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ドイツ人にとってナチスはナーバスな問題なのか?

友人のドイツ人をパーティに呼んだとき、私の87になる祖母が「私はドイツの歌を知っている」と言って、『ホルスト・ヴェッセル(ナチス党歌)』を歌いました。私とその友人は凍りつきましたが、祖母は満足した様子でした。友人はパーティ後「あれはワザとやったのか?」と問い詰めてきました。祖母の性格からして、そんな嫌がらせはしません。あとで祖母に聞いたら『子供の頃に小学校で教えて貰った』とニコニコ教えてくれます。 祖母にはなんて伝えるべきでしょうか?それと友人との間に走った誤解を解くにはどうすれば良いでしょうか?

みんなの回答

noname#196270
noname#196270
回答No.6

>祖母にはなんて伝えるべきでしょうか? 「あの歌はナチス党歌だったのよ。 私が歌ってはいけない!と止められなくてもごめんなさいね。」 と心から誠実にあやまりましょう。 >それと友人との間に走った誤解を解くにはどうすれば良いでしょうか? 「祖母にとってはあの歌を歌うことが最大のおもてなしだったの。 本当に申し訳ないことをしました。」 と心から誠実にあやまりましょう。 ドイツの小学校で手を上げるときは人差し指をあげます。 手をあげる行為自体ナチスを思い出させるからです。 つまりドイツ人にとってナチスはそれほど・・・ということです。

  • kapekun
  • ベストアンサー率74% (78/105)
回答No.5

1 ナーバスな問題なのかというご質問のタイトルにつては、ナーバスという表現が適切か否かは別にして、「私とその友人は凍り付きました」「問い詰めてきました」あなたも認識する通りと思います。少なくともその友人においては、激しい嫌悪感を覚えるものであったはずです。 2 おばあさまは、ナチスの何物かは知っていたはずです。むしろ大戦の惨禍から立ち直るドイツと時代を共にされていました。ドイツ語の歌詞を覚えている方が忘れたとは思えません。ただ、ドイツ国民が今なおナチスのおぞましい過去と正面から向き合い続けていること、それが世代を超えて受け継がれていることを知らなかったのかもしれません。そして、おばあさまにおいてはその歌が音楽として好きであったと。  おばあさまには友人の困惑とその背景を説明し、機会があったら謝ってもらうのが良いと思います。むろんおばあさまがナチスに共感を持っているのなら論点は異なりますが。 3 同時にあなたも、「凍り付いた」ほどの認識を持ちながら、おばあさまを止めることができなかった。この点についてあなたも反省するならば、自分の問題として謝るのが良いと思います。 4 反対に友人のおばあさまが旧日本軍の軍歌を歌った場合、おそらくあなたは、その年代の方が日本語の歌を歌うことに驚き、好意的に反応すると思います。私も同じです。その感覚の差異こそが、「ナーバス」と表現されるものの本質ではないでしょうか。だから、「あなた自身の問題でもある」と。  当時のドイツ国民の思いとナチスについては、レマルクの小説「愛する時と死する時」に表現されています。絶版になっていますが、ネットで古本が販売されているようです。お読みになれたら、その感想を友人と話し合ってみてください。互いの思想が決して対立するものでないことを共有するために。

  • keyfu
  • ベストアンサー率24% (53/216)
回答No.4

追記; むしろそのドイツ人が『あれはワザとやったのか?』と言ってきた所で、『わざとやったのかとはどういう事だ?祖母が悪意で歌ったとでも思ったのか?』とその質問の意味をしっかりそのドイツ人に問わず確かめなかったので、だからこそすぐさま、そしてうまく誤解を解けなかったのだろうし、むしろそれが物事をおかしい事にしてしまったのでは?…と思います。

noname#197435
noname#197435
回答No.3

ナチスのことは子供時代では関係のないことだったので、高年齢になって単なる記憶として残っているのです。凍り付くほどの問題ではないでしょ。なぜ大らかに見て上げられないのか自分で反省しなさい。

