"機械図面の勉強"というのは、具体的にどういった事を示すのか?
図面を見て、記載されている図記号から、どのような加工・処理をするのかを分かるようにする、という事であれば、製図の参考書やテキストで勉強すれば良いのでは。
ただ、これだけでは空間把握力・空間認識力を鍛える事には繋がりません。
図面と実物を照合するにしても、写真ではあまり意味が無いように思います。
やはり手に取って、重さや大きさ、表面処理や面取りの状態などを肌で感じ、また、ノギスやダイヤルゲージを使い、実際にどの程度の公差に入っているのかなどを確認する事が重要と考えます。
また、CADの資格試験などでは、ある立体の平面・正面・側面図から、それに対応する正しい立体図(等角投影)を複数の選択肢の中から選択する、という問題がよく出ます。
こういったものを何度も解く事は、空間把握力・空間認識力を鍛えるのに良いトレーニングになる思います。
また、駆動系の部品などは、組んで実際に駆動する際に他の部品に干渉しないか、などの確認も必要となります。
そうなると、個々の部品図だけではかなり難しいので、やはり3D-CADが欠かせません。
SolidWorksやAutoCADなどを使えば、組んだ部品の駆動をシミュレーションする事も出来るので、空間把握力・空間認識力を鍛えると同時に、より実務的なスキルを身に付ける事が出来ると思います。
但し、個人で準備するには、どらも数十万円するかなり高価なソフトウェアです。
お礼
詳しい解説を頂きましてありがとうございました。