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ウクライナはドイツの勝利で、ロシアの敗北では?
ウクライナ問題で多くの専門家はロシア、プーチンの勝利で欧米の敗北と主張しています。 木を見て森を見ずの愚かな考えです。 ソ連は崩壊後25年で東ヨーロッパに続き、ソ連を構成した共和国すべてをEU(=ドイツ)に取られ残るはロシアのみです。 無論ドイツの目的はウクライナのようなチンケなものでは無くロシアです。 ロシアをEUに併合することによりドイツの目的(ヒトラーが発動したバルバロッサ作戦)は完遂します。以上が私の見解ですが、皆様はどう思われますか?
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なるほど、一理も二理もありますね。 ウクライナが独立して、ロシア寄りの大統領が 誕生したのに、それをEU寄りの野党が暴力で 追い出し、強引にEU寄りにした訳です。 それに反発したロシアが、クリミアというウクライナ の一部を取り戻した。 全体的に観れば、ウクライナの大部分を取った EUの勝利という見方が可能ですね。 そしてEUの中核はドイツですから、ドイツがロシアに 勝利した、という考え方は成り立つと思われます。 ”無論ドイツの目的はウクライナのようなチンケなものでは無くロシアです” ↑ 実現性の有無はともかく、そういう目的はあるかも しれません。 高橋和夫(放送大学教授)は、第一次、第二次大戦の米国介入は ドイツによる欧州統合を阻止するためであった、と主張しています。 欧州がドイツに統合され、一枚岩になることは 米国にとって望ましくないからです。
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- iftaha_simsim
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>木を見て森を見ずの愚かな考えです。 そうですかね? 現在の暫定政権はクーデターにより武力で奪い取った政権で、しかも今年中に大統領選挙が行われる予定で有ったにも拘らず、自分たちの擁立する候補に勝ち目が無いと分かっているのでクーデターを起こしたわけです。従って民主主義を是とする場合、彼らを擁護する正義は有りません。 ウクライナの西側はポーランド人で人口が少なく貧乏で、ヨーロッパに送るガス管に穴を空けて盗ガスしており問題となっています。そして東側はロシア人が多く人口も東よりはるかに多く、経済的にも西よりは裕福です。従って選挙をするとロシア系の候補が勝利します。 ロシア系住民であっても、自分たちの利益を考えますので、EU加盟が有利であればEU加盟が有りえます。が、同程度のメリットであればロシア側を選ぶことになるのでは無いでしょうか? 確かに先のウクライナの大統領は腐敗満載金ぴか生活で褒められたものでは有りませんでした。 しかし民主主義を標榜するアメリカが武力で政権を奪い取った勢力を応援しているのですから、例えて言えば、アメリカ政府がアルカイダを支援しているようなものです。 もしアルカイダが、シナ人民の敵であるシナ共産党を崩壊に追い込むのであれば、非民主的ですが米欧の身勝手な理屈に従うと、諸手を挙げて賛成できます。この場合は非民主義勢力が非民主義勢力を駆逐するのですからヤクザの闘争のようなものになります。
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- r5305
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ほー、そういう見方もあるんですね。 参考になります。 しかし、勝敗がついたんですかね。 依然、ロシアとNATO加盟国の間でウクライナをめぐり、激しい綱引きの状態のような。 ウクライナがNATOに加盟した瞬間、西側の勝利といえるでしょうが、ロシアがそれを断固阻止してきました。 ロシアの目的は、クリミアだけではなくウクライナ全土です。 欧米の専門家の多くがそう考えています。 ドイツの野心はちょっとよくわかりませんが、ウクライナに対する影響力は、今のところEUよりロシアの方が絶大です。 特にヤヌコービッチ政権時は、ガスの供給価格や基地(セヴァストポリ)の租借期間の交渉で、ロシアの操り人形のように翻弄されていました。 