  • keyfu
  • ベストアンサー率24% (53/216)
回答No.2

普通に『悪気はない、昔覚えたドイツの唄を歌っただけだ、許してやってくれ』と言ってそのドイツ人に説明すればいいだけです。 外人にもいますよね、日本人を相手に喜ばそうととにかく知ってる日本語を言ってくる人。 それと同じ。 『コニチワ!』『イタダキマス!』『ヘンタイ!』『シャチョサ~ン!』『ウタマロ!』『ナガトモ~!』 それと知らずに時折失礼な事を言ってたりする人と同じ。 普通に『悪気はない』『ナチスの事が嫌われてる事を知らないんだ』『不愉快に思ったら許してくれ』『お前も知らずにやってしまってる事くらいあるだろ』と説明すればいいだけ。 『ドイツの人』→『ドイツの歌知ってる』→『なので歌って聞かせてやる』とそもそもそのドイツ人を喜ばそうとしただけなので、説明して、なのにそれを許さず悪く捉えるならそのドイツ人を諭してやればいいだけ。気を使いすぎて逆に媚びへつらうとそれこそ軽蔑されるだけになるので、媚びへつらう必要はないと思います。 ちなみにばあちゃんにも普通に“ありゃイカンよ…”と今の事情を説明してあげたらいいだけ。 出来るなら、ばあちゃんに弁明と謝罪の機会を与えてあげられたら尚良しですよね。

  • moritaroh
  • ベストアンサー率56% (658/1172)
回答No.1

おばあさまは、ある意味で、とても教養のある方だったのでしょうね。 ですが、実際のところ、歌の意味(どんな歌なのか、歌詞なのか)までは知らなかったのでしょう。 意味まで知らないと仮定すれば、当時の話、教えてもらった状況などを、質問者さんがおばあさまにお聞きし、今日のナチス・ドイツの国際的な位置づけについて丁寧にお話すればよいでしょう。 きっと学のある方で育ちも良いはずですし、理解してもらえると思います。 時代錯誤的ではあるものの、おばあさまの思い出を汚してしまうことにもなりかねませんので、強く否定しない方がいいかと思います。 ただ、悪意はなかったにせよ、ご友人が不快に思った可能性もあるため、おばあさまが歌を覚えた背景などを、質問者さんからご友人に、伝えれば良いと思います。 意味まで知っていたら…おそろしいほどお茶目さんか、本当におそろしい人なのかもしれません。 ただ、上記と同じように、時代錯誤的であることをちゃんとお話した方が良いでしょう。 ドイツの近代史には、ナチスの功績とも思えるものも多数ありますが、やはり、戦争、人種差別、そして敗戦といった、ドイツにとっての負の象徴でもあります。 そうした功罪を含め、ドイツ人はナチスに対してさまざまな学習をしています。 おそらく、日本人の第二次世界大戦に対する認識よりも、ドイツ人の方が見識が多いと思います。 ですから、触れてはいけない事柄、というほどひた隠しにするようなナーバスなものではないでしょうが、逆にさまざまな見解があると思われます。 容易に功罪を言い切れるなものではなく、ドイツ人個人個人でさまざまな考え方があり、それが個人的な見解という以上の深さがあると思います。 ただし、やはり肯定的な感情は少なく、否定的な感情を持つ人が多数派でしょう。 先に述べた通り、ナチスの「功」としての産業の発達やインフラの整備もありますので、質問者さんとしてはあくまでも中立的な立ち位置でご友人に接しつつも、ご友人のナチスに対してのイメージが見えてきたら、そちらを尊重された方が無難か、と。 通り一辺倒な、ナチスに対しての(日本人一般の)認識という部分と、おばあさまの行為とのズレが生じてしまったことを詫びつつ、悪意があってのものではないはずですから、どう誤解を解くか、というよりも、質問者さんご自身で、これを機会にご友人を通じて、さまざまなことを教わるようにした方がいいかと思います。 日本人が知るナチスと、ドイツ人が考えるナチスでは、たぶん、深さが違うと思いますから。 ただ、場合によっては「ネオ・ナチ」など、過激派組織のようになっている一部のドイツ人もいます(特に、比較的若い世代に多いとも言われる)ので、そういった意味でも、ナチスの話題には、最初はあくまでも中立に、相手の考え方をうかがった方がいいでしょう。

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