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立体形状と等角投影図・三面図の関連付け訓練方法
金型メーカーで設計担当者なのですが、全くの素人に一から製図を教えることになり、困惑しています。 図に描かれた形が立体としてイメージできず 「この方向からはこう見える」が判別(想像?)できないようなのです。 図示された形状を立体としてイメージして 三面図←→投影図の関連付けが きちんとできるようになるための訓練方法、というのは何かあるでしょうか? 初歩の演習として 工業高校1年生用の機械製図教科書から題材をとり、 比較的単純な立体形状(三面図上は直線と円弧の組み合わせ)について [1]等角投影図から三面図を描かせる [2]3面図の2面だけ描いたものから、空白になっている一面を描かせる などの課題をやらせてみましたが、 あるべき線がなかったり、ないところに線が引いてあったり 本人は一生懸命考えているようなのですが、無茶苦茶な図になってしまい 何度やりなおさせても同じ所を同じように間違えます。 自分では、よほど判りにくいもの以外はパッと見で把握できてしまうので 立体をイメージして把握する方法をコトバで説明できるものなのかどうか困惑しています。
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- sign_00
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私は設計士ではないですが、仕事上、数多くの建築図面を見ながら仕事をしています。 私の場合は平面図と展開図の関連付けが最初全くできず、空間として認識するのに苦労しました。(私はグラフィック系のデザイン学校卒で、建築系とは関係なく、図面を見るのはその時が初めてでした) また、社内では「わかってて当然」という感じでしたので、新卒ではありましたが、ほとんど独学で図面を読めるようになりました。 私の経験上、これは数をやるしかないと言う結論になります。 また図面とその図面に基づいて出来上がったものを見せるのも効果的だと思います。 紙面上の図面から、頭の中で組み立てるのは慣れない人には難しいです。慣れない人の場合、頭の中で3面図を立体として想像する事はできずらく(その逆も)、実物と紙面の図面があって初めて合致します。 言葉で説明するのは難しいと思います。おそらく対象者は立体でイメージする事ができていないからです。 まず図面から立体を作ってみる・・紙を切り出して立体を実際に作ってみるのです。そうすると、おぼろげながら図面と立体のイメージが合致してきます。それから、それと似た図面を探して来て、3面図を起こさせてみる。 一度、図面と立体が関連づくようになると、他の図面に関しても関連づくようになります。 今のところ図面と立体が関連づいていない状態なので、同じようなところで間違いが起こるのだと思います。 まずあまり凹凸のないものからやった方がいいと思います。 凹凸が多いとややこしいので、ますます図面と立体の関連付けができなくなってしまいます。 素人だと図面から空間を起こすのは非常に難しいのです。とても頭では想像できません。 ともかく、たくさん例題を行い、頭の中で空間を意識できるように訓練するしかないと思います。