黒田日銀デフレ脱却に失敗、なぜ責任を取らない
結果、黒田日銀はデフレを脱却できず、それどころか昨今再びデフレ経済へと逆戻りの兆候が数多く現れています。岩田日銀副総裁は「2年でインフレ目標を達成できなければ辞任する」と語り、黒田氏も似たような話をして日銀総裁の座につき仕事を始めました。
しかし当初の日銀並び政府の公約期待によるインフレ期待は消え、デフレ脱却とは程遠い状態に戻っており、現在の日本は民主党政権時代と大差ないほどの状態になって来ています。
アベノミクスではアクセルとブレーキを同時に踏むような政策ばかりを行っており、消費税増税、緊縮財政のための社会保障削減と構造改革など、デフレを促進するような政策に力を入れています。
そして日銀もそれを推進し、消費税増税時には黒田氏自ら安倍政権に増税プレッシャーをかけるようなことをいくつも行っていました。
黒田氏は「デフレ脱却できないのは、原油が急落したことが原因」と自らに責任はないことを強調しています。
仮に(仮にですが)、デフレ脱却できないのが原油価格も問題であったとしてもケジメとして黒田氏は責任をとって辞任すべきであるはずです。日本のような国では黒田氏以外でもデフレ脱却に努め日銀総裁の責任者として仕事をできる代わりの人材は数多くいる訳ですから。
結局現在の日銀では、日本でありがちなメンツが潰れるから責任を認められず、「誰かのせいではなく、みんなの責任」という無責任体制で、責任は有耶無耶のままいつまでも居座っているという状態になっています。
黒田日銀はなぜデフレ脱却に失敗したのに責任をとって辞任し、新しい日銀体制へと移行させないのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 確かに大半の人が日本円の貨幣価値が下がってることに気付いてないですよね・・・ 銀行預金している間に金額は同じだけど資産価値が減っていることにどれだけの人が気付いているのやら・・・ というかすでに2%のデフレを超えてますよね。