独立改革派のティモシェンコ(この人もこの人の娘も超美人)を投獄(事実上粛清)したことで国民から大反発を招き、ヤヌコービッチはついに追い出されましたが、とたんにクリミアでこのたびの紛争が勃発したわけです。 暫定政権の動きをみて、ウクライナを西にとられないためプーチンが動いた、というのが欧米の一般見解です。 ロシアは、クリミアの租借地セヴァストポリを中心に、地域の親ロシア派拡大をはかって運動を続けてきました。 目的は言わずもがな、ウクライナのロシア化です。 また、一部の特権階級を手なづけ、天然資源の供給など、ウクライナのさまざまな弱みをにぎっていますので、状況的にはロシア有利と言う見方の方が強いようです。 まあ、質問者さんのおっしゃるような展開になれば、相当おもしろいので期待したいところですが、はたしてどうなりますか・・
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- cse_ri2
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No.1さんの回答とは異なり、私はオバマもメインプレイヤーだと思っています。 いや、オバマというより「アメリカ」がでしょうか。 というのは、ウクライナの切り崩し工作は、冷戦直後からアメリカがずっと行ってきたんですね。 その最大の成果が、現在の暫定政権による前大統領の追い出し。 まあ、前大統領が独裁政権を敷き個人蓄財に走ったので、オウンゴールともいえなくもないですが。 メルケル率いるドイツもメインプレイヤーですが、ドイツの主要エネルギーの一つである天然ガスの供給を、ロシアが握っている限り、やれることには限度があります。 特にドイツは、脱原発政策に失敗しているので、なおさら火力エネルギーへの依存が高まっているからです。 アメリカが今後もウクライナへの関与を強めるのであれば、西欧諸国へのシェールガスの輸出を通じて、エネルギー政策によるロシアの影響度を下げる必要がありますが、アジア諸国を歴訪しながらも、頭の中は今年10月の中間選挙の占める割合が高くなっているオバマと彼のスタッフにどこまでやる気があるのか、現在注目しています。
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- dragon-man
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それは考えすぎでしょう。ドイツはしたたかな国ですが、ヒトラー的な領土意欲が長い目で見て自国の利益にならないことは学習済みです。獲るものを獲ったらロシアなどには手を出しません。中国人と違ってドイツ人は馬鹿ではありません。。しかし今のウクライナ問題のメインプレーヤーがプーチンとメルケルであることは確かです。何も影響力を示せないオバマはピエロです。 フランスの人口学者、エマニュエルドットも言っていますが、今世界が抱える二つの難題は、ドイツの一人勝ちで終わったヨーロッパ連合EUと巨大中国がやがて迎える破局だと言っています。世界に混乱を招く大問題です。それに対してアメリカは、特にオバマのアメリカは何も出来ません。イギリスやフランスも出来ません。失うもののないロシアはそれに便乗して高みの見物です。ウクライナ問題はその破綻EUの手始めでしょう。ウクライナ問題の落としどころはすでにプーチンとメルケルの間で決着が付いています。後は何をやってもためにするお芝居です。 遠い極東の日本は、この世界情勢の変化に便乗してうまく立ち回るか、なすすべもなく傍観するか、二つに一つです。どうやら安部は前者を目指しているようです。先日のオバマとのやり取りを見ていてそう感じました。レームダックオバマはうまくあしらいました。TPPでは何も与えず、尖閣も集団的自衛権も認めさせました。今までの日本では出来なかったことです。後は歴史観をまったく欠いた国内左派の妨害をどう排除するかです。朝日、NHKがさっそく邪魔をはじめました。 何も出来なかったオバマは、韓国へ行ってクネ大統領相手に慰安婦問題で憂さ晴らしをしています。何を考えているのか、どうしようもない馬鹿大統領です。これではプーチンやメルケルに馬鹿にされるわけです。習近平もほくそ笑んでいます。アメリカはいったいこの馬鹿大統領にいつまでやらせておく気でしょう。
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回答有難うございます。 >・・第一次、第二次大戦の米国介入は ドイツによる欧州統合を阻止するためであった イギリスの必至の要請があったと思います。