参戦してしまい、戦後処理についてソ連に発言力を与えることとなり、タイミングが難しい作戦でした。（実際そうなりました） 日本は↑のような条件が不明な状態で降伏した場合、国が消滅する事もありえるので、安易に降伏はできませんでした。 更に、降伏後に天皇が処刑された場合、国民や軍部が激昂し、政府の意向に関係なく戦闘を行う場合もありえます。 そのような内戦になった場合、中ソが介入して朝鮮やドイツのような分断国家になり、新たな戦争の原因になったり、朝鮮半島ではなく日本が冷戦の最前線になるかもしれませんでした。 そのような事態は日本もアメリカも望んではいなかったと思います。 以上から、敗戦後の外交や政治まで考えれば、安易に降伏できる状態ではありませんでした。 原爆後の降伏ですが、これ以上降伏しないままだと、第３第４の原爆が落とされる可能性があり、もう条件がどうこう言っていられなくなった為です。 アメリカが原爆を使いたがっていたのは、↓の目的の為です。 A：原爆（2種類）の効果を、実際の都市や人間で確かめ、データをとる事。 B：他国に使用可能な核保有国であることを示し、戦後の国際関係で優位に立つ為。 Aについてですが、上記の目的を満たす為に、投下する都市は↓のような経緯で選ばれています。 Ａ１：周囲を山に囲まれた直径３マイル以上の市街地を持つ都市。 アメリカは、↑の条件をより満たす為に、広島への空襲を停止して建築物を保存し、人口を集中させました。 A２：警告無しの使用の決定 トルーマン大統領は、自分が設置した暫定委員会で、原爆の使用は「労働者の住宅に囲まれた軍需工場に、事前の警告無し」で行われるべきだと語り、そのように決定しています。 （開発に携わった科学者は、無警告の原爆投下に反対しています。） この質問は過去にも何度か出ており、警告については、連合軍は爆撃前にビラをまいて避難を呼びかけていたという意見がありますが、それには 何 故 か 【広島】と【小倉】は入っていません。（画像参照） （小倉は広島と同じ理由で選ばれていましたが、爆撃機が航路を誤って、長崎に落してしまいました。） また、日本の降伏を促す目的であるなら、通告して、無人の洋上で使用して見せれば目的はクリアできるはずで、人のいる都市に使用する必要はない筈です。 長崎の投下地点の真上には、日本に始めて建設された「教会」がありました。 （アメリカはこの事を隠していますが） そもそも、原爆の使用自体が民間人の虐殺という国際法違反であり、日本が降伏しないことを理由に正当化するのは間違いです。 しかし、東京裁判ではそれについては糾弾されていません。 原爆については、日本の弁護についたアメリカ人が↓のように語っています（動画も参照） しかし、その意見は却下されています。 【戦争は国家の行為であり、戦争指導者であっても個人に責任は発生しない。 なので、日本の戦争指導者が個人として責任を追及されているのは間違っている。 日本人の指導者が裁かれるなら、原爆の使用を決定した者も裁かれるべきである。】 【A級戦犯は冤罪】（動画：東京裁判の映像） http://www.youtube.com/watch?v=sDTJVZheUwo このような問題では、誤解している方がいますが 軍事裁判は「戦争そのもの」を裁くのではありませんし、戦勝国が敗戦国を裁くものでもありません。 その目的は「戦時中の国際法違反の行為」を裁くもので、これには戦勝国も敗戦国も関係ありません。 しかし、東京裁判では、戦勝国の違法行為は問題とされず、↓のように一方的に裁かれている上に、その多くは冤罪です。 イ：判事は、国際法より連合国の意向に沿う判決を要求されていました。 （「法」以外の何かの「意向」が優先されている時点で裁判ではありません） ロ：元A級戦犯の罪状である「平和に対する罪」が戦時中には存在しない「事後法」を適用している。 （さらに被告はその「平和に対する罪」を犯してすらおらず、冤罪である） ハ：判事や裁判官に戦勝国側の者しかいない（裁判の公平性が保たれていない） ニ：判事に国際法の専門家は、インドのパール判事しかいない。（パール判事は、日本の無罪を主張） ホ：実際の審理も、連合国に有利な証拠は審理が甘く、敗戦国側からの証拠や弁護は認められなかったり却下されている。（これは、判決後、裁判に関わった者も指摘しています。） へ：戦争を個人の罪として裁いている。 