国立国語研究所資料集5『沖縄語辞典』を見ました。
標準語の「おき」ですが
1。「沖」は、tunaka, tuu が挙っています、「沖」と同祖語なら 口蓋化して沖縄語が「ウチナーグティ」になるように ?uuci が挙っています。(?は、喉頭破裂音、c は「つ」や「ち」の子音のような破擦音です)
2。 「燠」は、 ?uciri と出ています。
これは首里方言の辞典ですから、ご質問の方言と「おき」の意味をお教えくだされば、また調べようがあると思います。
3。 首里方言の kur (下記では Q は仮名書きの「っ」に似ています)
maQwa (枕)、miQwa (盲)、huQkwijun (ふくれる)などに標準語にはない「っ」が現れることがあるのでそれに関連した現象かも知れません。
お礼
>首里方言で「オキ」という文字列・・・ 問題記述が不完全でしたね。 「琉球人が標準語らしき言葉を発声する場合の特徴の話です。 オキナワを発音すると必ずオッキナワとなります。 その原因となる解剖学的及び筋肉運動生理学的説明を求めております。 大和言葉との母音変換での違いがわかっているので ウチナーとなることを防ぐためには 普段使わぬ特別な筋肉を使うせいかなと考えますが 学問的な説明が欲しいのです。 琉球大にこの系統の研究室は有りますかねえ。 言語学、音声学、解剖学、運動生理学が絡むので研究室が探しづらいのです余p。