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株価を決めるもの
色々な要素で株価は決まりますが、 その中の一つに業績があると思います。 なぜ業績が良いと株価が上がるのですが? 業績が良いと配当が増える可能性があるからでしょうか? もし業績が良くても配当を増やさないとしたら 株価は上がらず、逆に、業績が悪くても 配当を増やすとしたら株価は上がりますか? よろしくお願いします。
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(1)業績がいいと、(お察しの通り)すぐに、あるいは近い将来、たくさん配当をしてくれると期待できますから、「ほしい・買いたい」という人が増えます。 買いたいと思う人が増えると株価が高くなります。 (2)業績がいいのに配当を増やさない場合、たいがい会社は、次のもうけ口に投資するため準備をしている場合が多いです。 となると、今は配当が増えなくても、次には大幅に増える(あるいは資産が増える)と期待できるのでやはり「ほしい・買いたい」と思う人が増えます。 (3)業績が悪いのに配当を増やすと、配当の元になった資金が何なのか、なぜ配当を増やしたのかなぁと心配になります。 つまり、業績が悪い中での配当増加は、経営者は「つぎに何に投資して儲ければいいのか」わかっていないことなるので、会社の先行きが心配になります。 先行きが心配になると、「売りたい」と思う人が増え、売りたい人が増えると株価は下がります。 つまり、業績が悪い場合は、配当を増やすとかえって心配になり、株価は上がる可能性より下がる可能性のほうが大きいと思われます。 記憶に寄れば、マイクロソフトは創業以来、かなりの期間「無配」であった・・・ その分、どんどん投資に回して、ドンドン成長していったので、無配なのに株価はうなぎ登りになりました。 そのマイクロソフトが、比較的最近になって配当を始めたので、市場は「ああ、成長が止まるんだな」と解釈して株価は下がったのではなかったかと思います。記憶ですので、記憶違いかもしれませんし、下落は一時的なものだったかもしれませんが。
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- mrmk
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株という物は会社を細切れにして出資者に権利をくばった物で、つまり会社そのものです。 たとえばあなたの家が八百屋をやっていたとすると、あなたをと従業員を除いた全てを株式に変えて、投資家に売ってしまった状態ですね。 あなたと従業員はお給料を八百屋から貰っていますが、それらを除いた儲かったお金は八百屋に日々貯まっていきます。 業績が良ければ、その貯まったお金が増えていくわけで、それの権利を株主が持っているわけです。 ですからそれら儲かった利益を預かって運営しているあなたと従業員がちゃんとしていれば、配当を出そうが出すまいがそれらの権利を細切れにした株の価値は上がっていくわけで、価値が上がれば当然株価も自然と上がっていくわけですね。 あなたと従業員がそのお金を配当するよりもっと良い儲け話に投入して儲ける事が出来るなら、配当金に回さなくても価値は上がっていくはずですよね。 っで、伸び盛りの新興企業は配当をあまりせずに、そのお金をどんどん次の投資につぎ込んでいき、営業地域を決められて外に攻めていけない伸びる見込みの少ない電力会社や、、、まあ、今は電力会社は落ち目ですが、、、同じように地域を決められていたガス会社や鉄道会社などの、いわゆる今後の伸びる見込みの描きにくい会社は配当が高めになっているわけですね。