ところで、その【平和】学習では↓の事は教えられたのでしょうか。 【大東亜戦争における米軍の残虐行為】 https://www.youtube.com/watch?v=g6MmpEuGipQ 【通州事件の真実 01 Sさんの体験談】（1937年に中国で起った日本人への虐殺事件） http://www.youtube.com/watch?v=U7vJtEzXo_g 【第442連隊戦闘団(アメリカ日系人部隊)】 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC442%E9%80%A3%E9%9A%8A%E6%88%A6%E9%97%98%E5%9B%A3 《アメリカ政府は、アメリカ国内の日系人社会の動向を、黄色人種に対する人種差別的感情を背景に（実際に同じく敵国であったドイツ系やイタリア系アメリカ 人については、大がかりな強制収容は行われなかった）不安視していたことなどから、1942年2月以降に、アメリカ西海岸に居住していた日系人と日本人移 民約12万人は、ほとんどの財産を没収された上で全米に散らばる強制収容所に強制収容された。》 【日本がアジアに残した功績の真実】 https://www.youtube.com/watch?v=Kiz7N4z7c3M&list=PLGqmJ12HKUvT9KEWEYc4DRLUuWRuxo30U
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あきらかに制空権を取られて負けは確定してました。 ただ、日本は負けを認めなかったためにアインシュタインの提言にて 原爆実験の場に日本を選んだのです。 そう、実験に使われたのです。提言者はここまで凄い威力があるとは 思わなくて落胆したという話を聞きましたから。 結局原爆の被害を出したのは東条と安倍の先祖達なのです。 降伏をしていれば救われた人命もあったのに
お礼
広島や長崎は実験台だったんですね・・・なんか複雑な感じです。回答ありがとうございました！
- hekiyu
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”本当に原爆が落ちたことによって戦争が終わったのでしょうか？” ↑ 原爆を使わなくても、日本の敗戦は誰の目にも 明らかでした。 だから問題になっているのです。 それにも関わらず、なぜ原爆を落としたのか。 １，世界で初の核の威力を実験したかった。 よく指摘されていますが、白人国家のドイツには 原爆を落としませんでした。 当時の人種差別意識は現在とは比較になりませんでした。 米国で人種差別が社会問題になったのは１９５０年 頃からです。 ルーズベルトは、日本人皆殺し作戦ともいえる ダウンホール作戦というものまで計画していました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BD%9C%E6%88%A6 ハルノートで有名なハルは、次のような檄文を残しています。 「ドイツ人は米国に移住できなかった腰抜けだ。どんどんやれ。 日本人は人間なんかじゃない、猿だ。 いくら殺しても構わない」 ２，ソ連の参戦があると、日本をソ連と二分して支配 することになりかねず、終戦を早める必要があった。 逆に言うと、原爆を使わなかったら、日本はドイツの ように、国家が二分されていた可能性はあります。 ３，戦後の米国の立場を有利にするため。 原爆を使用した米国ですが、その威力に米国自身も驚き、 これはマズイということになり、つじつまを合わせるために 南京大虐殺をでっち上げた、とする説があります。
お礼
降伏していなかったらこんな恐ろしい計画が実行されていたのかもしれないんですね…。国家が二分されていたのかもしれないということには驚きました。知らないことがたくさん知れて良かったです。回答ありがとうございました！
お礼
動画や画像、ウィキなどのURLを貼っていただいてまでのご説明ありがとうございます！全部見させてもらいました。平和学習で教わったことは、なぜ広島と長崎なのか、被爆者の方の体験談、私たちと同じぐらいの年(13～15)の子供たちも国のために労働していたことなどです。最後の「ところで、……」に書いてあったことは全く教えられていないので、いい勉強になったと思います。回答ありがとうございました！